2002年の
monologue

2002/12/23



父が、お歳暮で貰った干し柿を食べながら、歌っていた。

まいうー♪


ぱしゃのき○たま
ぱしゃのき○たま♪
まいうー


一部自主規制。


パパン、少し、下品だと思うよ。
それに、ちょっとリアル過ぎるよ。パパン。

◆◆◆

2002/12/14

天気予報。

天気予報の様にありたいと思う。

当たっても奢ることなく、
外れても悪びれることはない。

結果がどうあれ、
次の予報を少しでも正確にするために全力を尽くす。
過ぎ去った過去を、未来のために昇華する。
その努力をひけらかすこともない。

天気予報は、自分のするべき仕事を、与えられた役割を知っている。

悪態を衝かれても、
真摯に一途にやり遂げる。

僕は、天気予報の様にありたいと願う。


とりあえず、願ってみる。

(弱)

◆◆◆

2002/12/11

HPのカウンタを借りているところのサンプル掲示板に、
こんな心温まる(?)メッセージのやり取りがあった。


『死んだほうがいいかなあ』

「死ぬな」

『ありがとう。』


見ててなんとなく元気が出た。

こんなことで心が揺れてしまうこと自体、
僕も結構、疲れてるのかなあと思う。

◆◆◆

2002/12/10

待ち合わせをすると必ず遅刻する友人がいた。



いやー、すいません。
予想以上に俺の足が短くって。



本当に短い足だった。

僕はいつも羨ましく思っていた。
彼が良い言い訳を持っていることを。
だけど、彼が誰からも愛され許される理由は、
本質的にそこではないんだ。


何しても許されちゃう人って、いるんですよね。

◆◆◆

2002/12/09

早くも街は、X'masモード。
ショーウインドウは赤と緑と白に彩られ、
あちこちからX'masソングが聴こえる。

ドラッグストアからも。



きーよーしー まーつもーとー
いーつーもー やーすーいー



そこまでやすくもない。

◆◆◆

2002/12/07

見たくないものを
見ないようにしていたら
本当に見えなくなった

聞きたくない言葉を
聞こえないふりをしていたら
やがて聞こえなくなった

心配なことは
気にならないふりをしていたら
そのうちどうでもよくなった

哀しくないのに
哀しんでいるふりをしていたら
誰かに軽蔑された気がした

つまらないのに
笑っているふりをしていたら
心がからっぽになった



僕は、そんな僕が嫌いだ



でも進んでいく

◆◆◆

2002/12/06

弟が4日ぶりに家に帰ってきた。

---

「どこ行ってた?」

「一日目は呑んでて、二日目はサウナで、三日目は友達ンとこで呑んで…」

「年末だもんなあ」

「しようがないよね」

「ところでさ、そーいう時ってお前、替えの下着とかどうしてんの?」

「ないよ」

「ないって…」

「だって、しようがないじゃんよ」

「てめー、えんがちょだこのやろー」


ぱんつぐらいコンビニで買うとかなんとかしろよ。

◆◆◆

2002/11/23

自分の足で走るのは気分がいい。

定期的に身体を動かしていないと、
ポジティブな気分になれない。

たぶん、バイクで走るより、自分の足で走る方が好きだと思う。

時々、予期せず身体を動かしたい衝動に駆られる。
例えば、仕事の帰りに、
スーツに革靴という姿のまま走り出してしまう。
冷えた夜の空気が頬を撫でる感覚や、
固まっていた筋肉がほぐれていく感覚が心地よい。

道往く人にはちょっと変な目で見られるが、
別に気にすることじゃない。


でもひょっとして、
トイレを急いで走っている様に見えはしなかっただろうか?

◆◆◆

2002/11/22

些細なことに感動しようと
努力している自分を発見して、少し愕然とした。


努力しなくちゃいけないなんて。


感情は意識して得るものではなくて、
もっと自然でリアルなものなんじゃないか。


結局のところ、
みんな夢中になれるものを捜して、
必死になって生きている。
大人が心のバランスを保つためには、
欺瞞も必要だ。

いつか斜め読みした聖書に、こんな言葉があった。

川が海に流れ込んでも満ちることはなく、
目は見ることに飽きることがない。

感性はそう簡単に飽きたりしない。
すみっこの水が、ほんの少し濁るだけだ。

僕もちょっとばかり汚れただけなんだと思いたい。

◆◆◆

2002/11/15

父が仕事の帰りに、
ホンジャマカの石塚くんが乗るクルマと出合ったそうだ。
さも嬉しげに語ってくれた。

「クルマがすごく混んでて、
二時間以上一緒に走っていたんだけれど、
その間、ずっと食ってんだよ。
食いつづけているんだあいつ」

バックミラーでその様子をずっと見ていた(危ないな)父は、
すっかり石塚くんに惚れ込んでしまった。

「やつは、いい」

プライベートで、只クルマの中で食べているだけで、
ファンを一人増やしてしまう。
芸能人のオーラってすごい(オーラじゃない)

◆◆◆

2002/11/13

12MB ADSLすんなり開通。

かつて、Macintoshの純正接続ソフトが調子悪くて、
英語のフリーソフトを使って、
苦労して繋げていた時代が夢みたいだ。

このサイトも、結構画像多くなっているし、
ダイアルアップで見ている人には結構重いのかもしれない。

まあいいか。
(反省の色なし)

◆◆◆

2002/11/10

通っているトレーニングジムでは、
いつもダンスミュージックが流れている。

普段はあまり耳にしない系統の音だが、
身体を動かすときは、やはりアップテンポな曲がいい。
一度、MP3プレイヤーにサイモンとガーファンクルを入れてジョギングし、
酷い目にあったことがある。
スローなブギじゃ、踊れない。


昨日流れていた曲が耳にこびりついて、非常に困っている。
タイトルも、グループ名も分からない。

こんな曲だ。


弾丸、屁ーぇ。オゥオ。
弾丸、屁。

(ちゃらっちゃっちゃらー)。

弾丸、屁ーぇ。オゥオ♪

本当は何て歌っているんだろう。


◆◆◆

2002/11/07

首と肩こりと腰の痛みに耐えかねて、
椅子を新調することにした。

半年ほど前からいい椅子を捜していたんだけれど、
手ごろな値段でいいのがなかなかない。

…で、アーロンチェアを衝動買い。


12万円。



貧乏なくせに何やってんだ…。

◆◆◆

2002/11/2

弟がカップ焼きそばの出し汁で珈琲を淹れた。


怪しげな油が浮き、
えも言われぬ香りを放っている。
勇気のあるやつだ。
僕は脇でにやにやしながら応援していた。

一口、奨められる。


死亡する。

◆◆◆

2002/10/31

旅行に誘われている。

双眼鏡を持ってきて欲しいと言われ、
心当たりがあったので、二つ返事で引き受けた。

↓僕の持っている双眼鏡ってこれだ。


小学生の頃、
チューインガムの得点を20点集めて貰った。

未だ僕の宝物である。

◆◆◆

2002/10/27

冗談のつもりで、
飲み残しのビールをサボテンにあげたら、
かなり元気がない。

麦芽、ホップ100%だから有機肥料になると思ったのだが、
果たしてそうでもないようだ。

ごめんな。

◆◆◆

2002/10/24

スターバックスでマグカップを物色していたら、
アルバイトの可愛い女の子が、
小さな紙コップに入ったコーヒーをくれた。

寒い日だったので、
とてもありがたかった。

「これから人に会わなくてはいけないし、
買うのは帰りにしようと思っているんだけど」

と、僕は言う。

「お待ちしております」

彼女はにっこりと微笑んでくれた。
とても素敵な笑顔だった。

結局、まんまと忘れて帰ってきた。
少し良心の呵責を感じている。
でも、僕は、僕はお人よしでもいい人でもない。

相手が男だったら、思い出しもしなかった筈だ。

◆◆◆

2002/10/21

「3K」という言葉がある。

キツイ 汚い 危険

という、あれだ。
おれは軽く10K以上持ってるぜ。

くさい:[ku-sai]
きもい:[ki-moi]
かっこ悪い:[kakko-warui]
哀しい:[ka-nashi]
給料安い:[ku-ryo-yasui]
勘弁して:[ka-nben-shite]
苦しい:[ku-rushi]
このやろう:[ko-noya-ro]
加トちゃんぺ:[ka-tochan-pe]


ねたとしてはちょっと寒く、引かれることが多い。

◆◆◆

2002/10/14

スキードームザウスが9月で閉館した。

あの土地にはかつて、
船橋ヘルスセンターと言う、巨大な施設があったらしい。
現在の東京ディズニーランド並みの隆盛を誇った後、
しおしおと潰れていった。

父の世代は、ヘルスセンターのことを遠い目で話すことがある。
けど、僕らの世代がヘルスセンターに持っているのは、
潰れたレジャーランドというマイナスイメージだけだ。

7月の終わりごろ、MTBで谷津干潟を徘徊中に撮影


僕らの世代のトラウマはザウスになるのか。

ウインタースポーツに興味がないので、
個人的にあまり思い入れのないメモリアルです。

◆◆◆

2002/10/10

タクシーにおかま掘られた。

赤信号で停止して、「ふう」と一息ついた時のこと。

ききぃー、どん。

ちょうど達磨落としみたいな感じで、
バイクが股間から飛び出した。
幸い、怪我は大したことなかったが、
衝撃で、そらいろ号のシートレールがもげてしまった。


レーサーのストリップみたい。

なんて言ってるばやいじゃない。

◆◆◆

2002/10/08

人間は、同じ状態をそう長くキープできない。

ハイテンションの後は、
相対的に落ちこんでしまう。


自分で落ち込んだんだ。這い出せるさ

              ベルリン 〜天使の詩  より


這い出せるさ。
いつもの様に、自信はなくても、
上を向いて歩くんだ。



そしたら、げろ踏んだんだ。

◆◆◆

2002/10/06

あるガールフレンドのダイエット方法。

(1) 十日間、朝昼夜をマクドナルドで通す。
 飽きるまで食べればきっと嫌いになる。
 ※特にフライドポテトを重点的に。
 
(2) 夜6時以降にものを食べない。
 寝る前に食べるのが良くないのだから。
 ※夕食が抜けたぶんは間食で補う。

何かが間違っていると思う。

やってる本人は至ってまじめなので、
結果がどうあれエールを送りたい。

◆◆◆

2002/10/01

一人暮らしの頃の名残で、
僕の部屋にはマイ冷蔵庫やマイ掃除機がある。
ちょっと前までマイ電子レンジもあった。

マイ冷蔵庫は、秋になってきたら調子が良くなったようで、
冷やしていたビールがシャーベット状になってしまった。

シャビールと名付けた。

微炭酸のさらっとした飲み口で。

とても不味い。

◆◆◆

2002/10/01

コンピューターウイルスに感染した。

パソコンを使い始めて5年になるけれど、初めての経験だ。

仕事上、セキュリティには随分気をつけている。

IEやWindowsのアップデートに目を見張らせ、
怪しいサイトに行かないように気を付けて、
セキュリティツールにもきっちり投資してきた。


だからウイルス駆除を体験できたことが少し嬉しい。
何ごとも経験なのだ。


喜んでいるからと言って
ウイルスメールを送ったりしないで下さい。

◆◆◆

2002/09/30

他所の食文化にカルチャーショックを受けることって、
割とあることだと思う。

最近僕が感動したのは、食後の赤ワインのおつまみに、
お菓子のカールが出てきたことだ。

趣味の良い美しい器に、
三種類の味のカールが上品に盛られていた。
添え付けはポッキー。

僕らはそれを漆塗りの箸で食べた。

BGMはストーンズの"She's a rainbow"。

優雅でしょう?
シチュエーションだけでめろめろ。

◆◆◆

2002/09/29

メールを送る時、時間に余裕があれば、
一日寝かせて見直すことにしている。

ぱたぱた、えいっと送ってしまうと、
後になって文面を見返した時に、
「うわぁ!」と頭を抱えてしまうことが多い。

昔から使っている方法だが、
作家の村上春樹さんが同じやり方をしていることを知って、
文章のプロが僕と同じ考えを持っていることに、
すごく安心し、力付けられた。

でもやっぱりメールでは後悔し続けている。

根本的な問題は別のところにあるってことなんだろうな。

◆◆◆

2002/09/21

親父がママチャリを貰ってきた。
僕の家に、ほぼ10年ぶりにママチャリがやってきた。

父親が乗ってもママチャリ。

そんな話は置いといて、乗ってみたら、重い。


チェーンは給油したし、ブレーキも引きずっていない。
タイアの空気だってちゃんと入っている。


毎週MTBで20kmぐらい走りこんで、
結構、運動したーって気になっていたけれど、
あまりカロリーは消費してなかったのかもしれない。


ダイエットには、ママチャリが良いと思う。


スポーティで高級な自転車はラク過ぎて意味がないです。

◆◆◆

2002/09/19

フェザーと言う名前のバイクがある。

FAZER

faze  … 心を騒がす, 驚かす.


er(〜するひと)をくっつけて、FAZER。



つまりFAZERの意味は、どきどきびっくりマンか。



さすがはハンドリングのヤマハだ。
(意味不明)

◆◆◆

2002/09/12

郵便局の職員に「学生さんですか?」と聞かれて、むっとする。

男三十代。
そろそろ、黙っていても滲み出る、
自信と尊厳を身に付けたいものだと切に思う。
いくらなんでも学生はない。

僕は基本的に硬派を目指しているのだ。


人が硬派のパロディとしか思っていなくても。だ。

◆◆◆

2002/09/09

「星の王子様」は、好きな本の一つ。
翻訳は、内藤 濯さん。

濯は、「あろう」と読むらしい。

これを、

「たくだよ。だって洗濯のたくじゃん」

と言い張って、
とても恥ずかしい思いをした。


…ふん。(-_-x)

◆◆◆

2002/09/07

付き合い始めたばかりの女の子と、
日比谷公園でデートしていて、うっかりはぐれてしまった。

さほど遠くに行ってしまうことはないだろうし、
適当に歩いていれば、
そのうち会えるだろうと高を括っていた。

ふと茂みを覗くと、一匹の黒猫。
とても人懐こくて、足元に擦り寄ってくる
僕は猫とひとしきり遊んだ。

彼女が僕を見つけて、

「○○さんて、ねこ好きなんだ」

なんて好感を抱いてくれないかとゆう、
しょーもない期待も少しあったと思う。

そして、彼女は、僕を見つけた。

「わたしと猫とどっちが大切なのよ!!」


猫のお陰で、
女の子の思考回路のある一部の真実を、
確かに学習したと思う。

◆◆◆

2002/09/06

アマゾン・ドットコムは、
過去の買い物の履歴から、
ユーザー毎に「おすすめ商品」というのを表示する。

顧客毎の嗜好を分析し、
興味を引く商品リストを提示するアイデアは素晴らしい。
商品リスト、在庫管理、顧客データベースとの関連付けなど、
そのサービスを提供するためには、
大変な労力と資本が必要になる。

大したものだと思う。

さっき僕がログインしたら、この本が一番上に出てきた。


『ドラえもん (スネ夫編)』
藤子・F・不二雄 (著)



スネ夫編。



スネ夫と言えば永遠の謎がこのヘアスタイル



おすすめ度:★★★★☆
スネ夫の魅力が満載された、スネ夫マニア垂涎の一冊。
いとこのスネ吉も同時に堪能…(カスタマーレビューより抜粋)


ふうん……。
(熟考しているらしい)

◆◆◆

2002/09/04

僕の隠れた(?)趣味に、絵を描くことがある。

僕は絵の世界に深く深く潜り込むことができる。
その世界には物語があることも。

創作には「神が舞い降りている瞬間」というのが確かにある。

そんな大層なもんでもなくて、
「おっ、この辺いい感じ!超いけてるんじゃない?」
って自画自賛してる状態のことなんだけど。

描いている時は夢中になっていて気付かないが、
暫く間を置くと、
必ずと言っていいほど、
その絵がいかに酷いかに気づいてしまう。

そんな訳で今の所、僕の描いた絵が人の目に触れたことは殆んどない。

絵を描くのは好き、でも、自分の描いた絵は嫌い。

自分で言うのもなんだけれど、これってかなり不幸なことだと思う。

◆◆◆

2002/09/03

携帯電話を買い換えたいのだけれど、
最新機種は高価すぎる。

普段使わない機能をごちゃごちゃ付けるより、
基本的な機能がしっかりして、デザインがかっこよくて、
しっくりと手に馴染む、使いやすいものがいい。
できれば防水で、丈夫なもの。
値段は一万円以下。

ロングセラーになると思うのだが、
そんなのはどのメーカーも作ってくれない。


マス・マーケットでニッチを追い続ける。


おかしな商品だ。携帯。

◆◆◆

2002/08/29

そうは見えないかもしれないけれど、
僕は人と会うことにかなり緊張する性質だ。
要は対人恐怖症だ。

もし僕が普通に振舞っている様に見えるなら、
僕が君の存在をそれほど意識していないからだと考えていい。
相手がかけがえのない存在であればあるほど、
僕はその人の前で、
何も言えなくなってしまう。

それどころか、その人に会うことを考えるだけで、
何もできなくなってしまうんだ。

–––

遅刻した理由を苦心して考えたが、
相手に聞く意思がなければ意味がないことを学んだ。

◆◆◆

2002/08/28

メキシカンマンゴーは、本場メキシコでは、
『ハポネス・マンゴー』と呼ばれている。

キクチさんという日本人が品種改良して味が良くなり、
海外輸出に貢献したために、
彼の地でそう呼ばれる様になったのだとか。

それは同じ日本人として、誇るべきことのように思う。

しかし、スーパーで見かける輸入マンゴーの箱には、
誇らしげに『メキシカンマンゴー』と印刷されている。

本物が市場論理のために、
名を偽らざるを得ないことだってある。

…かも知れないってお話。

◆◆◆

2002/08/23

ずいぶん昔の話になるが、
僕の友人が竜巻の被害に遭った。

彼は10年間のローンを組んで、
中古のダンプを購入したばかりだった。
若いのに大胆な投資をしたものだ。
僕は感心せざるを得なかった。

だが、竜巻。

竜巻は彼の父が運転するワゴン車を空中に巻き上げ、
それを彼の(買ったばかりの)ダンプの上に落下させた。
両車とも全損。

嘘みたいな、本当の話である。
NHKのニュースにも出た。
背骨と腕を折り、全治半年の重症患者である彼の父が、
女性アナウンサーの肩越しに、
満面の笑みを浮かべて、
ピースサインを出していた。

ちょうど今ぐらいの季節だった。

自然は確かに恐ろしい。
でも、人間だって、結構強い。

◆◆◆

2002/08/22

身に憶えのない小包が届いて困ったことはありますか?

---

ある日仕事から帰ると、
M(仮名)の元に自分宛ての小包が届いている。
代金引換で母が支払いを済ませていた。

Mは通販を頼んだ記憶はない。
安くはない金額だったが、母に悪いと思い、しぶしぶお金を払った。

小包の中には、過激なえっちグッズが何点も入っていた。
Mの頭が痛み始めた。

何の嫌がらせだ?
俺は知らぬうちに、人の恨みでも買ったのか?


ほどなくして、犯人がMの友人であることがわかった。


てめえ、何考えてんだ。
友人 俺ンとこ(社員寮だから)代引使えねえんだよ。
    それでお前にモノだけ受け取ってもらおうと思って。
うちだってまじいよ。大体先に相談しろよ。
友人 この前の飲み会の時、言ったぜ。忘れたのか?
…憶えてねえ。
友人 (金は)ちゃんと払うよ。後で取りに行く。
渡せないな。
友人 何で?
使っちゃったもん、俺。
友人 ………。
だって、ものがある以上、使わなきゃ損だ。
友人 ………。
一度だけだけど。いるか?
友人 いらねえ。
---

二人して最低だと思う。

◆◆◆

2002/08/09

親父が法事から帰ってきた。

お土産は死んだばあちゃん4人の歌が入ったカセットテープ。
オケなしの生声。

一部、解読不明なところがあったが、
今回の法事に知っている人が来ていて、
どのパートを誰が歌っているのかが分かったそうだ。

叔父がきちんとした解説を作って、
後で送ってくれると言う。




悪いけど、とても嫌だ。

◆◆◆

2002/08/04

ミキサーに大根を入れたら大根おろしができるかな。


料理番組が好きな人が、
必ずしも料理が得意とは限らない。

薀蓄はたくさんあっても、
やっぱりメモぐらいとって置かないと、
実戦では役に立たないと思うんだ。

アタマん中で作ったつもりになっていても、
経験は育たない。

正しい分量と時間は大事だ。
手を動かすこと。
手間をいとわないこと。
それが真心と言うやつだよ。


ミキサーに長芋を入れたらとろろ汁ができるかな。

◆◆◆

2002/07/25

ギャツビーのフェイシャルペーパーというのを買った。

汗をかいた時に、
さっと顔を拭いてさっぱりできる。
結構気持ち良い。


香りがトイレクイックルと同じだが。


男の顔は便座扱いか。

◆◆◆

2002/06/23

弟が携帯に、こんなメールを送ってきた。

知ってた?
DoCoMo・au・J-PHONEにこんな機能あるの!!

[タッチセンサー機能]

下の枠の中を指で押してみて

■■■■■■
■        ■
■  PUSH  ■
■        ■
■■■■■■

すると…
な、ななんと!
画面に指紋が〜これはメチャ便利。

今、少しでも画面に触れた人は、
たいがいアホです。

アホそうだな〜と思う人に送ってね


コピペしてお友達に試してみてください。
きっと殴られます。

◆◆◆

2002/06/18

お袋のジーパンを履いた。
そーいう趣味があるのじゃなくて、純粋に事故で。

むこうずねまでしか丈がないので、変だと思ったんだ。
でも、それ以外はサイズぴったりで、おしりも具合良く収まる。

ウエスト70。


70!?


僕がいつも履いているリーバイスのウエストは76です。

世の欺瞞をまたひとつ知ってしまった気がする。

◆◆◆

2002/06/10

鬼ハンとか、ロングフォークとか、
とぉっても乗りずらそうなバイクで走っている人たちって、
実は、一種の苦行をしているんじゃないだろうか。


インドの修行僧みたいに。


一生、転がり続けて生きていく人がいる。
一生、同じものばかり食べて生きていく人がいる。
一生、逆立ちして生きていく人がいる。


彼らは誰かに指示されたやり方ではなく、
自分で、好きな師を選び、好きな方法で修行をしていく。


それが、どんなカタチであれ、
彼の国で修行僧は尊敬の対象。
なかなかに素敵な人生なんじゃないかと思うのだ。


彼らには共通項がある。


日本ではただの変人としか見られないってこと。

  monologe 2003  <===    

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