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05/12/31(土) 00:01:38
家の近くに捨てられてにいにい言っていた野良猫が、 成長して、こんなに大きくなってました。
例に拠って犬の散歩中に、近所のおばさんと会話していると、 「猫、でかくなりましたね」 「ああ、あの泥棒猫ね」 「何か盗られたんですか?」 「いや、なつかないから…」 なつかない猫は泥棒猫ですか。あんまりだ。 (けして女性をメタファーの対象に持ってきてはいけない)
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05/12/23(金) 09:20:18
朝、犬の散歩をしていると、 近所の愛犬家と偶然顔をあわせた。 「おはようございます(にっこり)」 挨拶は、健全な人間関係の基本だ。 僕もにっこり微笑んで返した。 「ドッグ(dog)モーニン」 飼い主のみならず、犬にまで引かれた。 冷え込んだ朝に放たれた寒いジョークで、 世界が静寂と灰色に包まれる。 僕は静かに自己批判し、乾いた空を見上げてふっと白い息を吐いた。 彼女の背中が遠さがって行く。 僕の声はとても小さくて、貴方の基に届かない。 「ドッグ(dog)バイ」 いつも。いつだって。
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05/12/07(水) 00:08:17
「難しさに気付くことが解決への第一歩」 誰の言葉だか忘れたけれど、時々反芻する言葉である。 何ごとも気付かなきゃ始まらない。 ––– 勤め先のビルは、 セキュリティのために電子ロックを用いている。 4桁の暗証番号を入力するだけの、シンプルなものだ。 お昼ごはんを買いに出た帰り、 その暗証番号が火曜日に変更されるとゆう メールを読んだことを思い出した。 誰かが来てくれるまで、待つしかない。 僕は冬でも夏用のスーツを着ている。 現在は通勤時間も短いし、 室内は暑いくらいに暖房が効いているからだ。 でももちろん外は寒い。 やがて凍えて自分の存在が惨めになってきた頃、 隣の島の女の子が帰ってきた。 「…あの、番号が変わるのは、来週からなんですけれど」 「あ、知ってたよ」 やだなあ、決まってるじゃないですか。 わざとですよ。わ・ざ・と。 ちょっとボケてみたかっただけ。
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05/12/03(土)
そりゃもう何事もなかったかの様に始めます。 ––– 最近、リアルな夢をよく見る。 現実の人間が、ほぼ現実のキャラのまま、登場するのだ。 結果として、僕は夢の中でも 普段とさほど変わりのない日常を過ごしている。 ビジネスの会話もするし、クルマの掃除もする。 時々は女の子を口説いてみたりもする。 (そして夢でも失敗する) そのせいか、充分な睡眠を取っていても、却って疲れている。 現実と夢との境が、崩れつつある。 こーいうのは、所謂分裂病の初期段階なんだろうか? でも、数年ぶりに貰った青切符は夢ではない様だ。 何故、夢ではないのだ。 …ちくそう。
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05/10/27(木) 02:12:15
バイク乗りの友人が、事故で亡くなった。 何か良くない知らせであることは、直感で分かった。 不幸な知らせは、いつも唐突にやってくる。 こちらの都合はお構いなしに。 初めてのことじゃないが、 打ちひしがれずにいられない。 何ができたと思う。 僕に何ができただろうと思う。 何処かに罪の意識が少しあるのかもしれない。 答えはない。 僕の声は、もう彼に届かない。 もう誰も、彼の背中を追うことはできない。 誰からも愛された男が、 誰よりも速く人生を駆け抜けて行く。 彼の魂に黙祷を捧げたい。
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05/10/26(水) 22:59:28
先週末、伊豆に行った帰り、 箱根新道の出口で数百台もの旧車會に遭遇した。 ばいんばいんばいん。ぶおぶおぶを。 だだーん。ぼよよんぼよよん。 ばいんばいんばいん。こしゃ。 (あっ、たちゴケした) 旧いオートバイは嫌いじゃないけど、 あの手の連中は好きになれない。 まあ、一般の人から見たら、バイク乗りなんて、 みんな大して変わりないのかも知れないが。 売店のおばちゃんに同意を求めてみた。 「最近、また多くなってきたんですか?あーいうの」 「勇ましいわよねえ。ぽ」 「困っちゃいますよね。まったく」 「かっこいいわあ。ぽ」 「…や、だめでしょ。あれは。(汗)」 「できることなら、私もやってみたいわあ。ぽ」 おばちゃん、ずいぶんストレス溜めているんだな。
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05/10/22(土) 21:42:15
どうしても眠ってはならない場面で睡魔に襲われると、 決まって彼らのことを想い出す。 スイマーズ。 競泳パンツにゴーグルとスイムキャップ姿で 演奏していた奇妙なバンド。 昔、深夜放送で一度だけ見た。 どんな音楽をやっていたのかは全く記憶にない。 スイマーズは無声映画の様に僕の空想の中で飛び回り、 音の出ない楽器をかき鳴らす。 だめだよ。このままでは眠ってしまうよ。 唄ってくれ。僕のために唄ってくれ、スイマーズ。 とびきり速くて、クールなやつを。 今頃何処で、何をしているんだろうか。 スイマーズ。
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05/10/13(木) 22:09:05
有給を取って、刀号のユーザー車検に行ってきた。 もう四回目だから、自信を持って挑む。 心配なのは、左のウインカーを灯けた時に、 右も仄かに点滅してしまうことくらい。 でも原因がわからないし、過去二回もそれで通してきたし。もぐもぐ。 (…いいのかそれで) 13日を選んだのは、六曜で先勝だったから。 「先んずれば即ち勝つ」 朝一番で陸運入りし、てきぱきと書類を書いて、 30分で全て終わらせた。 HPのネタにしようと写真を撮影したりするから、 気が散って仕事が遅くなるんだな。 しっかりネタにしてるけど。
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05/10/06(木) 23:16:20
通勤路にて。 前方から女子中学生が4人、 横に並んで歩いてきた。 僕は行く手を阻まれた形だ。 ここはスクール・ゾーンなのに。 小さな小学生もたくさん通る道なのに。 集団で道の中央を練り歩くなんて。 子供たちは圧倒されて、慌てて壁際に避けている。 彼女たちは会話に夢中で、そんなことは一向意に介さない。 その無神経さに、少し苛立つ僕がいる。 (割にモラリストなのだ) もちろん。 わき道に逸れて、 彼女たちが通過するのを大人しく待ちながら。
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05/09/27(月) 23:59:34
生きています。 ––– 一気に涼しくなって夏の疲れが出たのか、微熱が続いている。 予期せず鼻水が垂れるのが困る。 ティッシュで咬むほどの量ではないから、 オフィスで鼻をすすることが多い。 汚らしいおっさんそのものの自分が嫌になる。 すう、ちゃぴん。 箸を付けていない昼食のラーメンに、落ちた。 ……………。 同僚が声をかけてくる。 「あれ、nさん(本名)、食べないんですか?」 「うん、風邪気味で食う気がしないんだ(咄嗟の小嘘)」 「もったいないですよ。俺、食いましょうか?」 「いや、やめた方が…」 「食べないんですよね?」 「うん、まあ」 「いただきます」 ああ。 「ずるずるずるー」 食べている。 「ずー」 汗を拭いながら、とても旨そうに食べている。 僕は。 僕は、止めたんだ。
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05/08/22(月) 21:24:34
携帯を換えました。 キャリアも端末メーカーも変わったので割と大変。 使い方を勉強しながら、 知り合いに『番号変わりましたメール』を送っている。 何人かには届いていると思うけれど、 スパムみたいな文面でごめん。 友人:「おー、電話変えるとは勇気ある決断!」 僕:「大丈夫。俺、友達も人脈もとても少ないんだ」 とっても、少ないんだ。 自信を持ってそう答えられる自分が心配です。
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05/08/22(月) 21:24:34
いろいろなことが、 少しづつどうでもよくなってきている。 ––– 「タコ焼き発射します」 そんなもの発射してどうするんだ。 冷静に考えてみろ。 「(4番線から)中野行き、発車します」 少々、突飛な空耳だった。 タコ焼き発射した方が面白いのに。 本当にやったら、後で掃除が大変だ。 誰も喜ばないことに努力を費やすのは空しいことだと思うよ。 自分を見失ったツケは大きいのさ。 ほんの一時だけ、楽しむことができたとしても。 僕は知ってるんだ。 時々、忘れてしまうけれど。 空想のタコ焼きに僕は打ちのめされてしまう。 ––– 本日はJRと東京メトロが仲良く遅延して、 大変でした。
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05/08/14(日) 21:13:32
午睡。 ある夏の日の午後。 僕はタオルケットを敷いて、その上で横になる。 じゅうたんの上でそのまま寝ると、ちくちくするからだ。 エアコンをつけているので、じっとしていると肌寒い。 上掛けをもってくるのも面倒なので、 左右からタオルケットを引っ張り上げて 自分の身体をくるむ。 蓑虫完成。 僕は心置きなく眠りに就く。 やがてエアコンのタイマーが切れる。 じりじりと部屋の温度が上がる。 寝返りを打って、 下になった腕の感覚がなくなっている。 これはまずいと起きようとするが、 代謝の悪い僕は寝ながらに貧血を起こしていて、 身体が全く動かない。 意識は覚醒しているのに、身体が全く動かない。 残暑の西日がブラインド越しに影を落とす。 滲む汗が頬を伝う。 自分の殻に閉じこもって身動きが取れない。 蓑虫は哀しい生き物なのだと僕は知る。
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05/08/02(火) 22:40:17
三日間の有給と週末を重ね、 短い夏休みの今日が最後。 明日からはまた忙しく働かなければなりません。 そんなに忙しくなくても、忙しいふりはしとかないといけません。 暇なら暇で睡魔と闘わなくてはなりません。 睡魔は手強い相手です。 遂行されるべき義務が存在するということは、 それが全く大したことでなくても気疲れするものです。 本日は一日何もせずにぐんなり休み、 来るべき戦いに向けて鋭気を養うことにしました。 しかし、じっとしてるとだんだん身体を動かしたくなってきて、 やがて我慢しきれなくなり、夕方から走ってきました。 オートバイではなく、自分の足で。 薄暗い峠を「ちかんに注意」という看板を横目に、 はあはあ言いながら汗だくで走ってきました。 休み明けだというのに、 疲れ果てて朦朧とした状態で職場に現れる僕。
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05/07/09(土) 23:03:50
夏に向けて、 クシタニのカントリーメッシュジーンズを購入。 革だからバイクとのフィット感が高く、 パンチングメッシュなので、暑い日もそれなりに快適に走れる。 ジーンズっぽいから、街乗りでも大げしくない。 ハングオフした時が素晴らしい。 股間を流れる一陣の涼風が僕を癒す。 そのことが僕を、哀しい気持ちにさせる。 キミはずっとずっと辛い思いをしていたんだね、マイサン。 直線は割と普通なのでコーナーが待ち遠しい。 マイサン、待ってて。もうすぐだ。 なんでもない緩やかなカーブでも、 僕は大きく腰をずらし、全力でコーナリングする。 ヘルメットの中で無駄に愛を叫ぶ。 マイサン、キミのために僕は走る。 爽快感、ゲッーーーート! コーナーを駆け抜ける度に、叫び続ける。 たぶん、僕は自覚しているよりずっと、 うすらばかなのだ。
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05/06/16(木) 23:57:46
考えてることが全て実行に移せるなら誰も苦労しない。 でも、コンピュータの世界では、それが可能である。 CPUはプログラマが記述したソースコードを、 可も不可もなく実行する。 システムの中では誰もが神になれる。 支配領域を限定された神。 クラスは僕の忠実な下僕であり、オブジェクトは僕の分身だ。 コンパイル完了、起動準備OK。 Let's Run!!! ––– 無駄な処理を繰り返す僕。 未使用領域を溜め込む僕。 おなじところをいつまでもループしてる僕。 ぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐる。 バグる僕。 使えない僕。 異常終了する僕。 ––– 貴方はコンピュータの癖に少し生意気だと思います。
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05/05/23(月) 23:02:07
こちらは、NTT docomo 留守番電話サービスです。 新しいメッセージは、一件です。 メッセージを確認するには、『1』を押してください。 一番目のメッセージです。 二十二日、午後11時26分。 「ヒロシです」 ブツッ。プーッ、プーッ、プーッ。 …あの。
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05/04/28(木) 00:06:54
低血圧で朝が弱い。 早起きができない訳じゃなくて、起きても酷く体調が悪いのだ。 最近はお酒を呑んでいないから二日酔いとも違う。 残業で遅く帰ると、 おなかがすいてるからご飯を食べ過ぎてしまうんだ。 恐らく、それがよくないんだ。 寝る前に食べると消化器官が休めなくて、 深い睡眠が取れないのだろう。 友人に愚痴ってみた。 「じゃ、お昼にたくさん食べればいいじゃない」 「デスクワークなんだよ。眠くなっちゃうよ」 「じゃ、朝たくさん食べればいいじゃない」 「朝からいきなり食べられないよ」 「じゃ、いつたくさん食べればいいのよ!」 三食バランスよく食事を摂ると言う考え方が 何故できないのかわからない。
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05/04/16(土) 23:01:53
4ヶ月ぶりにビールを飲んだ。 長期入院中の父が退院したら二人で祝杯をあげようと思って、 ずっと禁酒していたのだ。 その父に、 「再来週手術だから、今のうちに呑んでおく」 そんな理由で付き合わされた。 昼下がりの焼き鳥屋。 定時前に出来上がっているサラリーマンたち。 オーダーがなかなか出てこなくて、 右往左往する女子店員。 全てが調子はずれ。 僕らに共通の話題はあまりない。 会話は滞りがちだったけれど、 とても大切な時間であった様な気がする。
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05/04/08(金) 23:01:53
4月1日より個人情報保護法施行。 ––– ペーパーシュレッダーを購入した。 クレジットカードや携帯電話、ATMの利用明細、 今まで普通にごみ袋に入れることがはばかられていた書類たちを、 片端から突っ込んでいく。 ぐも゛んぐも゛んぐも゛んぐも゛ん。 なかなか愉しい。 もっと他に刻むもの、ないか。 いろいろな意味でありえない写真。 子供の頃に描いた恥ずかしいまんが。 処分のしようがなくて、困っていたものたち。 忌まわしい過去は隠蔽してしまおう。 ぐも゛んぐも゛んぐも゛んぐも゛ん。 忘れてしまいたい重い手紙。 昔の彼女とのツーショット写真。 ………。 小さいな。 俺、小さいよ。 こんなことじゃいけない。 もっと漢らしく生きなきゃだめだ。 明日から努力しよう。 ぐも゛んぐも゛んぐも゛んぐも゛ん。
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05/03/19(土) 23:52:56
花粉症の季節。 僕はこれまで、特別酷い症状が出た経験はないが、 ちょっとやばいかな…と思ったことはある。 花粉症は、本格的になってしまってから対策しても遅いらしい。 東急ハンズで花粉専用マスクを購入した。 布製で、色は黒。 装着感は悪くない。息苦しさも殆ど感じない。 付けたままヘルメットを被っても大丈夫だ。 しかし、バイク屋へタイア交換に行ったら、 飛馬さんにこう言われた。 「下着泥棒というか、変態が盗んだパンツを被っている様な…」 自覚なしのまま変質者デビゥ。
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05/03/14(月) 23:32:56
鉄道の定期を購入するときに書く用紙は、 無駄な個人情報の流出だと思う。 落としても連絡してくれる訳じゃないし、 再発行してくれる訳でもない。 癪に障るので、適当な名前と適当な住所を申請用紙に書いてみる。 名前:ゴウダタケシ 僕は明日から、ジャイアンになる。 いかれた世の中にマウントポジションだぜ。ボエー。 人のものは俺のもの。 俺のものも俺のもの。ホゲー。 しかし、クレジットカードで購入しようとしたために、 窓口で名義が違うことを突っ込まれてしまった。 もうあの窓口で定期を買えない。
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05/03/11(金) 00:19:13
部屋でなんとなくPBのドライバーを弄んでいたら、 弟がやってきて、 大きな声で、元気よく、 「アニキの好きな、ぱんつ あんど ぶりーふ だねっ♪」 一言、そう叫んで去って行った。
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05/03/08(火) 00:23:46
職場での会話。 ––– 「土曜日、仕事でさ」 「うん」 「終電近くまで頑張ってさ。電車に乗ると、酒臭い訳よ」 「うん」 「なんだてめえら。こんちくそうって、思う訳よ」 「うん」 「悔しいから、悔しいから、悔しいから…。 俺も呑んでやった♪」 「呑むのか…」
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05/03/02(水) 23:38:14
新人くん。 ––– 「えっと…、もう一回、聞くよ?」 「はい」 「コーヒーは、好き?」 「嫌いです」 「牛乳は、好き?」 「嫌いです」 「コーヒー牛乳は?」 「大好きです♪」 「!△◎■×?」 「?」 「えっと、もう一回、聞いていい?」 「はい」 「カフェオレは、好き?」 「嫌いです」 「…で、牛乳は?」 「嫌いです。でも、学校の牛乳は好きです」 「なにがどう違うんだ?」 「わかりません。嫌いなものは嫌いなんです。」 「えっと…、もう一回、聞いていい?」 「はい」 (初めに戻る)
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05/02/21(月) 00:22:15
ニュースで偽ブランド品を売買した外人が検挙されていた。 取引価格は本物の1/10。 偽物ではなく本物を作れば10倍儲かるのにね。 後ろ暗い思いをする必要もないし、 捕まったりすることもない。 冷静に考えてみれば、 全ての技術は、模倣からスタートする。 いかに真似をしたところで、まったく同じ物は作れない。 個性って、そーいうものだ。 魂を込めた偽物が本物を駆逐することだってある。 どうせなら偽物もその位の気概で造って欲しいと思うのだが。
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05/02/20(日) 23:04:27
抜いた鼻毛が白髪だったと弟が凹んでいた。 職場の仲間に「俺なんか、ち○毛に白髪あるぜ」と慰められたらしい。 「アニキも、たまにはチェックしておいた方がいいぜ。 ふだんまじめに見るようなところじゃないから。 見つかるとマジ凹むから」 僕ももう少し楽に生きたい。
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05/02/19(土) 22:04:25
近所の金物屋さんが閉店で在庫処分セール。 今月の初めからやっていたらしく、 既に良いものは殆ど売れてしまっていた。 ちくそう、ざんねん。 でも、収穫はあった。 DUCATIのスクリーンには、 トルクスの7番という、 極めてめずらしいサイズのボルトが使われている。 このサイズのドライバーを見つけたのだ。 埃だらけになっていたけれど、ブランドはPB。 70%オフの378円でGET。 驚いたことに、 原工具にもWORLD IMPORT TOOLにもABITにも置いてなかったこのドライバーが、 3本も在庫してあった。 潰れた理由が垣間見えた気がした。
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05/02/16(水) 00:50:53
満員電車の中で、 見知らぬカップルが、仲睦まじく会話していて、 それを何となく聞いていた。 ––– 「何でこんなに混んでるんだ」 「あっち(反対車線)は空いてるよね」 「上り坂だから」 (坂じゃない坂じゃない) 「あ、そうか」 (納得するなよ!) ––– 大切なことはすぐ忘れる癖に、 こういうしょうむない言い間違いが何故か記憶に残る。 心に響きつづける言葉になる。 (リフレイン)「上り坂だから」
「上り坂だから」「上り坂だから」
「上り坂だから」「上り坂だから」
(ドップラー効果) いつまでも消えない灯りになる。
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05/02/11(金) 22:14:16
テレビに写った19歳の男の子が、 メタファーという言葉を使っていた。 メタファー = 比喩 シャイな彼にとって、自己主張のメタファーは、 最高に一番辛いカレーを食べて、 周りの連中を見返すことだったという。 他人事と思えなかった。 彼のことを笑う様な奴と、友達になりたくはない。
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05/02/10(木) 23:40:28
日曜日の出勤決定。 「出てもやることないと思いますけど」 「待機だから、いてくれるだけでいいんだ」 「障害が起きなければ、それにこしたことはないですよね」 「待機の場合、申請すれば待機手当が出るよ」 「え、本当ですか?」 「業務規約に書いてあるんだ。 でも、誰も申請したことないから、申請書が存在しないんだ」 「………」 「キミが申請するなら、俺らも乗るから、宜しく頼むよ」 「………(やだ)」 世界の中心で、哀とか叫ぼう。
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05/02/08(火) 22:19:02
雨。 生憎置き傘がなくて困っていると、 会社の人がビニール傘を貸してくれた。 「いえ、返さなくて良いです。あげます」 そのビニール傘は、 骨が錆びて一本折れ、破れて穴が開き、 クリップが鈍らで、手で抑えていないと勝手に閉じてしまう。 だけど、濡れるよりはあった方がずっとまし。 帰り道に骨がもう一本折れた。 畳もうとすると、ベルトが切れた。 自宅に着くと同時に、根元からぼろっと全壊した。 その姿に静かな感動を覚えた。 最後の瞬間まで自らの使命を果たし、 道具として全力で生きたビニール傘の魂に、 ささやかな黙祷を捧げたい。
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05/02/05(土) 22:27:05
音楽について友人と話していた2。 ––– 良い音楽、好きだと思える音を見つける作業は、 自分捜しに少し似ている。 趣味が固まってしまった時点で、 似た様な音ばかりを捜す様になる。 必ずしも音楽を聴かなくなるわけじゃない。 かつて自分が好きだったアーティストの新譜はそれなりにチェックし続けても、 新しい音楽に対しての興味は、 歳をとるにつれ、少しづつ失われていく。 スガシカオさんがラジオでそんなことを語っていた。 どんなジャンルの音楽にも感動は必ずある。 自分はこの音楽の、こんな部分に惹かれているんだという発見が楽しくて、 新しい音への好奇心を保ち続けていくことのできる人もいる。 詩や音やメロディへのこだわりは専門家に任せておけばいい。 リスナーはもっとシンプルにストレートに、 音楽そのものを楽しむべきではないか。 「だろう?俺もそう思うよ。 だから俺は、メンバーの変わった新しいモーニング娘。にも魅…(以下略)」 そーいうことじゃないんだ。
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05/02/04(金) 23:20:43
音楽について友人と話していた。 ––– 僕は思うんだけど、ビートルズって、 極上のカフェラテの様なものじゃないかと思うんだ。 ジョン・レノンがエスプレッソだとすれば、 ポールはミルクで、 ジョージは水。 リンゴスターがシロップてとこか。 言いたいのは素材のどれ一つが変わっても、 マジックは起こらないということ。 「そーだよな。だから俺は、今のモーニング娘。は認めていないんだよ」 予想外のところからジャブがきた。
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05/02/02(水) 00:46:00
暇なんだけど、休めない。 切羽詰っているのに、やれることはない。 そんな時が、僕の仕事には時々ある。 心がざわついている時は、ちょっと辛い。 なんだか落ち着かなくて、 簡単なことを難しく考えてしまう。 考えないようにするためには、何かに没頭することだ。 最近僕が没頭しているのは、 携帯電話の落ちモノゲーム。 我に却って、凹む。
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05/01/29(土) 22:43:46
仕事場にリポビタンDの差し入れがあったので、 お礼のメールを書いた。 「おかげさまで、元気はつらつです」 怒りのレスが帰ってきた。 「私が送ったのは、ファイト一発!です」 どっちだっていいじゃないかそんなの。
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05/01/27(木) 22:57:50
ぱっぱかぱっぱっぱー。 メールの着信は、ひみつ道具登場のテーマ。 旧い友人からだ。 ––– 「近所なのに、なかなか会えんね」 「せやんね。まあお互い大人やからね。 俺らみたいに脳天気な連中にだって、抱えるものが増えてくる。 自分の時間はどんどん少なくなって行くのさ」 「今度、女の子のいる店へ呑みに行こうぜ」 「おまえさん、去年結婚したばかりやないか」 「いるよ。でもそこはそれ。 やっぱり遊ぶなら若いおねーちゃんとだよ」 「会話はつまらないし、我儘で退屈で疲れるけれどな」 「どした?」 「なんでもあれへん」 ––– 機嫌が悪かったんだろうか。 僕は時々、自分でもすごく嫌な奴になる。 大目に見てくれる友達がいるのはありがたいことだ。
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05/01/22(土) 22:56:28
数年ぶりにクルマの運転をした。 僕はクルマに関しては紙運転手(ペーパードライバー)なので、 無駄に神経ばかり消耗して、とても疲れた。 オトナが新しい技術を学ぶ時、最大の障害となるのは羞恥心だと思う。 失敗したら恥ずかしいという思いが成長を妨げる。 パーキングで何度も切り返したっていいじゃないか。 坂道発進でエンストこいたっていいじゃないか。 シフトチェンジの度にがくがくいったっていいじゃないか。 青信号になったのに気づかなくたっていいじゃないか。 なんとなく車線の左寄りに走ったっていいじゃないか。 給油口がどこにあるか知らなくたっていいじゃないか。 安全第一でリラックスして走ろうよ。 まだ「がりっ」はやっていません。 幸いなことに。
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05/01/19(水) 00:39:41
火曜日が一週間で一番長く感じる。 「キーボードの隙間に埃が溜まっちゃって…」 「あ、エアダスターあるよ。使う?」 「なるほど、吹き飛ばしちゃえばいいんだ」 「一ぷしゅ、100円ね」 いちぷしゅ。 あーなンか、いいなそれ。 ごぷしゅ、サービスしてもらいました。
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05/01/18(火) 00:48:49
自分の人生に起きたことは、 結局のところ、自分で責任をとらなければならない。 僕はそう思っている。 被害者意識が染み付いてしまうと、 何をされても満足できない、たかり屋になってしまう。 責任転嫁するばかりの、 一人で何も出来ない人間になってしまう。 自分が不幸だと思っている人間は、何を手に入れても不幸なのだ。 個人ができることなんてたかが知れている。 助けを借りるのは構わない。 でも、助けを当然とふんぞり返ってる様ではまずいんじゃないか。 誰の人生にも、きつい時があるんだから。 最近のニュースを見てると、 そんな人ばかりみたいで何だか気になる。 人をとやかく言う前に、 先ずは自分がしっかりしなきゃ。
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05/01/16(日) 20:13:39
テレビでスキーのジャンプを実況中継していた。 「次はいよいよ、日本、一戸です」 ↓ つぎはいよいよ、にっぽん、いちのへです。 ↓ 次はいよいよ、日本一の屁です。 「期待がかかります」 奴は!奴は、おならで空を跳ぶんだ!! 間違いなく優勝するよ。 一戸選手は五位でした。
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05/01/14(金) 00:22:16
お昼ごはんの後で、 苺の小枝チョコをつまみながらお茶をしていた。 二本づつの梱包になっているので、細長いビニールのごみがでる。 それが静電気で手に張り付いて、 その先でまた繋がって、 持ち上げてみると40cmぐらいの長さになった。 50cmに挑戦! 下に落ちてばらばらに散らばった。 集めようとすると、 また手にくっついて、やっかいなことこの上ない。 勝手に盛り上がって、 勝手に打ちのめされながら掃除したよ。
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05/01/12(水) 00:22:40
本日の発見。 携帯のテレビ電話は、 相手が気づかないで話していると、 耳しか見えない。 女の子の耳ならかわいいからOKだ。 (汚い耳の女の子てちょっと想像したくない)
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05/01/10(月) 00:57:39
弟の勤める料理店に、 サッカーのジーコ監督が食べにきた。 彼の先輩がサインを頂いて、 それを後輩に快くプレゼントしたという。 GICO スペルが間違っているが、 後輩はとても喜んだらしい。
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05/01/07(金) 22:36:46
昨年暮れ、駅からの帰り道にラーメン横丁ができた。 普段僕はラーメンなんて食べないが、 行列でたいへんなにぎわい様なので、ちょっと気になる。 たかがラーメンごときで並ぶなんてあほくさい。 そのうち空いてくるだろうと思いつつ、 今日まで横目でやり過ごしてきた。 毎日。毎日。 やっぱりまだ、混んでいる。 こんな風に心を支配されることも、 一種の敗北なのではないか。
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05/01/02(日) 20:33:15
monologueのねたを思いついたとき、 とりあえず手帳に書きとめて、 後でキーボードを叩くことがある。 使わずに忘れているのがあるかもしれない。 新しい手帳に交代する前にちょっと捜してみた。 頁の真ン中に一行の走り書きを見つけた。 “○○のない××なんて、乳首のないおっぱいみたいなもんだ” 2005年初の更新なのに、 相変わらずこんなんですみません。 今年も宜しくお願いします。
monologe 2006 <=== | ===> monologe 2004 |