2006年の
monologue

◆◇◆

06/12/22(金) 23:43:58

忘年会の季節です。

–––

今でこそ、多少の免疫はできたけれど、
僕は所謂、付き合い酒というのがとても苦手だ。

そもそも酔っ払いのニオイが嫌いだし、
酒席は大抵、煙草の煙で真っ白になるから、まともに呼吸もできない。
オフタイムまで上司の顔を見たくはない。

だけど、社会人になれば、そう我侭も言っていられない。

今の仕事を始めたばかりの頃は、
職場の先輩によく呑みに連れて行かれた。

お店に入るのは、だいたい8〜9時。
当然、お腹が空いている。
先ずはアルコールより、固形が欲しい。


「おにぎりください」

「新人がいきなり締めてんじゃねー(びしーっ)」

「ぷぎゃー」


ごはんものは締めに頼むものと決まっているらしいのだが、
当時はそんなこと知らなかった。


「じゃ、お茶漬けを…」

「もっと締めてんじゃねー(ばしーっ)」

「ぴぎゃー」


パワーハラスメントだよ。しくしく。
炭水化物プリーズ。僕はお腹が減ってるのさ。


それでいて、彼らはこんなこと言ったりするのだ。


「仕事でストレスを貯めるようなことがあったら、
ドンドン言ってくれよなッ
「貴方の存在が、こころのストレスです」


これも今にして思えば、ということだけれど、
僕の世間知らずが誤解を生んでいただけで、
みんなそれなりに良い先輩だったんじゃないかなと思う。

◆◇◆

06/12/16(土) 23:34:18

図書館の本から写真や記事を切り取ったり、
マーカーを引いたりするとゆう行為が増えているらしい。
ちょっと信じられない話だ。

僕も何度か遭遇したことがあるけれど、
ごく一部の心ない人の仕業に過ぎないと思っていた。

この手の軽犯罪(?)は、壁の落書きみたいなもので、
流行ってしまうと抑えるのが難しい。

非常識に免疫のない人が、
初めて見た時に「あ、これってやってもいいんだ」と、
勘違いしてしまうんだ。

本人は軽い気持ちで真似してるだけだから、
がんと注意されて“ダメ”を自覚するまで繰り返される。
仔犬のしつけと同じだ。

図書館の職員さんの立場からすれば、
そんなことをする人の気持ちなんて、わかる筈もない。
自分が理解できない相手に意見するのって、すごく勇気が要ることだ。
噛み付かれるかもしれないしね。

司書さんたちには、めげずに頑張って欲しいな。


–––

ここまで書いて良心の呵責を感じた。


4ヶ月も前に図書館で借りた本の返却を、
すっかり忘れていたよ。


◆◇◆

06/12/09(土) 23:45:24

オートバイに乗っている時、
寒いのとか暑いのとかももちろん辛いけれど、
一番困るのが、睡魔に襲われた時だ。

クルマと違って、
カフェインの効いたコーヒーを飲むこともできないし、
CDもMDもipodもない。

せいぜい、舌を噛んだり唄ったりするくらい。


ここは、シャウト(叫び)に始まり、
シャウト(叫び)で終わる、
「はじめ人間ギャートルズ(旧)」のテーマを強く推奨する。
パンク精神に満ち溢れた名曲だ。


ギャーオーオーオー
強く[ff(フォルティシモ)]


ゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴン
活発に[Vivace(ヴィヴァーチェ)]


ゴーン
強く[f(フォルテ)]

ゴーン
もっと強く[mf(メゾ・フォルテ)]


ゴーン
とても強く[ff(フォルティシモ)]



……………。


ダメだ、眠いじゃないか。


意識が断続的に途切れ、
僕は暗い深い暗渠に落ちかける。
ここで全てを失ってしまう訳にはいかない。
足りないのか、叫び(シャウト)が。
シャウトしろ。
魂でシャウトするんだ。

僕は、敗けない。



ゴーン
強く[ffff(フォルティ・フォルティシモ)]


ドテチーン
スーパーサイヤ人よりも強く[fffff(フォルティ・フォルッティシシモ)]


ヒネモグラー
もはや無敵[ffffff(フォルティ・フォルッティシシシモ)]



まんも♪
時に優しく[pp(ピアニシモ)]


ガ・イ・コ・ツ〜
陽気に軽やかに[Allegro(アレグロ)]


ギャーオーオーオー
魂を込めて[spiritoso(スピリトーゾ)]



メットごしでも割と周りに声が漏れます。
マスツーリングのときは、注意しましょう。

◆◇◆

06/12/07(木) 20:59:29

オートバイに乗っている時、
寒いのとか暑いのとかも辛いけれど、
一番困るのは、睡魔に襲われた時だと思う。

クルマと違って、
ミントのきついガムを噛むこともできないし、
ラジオやテープもない。
せいぜい、舌を噛んだり、
ヘルメットの中で唄ったりするくらい。


直線でなら、車体の上で、
身体を動かしたりしてみるのも悪くない。


ステップの上にすっくと立ち、
バランスをとりながら、大きく両手を広げてみる。
あの救いがたくくだらない映画『タイタニック』の主人公たちの様に。
温い風が全身を吹き抜ける。
スピードメーターは時速60〜75km。


Imagine.


想像してごらん。


君の掌に、ちょっとリアルなおっぱいの感触。


ジョンは言ったよ。
天国なんて、ないんだと。

愛は手を差し伸べて、捕らえるもの。

愛は感覚で感じ取るもの。

いろいろ平和なんだ。


想像も大概にしておかないと、
とり返しのつかないことになるから、気をつけて。


◆◇◆

06/11/29(水) 11:48:41

今日の出来事その1

僕が中坊の時によく通っていた地元のラーメン屋が、
地域開発でなくなったと聞いた。

メニューはラーメンのみで、
暖簾を潜ると「ハイ一丁」と、オーダーが入る。

一杯250円。

その値段で20年以上、頑張っていた。
長いこと食べていなかったけれど、
時々、まだやっているのを確認して勇気を貰った。
ニーゴーラーメンは、この街の良心だった。
あの店を立ち退かせるなんて、
市政もひどいことをする。

一度、ルージュのついた丼が出てきたことがあって、
さすがに引いたが。

–––

今日の出来事その2

掃除のおばさんに、
噛んだガムは燃えないゴミだと怒られた。

微弱げんなり。

◆◇◆

06/11/26(日) 22:14:03

やりたいことがいろいろあったのに、
朝からなンかだるくて、暖房のきいた部屋で一日のんびりしていた。

夕方になると、少し元気が出てきたので、
ジムに行って軽く運動。
でもやっぱり身体が重くて、いつものメニューをこなせない。
明日は仕事だし、早めに切り上げて帰ってきた。


愉しいこともあった。


隣のトレッドミルで走っていたおじさんが、
ステップのリズムに合わせて、軽快に屁を連発していたのだ。


ぶッ ぶッ ぶッ ぶッ ぶッ ぶッ ぶッ


華麗だ。


聞こえないフリをしたけれど、
本人は人に聞こえないつもりでいるのかな?

◆◇◆

06/11/25(土) 21:31:54

母の原付が新車になったので、
代金の支払いに行ってきた。

「はいこれ」

下取りに出した旧い原付に貼ってあった交通安全のお守りを、
バイク屋が返してくれた。

「お守りって、人の腰から下に付けちゃいけないらしいですね」

「アーよく言いますね」

「僕、ずっと刀のバッテリーに貼ってたんですよ」



刀のバッテリーは、シート下である。



神さまを尻の下に敷いていた男ですが何か?



「サイテーですね」

「まー別に信仰心ないし」


神さまはそんなしようむないことを根に持つほど了見狭くないよ。
きっと。たぶん。おそらく。

◆◇◆

06/11/22(水) 00:10:24

京葉線で通勤している。

その混雑ぶりと脆弱な運用は、度々ニュースのリソースとなる。
ありえないほど混み、呆れるほど遅延するのだ。


乗客の人混みに揉まれ、
ジョジョ立ちを強制されながら、
自分の感覚を殺す。


Don't think. Don't Feel.
(考えるな。感じるな)


時々だけど、良いこともある。
かわいらしいOLが僕の前に流されてきて、
栗色の髪の毛からふんわりと漂うシャンプーの匂い。
うなじにうっすらと汗が浮いたりしていると、ちょっと萌える。
でも、僕の位置から彼女の表情は伺えない。
(世の中には知らない方がいいことがたくさんある)

小さいけれど、確実な、幸せ。

このくらいの小確幸に浸るのは、
まだヘン○イ扱いされる領域ではなかろう…。
たぶん。恐らく。



電車が駅に停車して、
乗客が一斉に入れ替わる。



はげ至近距離。



汗と煙草のヤニとポマードの臭い。
地肌に脂汗の玉が浮いていると最悪のべき乗。
歯槽膿漏と加齢臭のラプソディー。
灰色に疲れきった人生の老廃物の臭い。


既に三十路半ばに到達したmakotoさんは、
それらの幾つかが、
遠からず確実に自分自身の業となることを自覚せずにいられない。
その動揺を見透かしたかの様に、
再び電車が停まる。


「先行電車がつかえております。前が空き次第、発車いたします。
お忙しいところ、大変ご迷惑をおかけしてすみません(棒読み)」


誰かが人に聞かせるための舌打ちを鳴らす。


京葉線はTDLをかすめて走る。
楽しげにレジャーに向かう家族連れの姿が車窓に映る。
来園者の笑顔を待つ、趣向を凝らしたアトラクションたち。
高い空、白い雲、水平線に霞む太陽。
その輝きが眩しくて正視できない。


何かで読んだっけ。
ひとは自分が求めてやまないものを、
どんなに努力しても手に入れることができないものを、
他人がいともたやすく手に入れているのを発見したとき、
尤も強くひとを憎むことができるのだと。

僕は自己嫌悪で立ち眩みする。



ああ。

泣くよ。

本泣き五秒前だよ。



「あははー、猫背、強制できるねー」
(何処かで女子学生の声)

「そうだねー、姿勢は大事だよね」
(僕の心の声)


Such a little thing made positive mind.


妄想に逃げるのは終わり。
ポジテヴに、行こうぜ。

◆◇◆

06/11/10(金) 23:48:32

たまには更新します。するかも。

–––

弟がテレビに出演したそうだ。


「探偵ナイトスクープって、知ってる?」

「僕が見るテレビ番組は、ボクシングとMotoGPと鉄腕ダッシュだけだ。<( ̄^ ̄)>」

「会社の奴が、フットボールアワーの片割れにそっくりなのがいるって応募したら、
 なンか通っちまったらしくて、取材にきたんだよ」

「なにそれ」

「フットボールアワー、知らない?」


–––

結構有名な漫才コンビらしい。

–––


「その不細工な方と俺が似ていると」

「不細工な方かよ!」

「ナイトスクープ、大阪では視聴率20%以上なんだぜ」

「関東じゃローカルなんだ?」


–––

僕が知らないだけで結構メジャーらしい。

–––


「でも、俺の前に、
『手を使わずにぱんつを履きながら、風船を膨らます男』が出てきて、
全部持ってかれちゃったんだよ」


「ちょっとしか出られなかったんだ」


「だって、『手を使わずにぱんつを履きながら、風船を膨らます男』だぜ!?」


「敗けたと?」


「遺憾ながら」


これほどまでに救いのない敗北を僕は知らない。

◆◇◆

06/10/05(木) 10:02:14

我が家では、豆を使ってコーヒーを淹れるのは、
僕だけなのだが、生憎、その豆を切らせてしまった。

一杯淹れるにはちょっと足りない、ビミョーな量しか残っていない。
じゃ半分なら…、と思ったけれど、
薄くて不味いコーヒーが出来そうな気がする。

そこに母が突っ込みを入れる。


「インスタントと混ぜりゃいいのよ」


このポジティヴな折衷案は目からうろこだった。
うん、こーいう発想の展開が最近の僕には欠けている。

いつもいつも、欠けている。

◆◇◆

06/09/30(土) 00:25:16

更新期間が空きすぎて、
却って書きづらくなってしまった。

–––

明日は刀号を弄るつもりなんだけれど、
秋の交通安全週間てもう終わってるよね?と思い、googleで調べてみた。
こんなポスターが見つかった。

弱い意思もあります。(大は小を兼ねる)

30日は土曜日じゃないか。
警視庁の癖に、間違ってやんの。
ばーかばーか。



………。



今年は平成18年だよ。
俺がばーかばーか。

◆◇◆

06/09/11(月) 23:26:21

日曜日に「もう僕の夏はおしまい!」くらいの意気込みで、
久々のワインディングを堪能してきた。

みんなと別れた後も、
欲張って灰ムル乗りのi氏と一緒に下りの椿ラインへ。

西湘PAで長々とバイク談義…。
この愉しい時間が、
いつまでも終わりそうにない気配すら漂い始めていたけれど、
昨日もほとんど寝ていないし、
早く帰らないと、明日の仕事がつらい。

そろそろ帰りますかというところで、
i氏が「私は先にトイレに行きますんで」…と仰るので、
僕は、一人でそそくさと出発した。
i氏を置いてきぼりにして。


だって「ゆっくりしたいのかな?」と思ったのだ。
うん、僕なら、ゆっくりしたいと思う。


それが、かなりピントのずれた勘違いであることに気づいたのは、
ずいぶん後のことだった。

i氏、すみません。

◆◇◆

06/09/04(月) 23:44:52

AM6:45に携帯のアラームで目を覚ます。

軽い立ち眩みを無視してキッチンに向かい、
冷たいミネラルウォーターを一杯飲む。

シャワーを浴びて寝汗を流し、髭を剃る。

犬の散歩をする。

湯を沸かし、コーヒーを淹れる。

レタスを契って簡単なサラダを作る。

トーストを焼き、ソントンのピーナッツ・バターを塗る。

ノートPCで新聞の社説に目を通しながら、
胃袋に朝食を流し込む。

クリーニング済みのワイシャツを下ろして着る。

父の遺影に線香を上げる。


チャックが全開であることに気づく。


冷静に、閉じる。


玄関の鍵をかける。

虚ろな、新しい一週間の始まり。

◆◇◆

06/09/03(日) 00:06:15

飛馬さんが、なんとなく懐かしくて、
オークションで衝動買いしてしまったという、KR250S。
ちょっと乗せてもらった。

忍者じゃないぞ


低速トルクがない点はしようがないけれど、
いかにも当時の2stらしく、パワーバンドに入れば、
あっという間に10,000rpmまで吹け上がる!
むちゃくちゃ気持ちいい!

とはいえ、全開くれても緊張感はない。

なんとも平和な加速なのだ。
いい気になって
WGP250そっくりのエグゾーストノートに酔うことができる。
この「頑張って仕事しているぞ感」は、
進化した新しいエンジンでは到底味わえない。

こんなバイクがたくさん走っていたなんて、
'80sはつくづく良い時代だったんだなあと思う。

◆◇◆

06/08/30(水) 23:55:03

自分が嫌い。


「をっす、元気?久しぶりに呑みに行かない?」

ケータイに届いた友人からのメールを読んで、


「お便器ですか?僕は便器です」


瞬時に脳裏でそんなギャグを思いついた自分が嫌い。
そんなこと考えたくはなかったのに。
その時、僕はかすかな微笑さえ浮かべていたような気がする。


旧い映画のキャッチコピーを思い出す。


「落ち込んだりもしたけれど、私は便器です」


ひとはその様な暗渠に落ち込むべきではない。

弱い人間は
本当の助けを必要としている時に
頑なに孤独を好む。

差し伸べられた手を掴むことをせず、
却って遠ざけていく。


生憎、呑みに付き合うことはできなかったけれど、
でも、まあ、僕は便器です。

◆◇◆

06/08/13(日) 16:15:14

平常モードで。

–––

親戚に西瓜を貰った。
こんな風に運んだ。

僕の夏休み。


メットインスペースにぴったりのサイズ。

中で割れたら大変なので、
ギャップを避け、
シートに荷重がかからないよう、
空気椅子で頑張りながら、
ゆっくりゆっくり走った。

写真を撮るにあたり、
Araiのステッカーを用意していなかったことが悔やまれる。

スクーターて、便利だね。

◆◇◆

06/08/06(日) 09:51:27

『毎日母さん』(西原理恵子著)のとある一エピソード。

–––

母:「今日遊びにきた子さー、仲良し?」

息子:「うん、ずっと仲良しだよ。いつもカードいいのくれるんだ」

母:「名前は?」

息子:「知らない」

母:「も、もしかして、一年生からずっと同じクラスで仲良し?」

息子:「うんっ、でも知らない」


やっぱり理解不能。男の子。

(遠い目で青空を見上げる理恵子ママ)

–––

ネットのバイク仲間と毎月走っている。

ハンドルネームとマシンの特徴が結びつかないと間違える。
本名は、知らない。
特に必要ない。
冬を経て、半年会わないと、
お互い、顔も名前もすっかり忘れてる。

男の子って、いつまで経ってもこんなもんだ。

◆◇◆

06/07/28(金) 00:11:10

朝、出掛けに弟の顔を見た。
なンか、二ヶ月ぶりくらいの様な気がする。

–––

弟:「おはよう」

僕:「チョップ!(だし)」

弟:「………」

僕:「チョップチョップ!(だしだし)」

弟:「兄貴…」

僕:「うしろまわしげ…」

弟:「いってらっしゃい」

僕:「り!(びし)」

弟:(ぴくぴく)

僕:「bye.」

–––

未だにあれはこんな扱い。

◆◇◆

06/07/25(火) 21:42:15

会社の自販機で、烏龍茶を買う。


「ぼしょん」


ぼしょん?


長雨で商品の取出口に泥水が溜まっていた。
何処から入ってきたのか、虫の死骸とかも浮いている。

給湯室で汚れたペットボトルを洗いながら、
このやるせなさを一億倍に増幅したら、
異常気象で水害に遭った人たちの気持ちを、
少しだけ、少しだけ理解できるかもしれないなんてことを考える。

昼休みに郵便局に赴き、
ささやかながら義援金を寄付してきた。

被災地の皆さんには、心よりお見舞いを申し上げます。

◆◇◆

06/07/24(月) 00:15:38

愛聴しているCDの盤面が傷ついてしまった。
再生すると同じフレーズを繰り返す。

–––

"Everybody hurts"  R.E.M.

時々、全てが悪い方向に向かってしまうことがある

誰だって傷ついてしまうことがある
そんな時こそ、歌うんだ
ひとりぼっちの夜みたいな日々
なげやりな気持ちになってしまっても
こんな人生はもうたくさんだと思っても


頑張って 持ちこたえるんだ
持ちこたえるんだ
持ちこたえるんだ

持ちこたえるんだ
持ちこたえるんだ
持ちこたえるんだ

持ちこたえるんだ
持ちこたえるんだ
持ちこたえるんだ

も、も、も、持ちこたえ、る、える、えるんだ

(※注:リピート部分)



–––

そんなに何回も言わなくても分かるよ、マイク。
誰にだって落ち込んでしまう時がある。

◆◇◆

06/07/16(月) 00:03:55

日曜日は午後からちょっと暇が出来たので、
プールに行って来た。


「混雑してどーしようもないでしょう」


そう思われるかもしれないが、実際には、そんなことはない。

水深2mの競技用プールには、先ず子どもがいない。
だらだら浮かんでいるだけの中年のおばさんも、
水中歩行に精を出す老人もいない。

かなりのびのびと、自由に泳げる。
久しぶりだったので、どのくらい泳げるか不安だったけれど、
マイペースで2.5kmをこなしてきた。

ジョギングと水泳の良いところは、
身体を動かしてさえいれば、確実に前に進むこと。
ある程度の距離をこなせる様になると、
そこから先は惰性でいつまでも続けることができるのも共通点。
経験的に、500m続けて泳げる様になれば、
後は1kmも2kmも大差ない。

程よい達成感と共に、
やなことも(ほぼ)すっぱり忘れることができる。


ほぼ、な。


◆◇◆

06/07/11(火) 22:36:48

僕が通っているトレーニングジムは、
ちゃんとしたフィットネスクラブなどではなく、
公民館にある2時間310円の施設である。

トレーナーもいないところだけど、
そのぶん、マイペースで運動できるし、
月に数回しか通えないサラリーマンには必要にして充分。

ただ、格安の公共施設とあって、
ルールを知らない利用者も結構いる。


ふと見ると、学生と思しき男子が4名ほど、
トレーニング機材を囲んで談笑しているではないか。


悪気はないのだろうが、
ここは学校の体育館じゃない。明らかなマナー違反。
ひとつ、大人として
彼らに注意してやらねばなるまい。

しかし、とかくキレやすいとされる近頃の若者が相手とあっては、
慎重な対応が要求されよう。



「 君たち、機材で休憩してちゃだめだ。
他の人が使えないだろ。
まあ、昔は俺も、気づかなかったけれどね」



悪くない。


卑屈感は否めないが、
さりげなくモラルをアピールしつつも、
やんちゃだった若かりし頃の自分を堕とすことで、
彼らのささやかな自尊心を慮っている。

“若さ”という怪物には自信の裏付けが存在しない。
だから何を置いてもプライドは譲れない。

それは愚かで退屈で平凡な僕の脳味噌が紡ぎ出すことのできる、
最も適切でまともな言葉である様に思えた。


…よし、い、いくぞ。



「君たち、機z」

「でさー…、」
(一同、立ち上がり、すたすたと立ち去る。)



君たち、おぢさんの葛藤を返せ。


◆◇◆

06/06/22(木) 23:05:40

数年に一度しか会うことのないT氏は、
時々、思い出したかのように、メールで生存報告してくる。

とてもクールな内容なので、ここに紹介しよう。

件名:なちゅ夏まじか日本いい!
本文:風の谷がっ胸のあいだにー!すごーい通りたい・・・・!
はー今夜も波際のバーチャルはじまってしまったぁー!・・・・・・・
ほら山ができたよ!
くずしたら・・そのひとの言う事聞くの・・・・・やべ
 

誰?この娘。

(添付画像)




一瞬、「スパムか?」と見まごう文面。

しかし、この突き抜けたハッチャケぶりからは、
そーゆうしようむないものを送ってくる連中の醸し出す、
陰湿な負のベクトルがまるで感じられない。


彼はバトルスーツを身に纏いV-MAXを駆る硬派の漢でもある。


死ぬまで17。


健全な男子足るもの、かくあるべきではないかと
深く頷き、共感してしまうのだ。

「相変わらずのハイテンションですね」

そう返信したら、
速攻で次のメールがきた!


件名:そして
本文:いいけつ

ファースト・フレディ

(添付画像)


うんうん。

このノリ、大好きだ。

◆◇◆

06/06/18(日) 21:10:00

ジムトレに行く。

身体を動かしていると、気分が高揚するだけじゃなく、
謙虚な気持ちになることもできる。

例えば、45分間のトレッドミル(ランニング)

この程度で息が上がっている様では、
他人に期待を抱く資格なんてない。
他人に注文をつける前に、自分が頑張んなくちゃ。
頑張ってる奴が、頑張ってる奴に共感するなら許される。
そうじゃなきゃ不公平だ。
僕はそーいう考え方をする人間なのだ。

理不尽なプレッシャーの下で、
フィジカルに勝る外国人選手を相手に、
90分間以上も戦い続けなければならない彼らに、
なんでそこで打てないとか、
なんでホームラン撃つのとか、
使えねーとか、
テレビの前で好き勝手言うのは、
ちょっと横柄でカッコ悪い。


楽しいんだけどね。


ビールと筋肉痛を肴に、
ささやかにサッカー日本代表を応援しまぅ。

◆◇◆

06/06/07(水) 00:12:58

クールビズを推奨する旨の通達があった。


僕は学生の頃から、
スーツを着て毎日会社に出勤する大人にだけはなりたくないと思っていた。
しかし、人生とはいろいろと因果なものである。

いざノータイで出勤してみると、
みんなばっちり背広で仕事している。
会議の席では、僕だけだらしない子みたいで、
非常に気まずい思いをした。

上からあの様な通達が来ても、
敢えて身なりを崩さずに頑張るのが、
プロのビヂネスマンの姿勢なのかもしれない。

そう思った僕は、
翌日、再びネクタイと背広で仕事に出かけた。


今度は、スーツ姿が、僕ひとり。


いじめか。

◆◇◆

06/06/04(日) 22:30:15

友人と、ガストにて。

–––

店内に大きな広告が貼ってある。
ドリンクバーのコーヒーがプレミアムブレンドになり、
美味しくなったという内容だ。

友人はそれを見て、
ウエイトレスの女の子にいぢわるな質問をした。


「プレミアムコーヒーて、そんなに旨いの?」

「プレミアムブレンドになって、幾分は美味しくなりました」


角を立てない気遣いと微妙な言い回しが、
とても素直で微笑ましいと思った。

◆◇◆

06/06/03(土) 23:01:16

本社の都合で客先のスタッフが全員帰社してしまったので、
それに便乗して、久々に定時で仕事を終えた。


家に帰ると、誰もいない。

冷蔵庫も空っぽだ。なンか買ってくるか。


原付で近所のスーパーに赴き、
冷えたビールとおつまみを調達してきた。


ガレージの扉を開ければ、
そこには、先週のツーリングから帰ったときのまま、刀が佇んでいる。
僕は缶ビールのプルリングを開けて、
相棒を肴に酒盛りを始めた。


スクリーンに無数に張り付いた蟲の死骸。
雨水と泥で汚れたクランクケース。
ロードダストで黒ずんだホイール。
それらひとつひとつが、たまらなく愛おしい。

まるで情事を終えた後で、
恋人の寝顔を見つめている様な気持ちだ。

過去に何台ものオートバイと付き合ってきたけれど、
この感覚は刀でしか味わうことができない。

鼓膜を劈く風とエグゾーストの音。
長時間の前傾姿勢に拠る腰と膝の痛み。
掌から肩までびりびりと伝わるエンジンの振動。
無事に帰って来れたときの安堵感。
全開で駆け抜けることができたかけがえのない一瞬。


僕はそれらをゆっくりと反芻する。


空きっ腹にビールが回る。
少し酔ったらしい。


そして僕は、燃え尽きた矢吹丈の姿勢のまま、
ガレージで朝まで寝こけてしまった。


その日の仕事は、地獄でした。

◆◇◆

06/05/24(水) 23:49:33

子供の頃できたことが、
大人になると、できなくなったりする。


蚊が、仕留められない。


大きな手で勢い良くぱちんとやると、
その風圧で奴は、指の隙間からするりと抜け出してしまう。

就寝中に耳元で「ふい〜ん」とやられると、
もんのすごく腹が立つ。

暗いし寝ぼけているしで、
なかなか奴の姿を発見することができない。
かつて2.0だった僕の目は近視が進んで0.1になり、
動体視力もすっかり衰えてしまった。
蚊ごときに、自らの凋落を自覚させられるなんて…。

でも、手ではぱちんと仕留められないのだ。
困った僕は一計を案じる。


掃除機で吸い取ってしまおう。



ごー、しゅるり。



あっという間に、吸気口の奥に消えていった。


やったゼ、見たか!
これぞ科学のチカラだ。

僕は喜びのあまり覚醒して、
真夜中だというのに勢いで部屋の掃除を始めてしまう。
ダストボックスの奥の方まで行ってしまえ。
ははははは。ははははは。


全てが終わった後、
ふと吸入口を覗いてみる。


「ほい〜ん」


何事もなかったかの様に蚊が出てきた。


埴輪と化して呆然自失する僕がそこにいた。


◆◇◆

06/05/17(水) 00:41:22

どーーーもーーー。
へろへろ男でーす。

言っとくけれど、へろが苗字で、へろ男が名前でーす。

–––

へローへロー、へろ男くん、どのくらい酷い?

そりゃーもお。

紙粘土に顔を埋めて、
無様な人生に終止符を打とうと努力したものの、
苦しくて死に切れず、
目の前に僕と言ういびつで誤った不完全な存在が、
それにふさわしい滑稽なありようで刻まれているのを確認して狼狽して、
なんだか情けなくて可笑しくて、
はっきりしない薄笑いを浮かべながら、誰にともなく誤魔化して、
とどのつまり、
生きることにも死ぬことにも希望を見出せず、
魂の彷徨の果てに
我泣き濡れて犬と戯れたい気分さ。


うわあ。

–––

なんだこの変なテンションは。

◆◇◆

06/05/08(月) 20:38:26

GWが終わりました。
たくさん休んだぶん、気力は充分。
初めから飛ばして行くよ。


カラカラ

(空回りする音)


気だけ急いたって、ブランクは取り戻せない。
君は少し怠けすぎた。

でも、落ち着くんだ。
今までだってやってきたことじゃないか。
なんとかやっとかもしれないけれど。
出来ない筈はないよ。

ステップ バイ ステップ。
良きことはかたつむりの速度で進んで行くのさ。


カラカラカラカラ

(空回りする音)


アイドリングや空ぶかしは環境に優しくない。
僕は有害物質。
僕は環境破壊マシーン。

無負荷運動でエネルギーを無駄に消費している。
僕のハートを痛めつけていく。
他ならぬ僕自身の行為が。
僕はエンヂン。
彼女はガソリン。
今にも、焼きつく寸前。

少しづつ、自信や尊厳を失っていく。
そんなものがまだ僕にあることが不思議だ。
僕には、学ぶべきことがある。


カラカラカラカラカラカラカラカラ

ぱす。

(空回りの挙句、ガス欠した音)


定時だ。帰るるん♪

◆◇◆

06/04/25(火) 00:28:14

僕はサントリーの烏龍茶を良く飲むのだけれど、
今、ipodプレゼントキャンペーンての、やってますよね。


合計5000台だって。


ipod nanoは17,800円。
5,000台で8900万円。

定価で仕入れてるってことはない筈だけれど、
CMやキャンペーンのちらしや発送手数料なんかを含めれば、
メーカーの広告宣伝費は軽く億を超えるだろう。

一本150円の烏龍茶を、
何本販売したら損益分岐点をクリアすることができるのか。

僕らのなにげない日常の裏では、
とんでもない数字のエネルギーが動いていて、
よくよく考えると怖くなる。
小市民である僕の思考はそこで停止してしまう。


コンビニの冷蔵庫の扉から垣間見える流通社会の恐怖。


ボトルの隙間から、
賞品を補充している従業員と目が合ったりすると、
非常に気まずい。

小市民の切なる願い


こんなしようむないおまけをつける余裕があるなら、
飲み物が100円で買えた方が嬉しいんだけどな。僕としては。

◆◇◆

06/04/18(火) 22:54:15


『泣いて暮らすのも、笑って暮らすのも一生』


ある難病に罹患された人がそんな題の本を書いている。

どんなにきつい時でも、やる気と工夫があればできることは無限にある。
避けられない運命なら、前向きに笑って受け止めて、
少しでも愉しく生きたほうがいいというメッセージだ。


人間てやつは、つらくても微笑むことができるんだ。


–––

「Mくん、帰ってきて早々悪いんだけど、折り入って話がある」

「なんすか?」

「この前納品した成果物だけど、
 実は相手側のシステムから、想定外のデータが入ってくるって連絡があって… 
 様はほとんど造り直しになっちゃう訳だけど」

「3ヶ月も前に確認済みだったことじゃないですか。
 来週から結合テストなのに」

「分かってるけど、対応せざるを得ない。
 来週、最終仕様が確認できるから、宜しく頼むよ」

「あの、来週テストが始まるのに、来週仕様が決まるんですか!?」

「一応、君は知っておいた方がいいと思って」

「そー言う問題ではないでしょう」


–––


つらくても微笑むことができる。


–––


「Mくん、帰ってきて早々悪いんだけど、折り入って話がある(くすくす)」

「なんすか?(ふふっ)」

「この前納品した成果物だけど(ぷっ)、
 実は相手側のシステムから、想定外のデータが入ってくるって連絡があって(うひッ)…
 様はほとんど造り直しになっちゃう訳だけど(ぶひーッひひひ)」

「(ぷーーーっ)3ヶ月も前に確認済みだったことじゃないですか。
 来週から結合テストなのに(くっくっくっ)」

「分かってるけど、対応せざるを得ない。
 来週、最終仕様が確認できるから、宜しく頼むよ(げへっげへっ)」

「あの、来週テストが始まるのに、来週仕様が決まるんですか???(うひゃひゃひゃ)」

「一応、君は知っておいた方がいいと思って(いひひひ)」

「そー言う問題ではないでしょう(あははは)」


–––


理想論をリアルに遂行すると、
少し問題が生じる場合があるという例。

◆◇◆

06/04/10(月) 01:18:05

大人なのに自転車で転びました。

MTBでぼーと走ってたら、
見通しの悪い交差点でクルマと出会い頭になって、
急ブレーキ&ジャックナイフ。
リアが高く上がったところで一秒ほど停止した後、
見事に前転した。

しっかり着地できればカッコよかったのに。

クルマが止まってくれたから良かったけれど、
もし動いていたらと思うとぞっとする。
ひょっとしたら僕は今、こうしてここでキーボードを打つことなんて、
できなかったかもしれない。

自転車に限らず、オートバイやクルマに乗る時も、
もっと気をつけなくちゃいけないなとつくづく思いました。
最近の僕は、弛緩し過ぎだ。

この一件で、
ジャックナイフは荷重がかかって
め一杯縮んだフロントサスが反発してきた時に、
バランスを崩すのだということを学んだよ。

↑反省の色ないな。


◆◇◆

06/03/29(水) 11:23:09

ある日の深夜。

–––

風呂入って寝ようと思って、
脱衣所に入ると、どたどたと慌しく弟が帰ってきた。


「兄貴、ちょっと待ってくれ」


彼は靴下を脱ぎ、
おもむろにニオイをかいで、


「ンハー…」


と恍惚の表情を浮かべた後、
満足そうにそれを洗濯機に放り込んで去っていった。


どう反応すべきか見当がつかなかったので、
とりあえずスルーしたのだけれど、
ひょっとしたら彼は、特別なリアクションを期待していたのかもしれない。
一人でボケるのって、実は割と辛いことなのだ。
僕は彼をささやかに傷つけてしまったのではないだろうか。

湯舟に浸かりながら、
そんなぷち悔恨が脳裏を過ぎる。



風呂上りに彼の様子を伺う。


脱いだYシャツの脇のニオイをかぎながら、


「モハー…」


感嘆のため息と共に、
幸せそうに缶チューハイをがぶ呑みする弟がそこにいた。


君、そんなに自分の香りが好きか。

◆◇◆

06/02/23(木) 21:28:16

下駄用にAddressV125Gを買った。

このバイク、3月からは生産の拠点が台湾に移ってしまうということで、
今が国産のV125を入手できるラストチャンス。
(Wikiに拠れば以前から組み立ては海外だったらしい。)
発売から1年が経過し、リコールも順調に3件ほど発生した。
そろそろ信頼性は確保されたと見ていいだろう。

4stのスクーターは殆ど乗ったことがない。
ノーマルながら、可愛らしく歯切れの良い排気音が新鮮。
CVTのセッティングも上出来で、
とてもスムーズに加速する。

車体が軽くスリムだから、渋滞路が全く苦にならない。



ぼいーーーーーん。
(エンジン音)


ぼいーーーん。


ぼいーーーん。


ぽぅ゛ーーーう。
(エンブレ)


ぼいーーーーーん。



飽きた。どうしよう。

◆◇◆

06/02/20(月) 23:58:23

犬が手術した。

床に落ちてたマジックのキャップを呑み込んで、
腸につかえてしまったのだ。
開腹するしか取り出す方法がない。


間抜けすぎてちっとも同情する気になれない。
ばかかお前は。


こーゆうこと言うと、
すぐに飼い主が悪いと非難する人がいるけれど、
たまに迂闊だったからって、あまり責めないで欲しい。
生き物が相手なんだから、
予測のつかないことだって起きる。

とりあえず、元気に帰ってきたので良かったです。
お腹にでかい禿げできちゃったけど。

しうつ代でゆーつだけど。

◆◇◆

06/01/10(火) 20:42:20

スパムメール。

7年以上も同じアドレスを使用しているので、
毎日とてもたくさん届きます。
(フィルターをかけているので、実際に受信するのは1日1〜2通程度。)

それは別に大したことじゃないけれど、
困ってしまうのが掲示板に投稿されるタイプのもの。

メールと違って、自分以外にも迷惑がかかる上、
削除するためには、管理メニューにログインする必要がある。
仕事先でもネットには接続できるが、
セキュリティの問題もあるし、そんな行為はご法度だ。

お陰で、寝起きと帰宅時に必ず自分の掲示板をチェックする様になった。

全く持って鬱陶しい。

どこのどいつか知らないが。

何故、こんな誰も喜ばないことに情熱を燃やすんだ。



orz


↑

その点においては、
人のことをとやかく言えない自分に気付いたらしい。

◆◇◆

06/01/01(日) 23:41:32

明けましておめでとうございます。

個人的に新しい年だからと言って、
張り切って何かを志すとか、そーいうタイプでは全くありませんが、
適当にしんどくならない程度に頑張っていきたいと思います。
それは頑張っていることにはならないんじゃないか、
という突っ込みは却下です。


こんなんでもなんとかやっています。
だからみんな大丈夫。


2006年も、宜しくお願いいたします。

  monologe 2007  <===   ===>  monologe 2005  

etc...のTOPへ

home