2011年の
monologue

◆◇◆

2011/12/23

友人の家での事件。

死んだ金魚は二匹目だった。

金魚は彼が夜店で娘に買い与えたもので、
彼女(小学3年生)は、とても可愛いがっていたという。

一匹目が死んだとき、
水面に浮かんだ金魚の姿を見た彼女はひどく悲しんだ。
だから二匹目が死んだとき、
友人は彼女が悲しまないように、
こっそり金魚を埋葬した。

そして、朝食の折、務めて事務的に彼女に伝えた。

金魚は死んでしまったので埋めた。
寿命だったんだと。



(間)



生ぎがえったがもじれないじゃないかぁ〜。
おどうさんが、とどめをさしたぁ〜。


大騒ぎになった。

哀しみという感情を処理するために、
おそらくひとは一定のプロセスを必要とするんだと思う。

◆◇◆

2011/12/03

職場の女子(あえてそう呼ぶ)が、
ときどきおやつにお菓子を配ってくれるのです。

いつも貰ってばかりでは悪いので、僕もときどきお返しします。

---

おお、チョコレートかい。
嬢ちゃん。いつもすまんねえ。

じいじからも何かあげような。
しょうがと蜂蜜ののど飴と、
プリンキャラメルと、どっちがいいかね?
何?りょうほうとな。

いいとも、いいとも。

嬢ちゃんは業が深いの。
好きなだけ持っていくといいよ。

---

このやりとりがあってから、
ヘンなおじいさんキャラが定着しています。
おやつタイム限定で。

◆◇◆

2011/12/01

天才は生まれつきです。もうなれません。

努力です。努力で天才に勝ちます


中学校の卒業文集に、
こんな言葉を残してしまう萩原少年(後の、稀勢の里関)は、
間違いなく天才の側に立っているひとだと思う。

世に天才と呼ばれるひとにも、
それなりの壁があり、当然のように挫折を経験する。
そのことを、四十の僕はさすがに知っているわけだけれど。
そして、努力だけで天才に打ち勝とうとするには、
(自分が)いささか歳を取り過ぎてしまったことを、
自覚せずにはいられないのだけれど。

稀勢の里の大関昇進は、
史上5番目のスロー出世だったそうだ。

天才だって努力し続けてるんだから、
凡才おぢさんは、不細工でもなんでも、もっと足掻かなきゃだよね。
壁を、叩いてみよう。僕なりのやりかたで。

◆◇◆

2011/11/29

自動販売機が“あたたかい”と“冷たい”だけなのは何故だろう。

芯から凍えているひとのための“熱い”や、
お年寄りや小さなお子さんのための“ぬるい”、
そんな選択肢があっても良いよね。

紙コップの珈琲だって、一杯300円も取るくらいなら、
砂糖やクリームの量だけでなく、使う水の種類も選択できていいんじゃない?
ボルヴィックとか何とかの天然水とか。
いまどき、水道水はないでしょ。
実際に違いが分かるかどうかは置いといて、
昨今は関東の水道水もしっかり放射線を纏っているんだしさ…。

画面のタッチパネル化や電子マネー対応なんかより、
よほどユーザーに寄り添った進化だと思うんだけれどな。

寒い朝、温くてざんねんな缶珈琲を手に、
ふとそんなことを考えてしまった。

◆◇◆

2011/10/31

都内の某バイク屋にて、
僕がいない席でこんな会話があったらしい。

---

葱やんはぁ(僕のことだ)。
革なんか着てるから女の子にもてねんだ(茨城弁)

それ、どゆこと?

革はぁ、こまめに洗濯でぎねえがら、不潔なんだ(茨城弁)

なるほどねー。

---

肌の上に直接着るわけじゃないけど、
確かに革は洗濯しないなー。
インナーはツーリング毎に洗濯するよ。


布つなぎでワインディングを奔る度胸はないわ…。


もてないのは、人間性の問題だと思う。
(いろいろ致命的だ)

◆◇◆

2011/09/16

仕事先で仕出し弁当を頼めるのだが、
業者がふたつ入っている。

値段はそれぞれ、350円と370円。

殆どのひとは安い方を選ぶ。
メニューは大して変わらない。
でも、たった20円差なので、あまりに両者の注文数に差があると、
370円の業者が不憫に思えることがある。
だってどちらも充分に安いんだから。

---

「サンゴーとサンナナの違いって、値段以外になんですかね?」

「ご飯が保温機に入っているか否か?」

「いや、サンゴーも温かいですよ」

「サンナナはご飯に梅干しが載っている」

「それだ!」

「梅干しが絶対的差異w」

「絶対的差異って、英語だとどんな表現になるんでしょう?」

「うーん、“absolute difference”かな?」

「ちょっとニュアンスが違うような気がするけど…」

「“absolute reality”で‘揺らぎない真実’みたいな使い方するでしょ」

---

途中から聞き耳を立てていたパートのおばちゃんが、
感心した表情で話しかけてきた。


「なんだかすごく難しいお話ですね」


いいえ。それほどでも。

◆◇◆

2011/09/12

ジェベ朗のタイア交換をした。

林道でパンクしたとき、修理できないと話になんない。
訓練を兼ねて自分でやる。
もちろんビードブレーカーなんて用いない。タイアレバーオンリー。
必要なのは実地で役に立つ技術だ。

でまあ、筋肉痛になるわけですw

作業の翌日に筋肉痛が出るくらいなら、
まだまだ若いよねーと思って、ちょっと喜んでいたら、
二日目の朝にもっと酷いのが待ってて凹んだorz
この作業を日常的に行う、
バイク屋のボスはスゲーなと改めて感心する。

そこで思い出すのがこのエピソード。

友人K氏が愛機Zのタイア交換を依頼したのだが、
いつもはさくさく作業が進むのに、
この日に限ってなかなかホイールにタイアが入らない。

30分だかそこら格闘した後、ボスはこう言い放った。


「うをー。サイズが違ェ!!」


18インチホイールに17インチのタイア嵌めようとしてたのね。

その場に居合わせなかったことを、未だざんねんに思います。
入ってたら伝説だったな。

◆◇◆

2011/09/09

僕は往々にして、サインをするときにひらがなを使う。

ここでいうサインとはもちろん、
芸能人や作家のような意識過剰でこまっしゃくれたものではなく、
宅急便の受取りなどで書く簡易的なサインのことだ。

ひらがなで書く自分の名前は、
漢字で書かれた自分の名前より、たぶん、好きです。

◆◇◆

2011/09/08

夕方、仕事から帰って、
通勤スペシャルのアドレスV125をガレージに仕舞おうとしていると、
背後から「おーい。おーい」と呼ぶ声がする。

振り返ると、向かいの家の男の子が、
この上ないドヤ顔をたたえて、全裸で股間を窓ガラスに押し付けていた。
僕が思考停止して何のリアクションもできないでいる間に、
彼は意味不明な言葉を叫びながら、
ばたばたと家の奥に引っ込んでいった。

この勝負は彼の勝ちだ。

彼は男子として、正しく成長している。

◆◇◆

2011/09/03

日が短くなってきたので、
ヘルメットのシールドをミラーからライトスモークに変えました。

今のヘルメットは4年目。
そろそろメーカーが推奨する交換時期だけど、
落として衝撃を与えたりとかしてないし、
だいじに使っているので、あと数年はもって欲しい。
とは言え、内装は新調したいな。

このメット、なんで買ったんだっけ?


orz


↑
思い出したらしい。

だいたいメットを買い替えるきっかけって、転倒だよね…。
あれからはや3年が経過しているのかあ。

ちなみに、僕んちでいちばん旧いメットは、
’01年製の原田レプリカです。
さすがに使う機会はもうないけど。

◆◇◆

2011/08/29

ご飯の後は必ず歯を磨く。
なのに年に一度は歯医者の世話になる。

僕の奥歯で治療痕がないのは、恥ずかしながら左の下だけ。
右手のみでの歯磨きがアンバランスなのかもしれない。
ブラシや手首の角度の問題で、きちんと磨けない部分が生じるのかもしれない。
ふとそんなことに気づき、
左手でも歯を磨いてみることにした。


ごしごしごし。
(利き腕でない方の手で歯磨きはやはり難しいな)


ごぱむがっ!
(ブラシが喉に入っ…!)



口に含んでいた歯磨きを四方にぶちまけ、
目に涙を浮かべ白い鼻水を垂らす自分の姿を鏡で見て、
ちょっと泣きたくなった。

◆◇◆

2011/08/16

親戚から果物が届いた。
クロネコヤマトの宅急便で。

昨日、不在通知がポストに入っていたのだが、
忙しくて再配送の連絡をすることができなかった。
今朝もちょっと留守をしていたときに訪れたらしく、
二枚目の不在通知が入っていた。

夕方になって、発送もとのサービスセンターから電話があり、
再配送が可能な日程を尋ねられた。
明日の夕方、7時以降なら答えると、
相手はほっとしたように電話を切った。

10分後に同じひとから電話。

再度の電話を詫びながら、
荷の中身が果物なので早めに届けたい。
これからお伺いしてかまわないかという。

時刻は既に20時を回っていた。

がんばるクロネコ


がんばりすぎでしょう。

スゲーよ。クロネコ。
そう、僕は地味にクロネコさんのファンだったりします。

配送のひとが使っている肉球型の滑り止めが付いた軍手も大好きです。

◆◇◆

2011/08/04

暑いのでプールに行ってきた。

しかし、どうにも上手く泳げない。
具体的には、息継ぎが下手になっている。
どうしても鼻から水を飲んでしまう。

ほんの少しの量だから咳き込んだりはしないけれど、
あの、後頭部につーんとくる感じが来ると泳ぎのリズムが狂う。

息継ぎのとき、僕は口で呼吸をする。
だから、鼻から水が入ってくると言うのは理屈としておかしい。
鼻と口は繋がっている訳だから、
完全にシャットアウトとは行かないのかもしれない。
でも、こんなことは初めてだ。

しばらく泳いでいなかったせいだろうか。
泳ぎは一度覚えれば、そう忘れるものではない。
ある程度距離をこなせば、自然と感覚が戻ってくる筈だ。
しかし、だめだった。
以前と同じフォームで泳いでいるつもりなのに、
息継ぎだけが上手くできない。

いつも2時間で3km泳ぐことをノルマとしているのだが、
この日は200m及ばなかった。
僕的に、すごく敗けた気分である。

あとになって、昨晩、伸びたはなげを念入りにカットしたことを思い出した。

そうだったのか。

◆◇◆

2011/07/25


パソコンがコンテンツを創り出す機器であるのに対し、
スマートフォンやタブレットPCはコンテンツを消費する機器である。


Acerの社長が何かのインタビューでそう語っていた。

確かにあれは、コンピュータを消費機器として、
純粋に究極に洗練させた形かもしれない。

具体的な使用目的を持ってパソコンを購入するユーザーは少数だ。
「パソコンは何でもできる」って言われるけれど、
僕も初めは、パソコンという道具の使い道を、殆んど(まったく)理解していなかった。
恐らくは他の大多数のパソコン初心者と同じように。
当時はインターネットもなかったし。

もし最初に出会ったのが、パソコンでなくてスマートフォンだったら、
僕はホームページなんてものを作ることはせず、
せいぜいTwitterで短いセンテンスを流す程度に留まっていたのではないか。

消費社会にあってスマートフォンの存在は極めて正しい。

与えられるコンテンツをひたすら消費するだけで、
ものづくりに用いられないコンピュータって、
すごく勿体ないというか、ざんねんな気もするんだけれどね。

◆◇◆

2011/07/21

街中で見知らぬ女性とすれ違ったとき、
さらさらのロングヘアからふわりと香るシャンプーの匂いが好きです。

あれに反応してしまうのは、
男の子としての本能みたいなもので、
ある程度しかたないと思う。

先日、電車の中でとてもよい香りに鼻腔をくすぐられ、
どんな娘だろうという好奇心から、思わず振り返ってしまった。

しかし、そこにいたのは、
後頭部にしか毛が残っていない、白髪のオサーンだった。

僕は殺意に近い激情に駆られた。

かように無様な感情の起伏も男の子の本能として、
致しかたのないことだと思う。

◆◇◆

2011/07/07

バイクに乗りたい気はするんだけど、
もひとつモチベーションが上がらないんだよな…てときに、
思い返すフレーズがある。


もし忙しいというだけで走るのをやめてしまったら、
間違いなく一生走れなくなってしまう。
走り続けるための理由はほんの少ししかないけれど、
走るのをやめるための理由なら大型トラック一杯分はあるからだ。
 
僕らにできるのは、
その「ほんの少しの理由」をひとつひとつ
大事に磨き続けることだけだ。
 
村上春樹著「走ることについて語るときに僕の語ること」より


ランナーとしての自身について語っている文章なんだけれど、
バイク乗り的にもなんだか染みるものがないですか?


大型トラック一杯分のエトセトラ。


バイクは愉しく乗ってなんぼだから、
別に体育会系のノリにしなくてもいいわけだけれど、
気後れして立ち竦んでしまってるとき、
この言葉が背中を押してくれる場合があります。

そして、いざ走り出してしまえば、
いつの間にか夢中になってる自分に会えたりするよね。

◆◇◆

2011/07/03

この暑いのにラーメンツーリングを企画して、行ってきました。

地元のオフ車乗りに教えて貰った、『方雅』さんというお店。
お勧めは分厚いチャーシューを5枚も載せた「にんたまラーメン」。

んが、僕が「めんまラーメン」を頼んだので、
参加者からは非難轟々。
自分で連れて来ておきながら、
お勧めメニューを注文しないのは何事だとゆうことらしい。


チャーシュー苦手なんです。


ホントは海鮮丼を食べたかったのに、
放射線が心配だつうから、みんな好きそうなラーメンにしたのに…。
気を利かせたつもりが、
上手くいかないこともあるものです。

◆◇◆

2011/06/22

電気屋さんに切れた電球を買いに行く。

自分の買い物を済ませて店内をぶらぶらしていると、
マッサージチェアのコーナーで、
割とキレイな女の子が白目剥いて、口開けて寝てた。
割とキレイなだけにざんねん度もひとしお。

僕は思うのだけれど、
女の子が不用意にそーゆう隙を見せるのは、
好きな男の前でだけにして欲しい。

彼女が自分の前で警戒を解いているさまは、
なんていうのか、僕的に萌えるポイントだったりするのだ。

まあ、それも程度問題だけれど。

◆◇◆

2011/06/14

となりのトトロ “さんぽ” のメロディーにのせて。


アル中 アル中 あなたはびょうき
おさけがだいすき どんどん呑もう

しょうちゅう ぽんしゅに ウイスキー
ホッピーセットに ジョッキ生
おさけがたくさん うれしいな

あるこーる あるこーる わたしはのんべ
おさけがだいすき がんがん呑もう

えだまめ たこわさ ひややっこ
黄金イカに チーズ揚げ
つまみもたくさん うれしいな

アル中 アル中 あなたはびょうき
おさけがだいすき どんどん呑もう

きつねも たぬきも でておいで
いっしょに呑もう こころのゆくまで
おさけがたくさん うれしいな
呑みともたくさん うれしいな


◆◇◆

2011/05/12

ジムへ筋トレに行く。

会員制のちゃんとしたところじゃなくて、
二時間310円で楽しめる公民館のトレーニングセンターだけどね。

いつも感心するのが受付のおねえさんの姿だ。

入場チケットのチェックのほか、
ベンチブレスのウエイト補助や、
初心者に器具の使い方を説明するのが彼女の仕事。
でも、空いているときは、
あまり仕事らしい仕事がない(ように見える)。

なのに彼女ときたら、
だらけた仕草や眠そうな表情を見せることがまったくない。
誰にでもできることではないし、
少なくとも僕には絶対できないと思う。
間違いなく、寝る。

ただ、そのリスペクトの感情を言葉にして伝えるのは、
なかなかに難しい。


「ひ、暇でたいへんですね」


なんて言ったら気を悪くするよな。やっぱり。

◆◇◆

2011/05/09

僕はよく二輪レースやボクシングのニュースを、
海外サイトでチェックするのだけれど、たいした英語のスキルはない。
(せいぜい中学生並みだ)

そこでGoogle翻訳を利用する。

翻訳精度は「?」が飛び交うレベルだが、
大筋を掴むことはできるし、足りない部分は想像力で補う。
(もちろん必要に応じて辞書も使う)

想像力で補ってよいのかという問題はさておき、
ときに、はっとするようなフレーズが飛び出して来るので、割と愉しい。

Paris Hilton Said:I thought it was great fight.
(パリスヒルトンは言った。私は戦いと思ったな、それがされました)


あの娘のトークを日本語化すると、
確かにそんなニュアンスになりそうだ。

KYっぷりがリアル。

◆◇◆

2011/05/06

ベランダで洗濯物を干しているとき、
思い切り加トちゃんみたいなくしゃみが出て、
近所に響き渡ってしまったので、
少々自己嫌悪する。

しかしそのすぐ後で、
加トちゃんはリスペクトすべき立派な芸人であり、
僕は加トちゃんみたいにできたことを恥ずかしがる必要なんてない。
むしろ誇らしく感じるべきだと思い直す。
(ときと場合を選ぶ必要があるけれど)

加トちゃんみたいなくしゃみなんて、
やるじゃんおれ、と。

かように忙しいGWを過ごしております。

◆◇◆

2011/04/29

ツーリングから帰ったらやるべきこと。

・洗車して、仕上げにフクピカする

・NAGバルブを掃除する

・シャワーを浴び、部屋着に着替える

・固く絞ったタオルでレザージャケットと革パンを拭き、陰干しする

・メットを濡れ拭きして、シールドに付いた汚れや虫の死骸をとる

・ガレージに戻り、ラジカセでストロークスのCDをかける

・ヱビスのプルリングを開け、バイクを眺めつつ余韻に浸る


困ったことに、
必ず遂行されるのは最後のふたつだけだ。
そんなものだよね。

そんなものだと、言え。(脅迫)

◆◇◆

2011/04/27

サスセッティングの総仕上げ的な仕事と言っていい。

ヱ〜ビス、ちょっと贅沢なアール♪

T.O.T.にZ1000J改で参戦し、
筑波を4秒台で走る漢(おとこ)、でらそん氏のアイデア。
流行るの希望だそうなので、
どんどん真似すると良いと思います。

弟とお揃いはヤだから、
じぶんのは黒ヱビスにするか思案中。

◆◇◆

2011/04/25

土曜日に母の原チァのタイアを交換した。
段減りが酷かったし、スリップサインも出ていたから。

タイアの磨耗は徐々に進行していくものだから、
なかなか気づかないものなのだが、
あれだけ減っていれば、
運転はそれなりに緊張感を伴うものになっていたと思う。

ヘタったタイアを新品にすると、
バイクがスゲー気持ちよく走るんだよね。

小雨煙る中、ガレージの隅っこで僕は、
鉄ッちんホイールと格闘する。
母がにぅタイアの違いに驚く顔を思い浮かべながらがんばった。


交換後のインプレッション。


「なーんもわからん」


これも一種の才能だと思う。

◆◇◆

2011/04/23

この頃、auのCMやらなくなったね。

お父さん?

ぽぽぽぽーん。

それauじゃなくて、AC…。

犬のお父さんはauじゃなくてSoftBank…。

………。

ぼけすぎですか。

いいえ、誰でも。

◆◇◆

2011/04/19

先月から、弟の'88年型 GSX-R750(油冷)を預かっている。

あまり乗っていないそうなので、
試乗と称してこっそり勝手にツーリングしてきた。

初めは乗りづらかったが、
サスセットをちょっと弄ったら、これが良く走る。
僕の刀よりくるくる曲がって、しかもコーナーでビターと安定してるの。
気になるところもないではないけれど、
こりゃー速いわ。

その晩、弟の駆るGSX-Rに、
ワインディングで小突付き回われる夢を見た。

全力で走っているのに、びったりくっついて離れない。
バックミラー越しに弟のドヤ顔が見える。
腹が立つのでハングオフしながらウ○コ落として走路妨害する。
(夢の中だからなんでもできる)
それを踏んづけて、平気で奴は追撃してくる。
(夢の中だからなんでもありだ)

目覚めたとき、真顔でパジャマの尻を抑えて、
何事も起きていないことを確認した。

夢の中だけの話で心底ほっとした。

◆◇◆

2011/04/14

iPhoneのメールの署名を、
“名前@あいぽぽぽぽ〜ん拝”にした。

あのへんてこなACのCMもあまり見なくなってきたから、
そろそろネタ的に賞味期限切れのような気がするけれど、
今しばらく使えるのではないか。

んでもって、今年の流行語大賞は、
「ぽぽぽぽ〜ん」か「枝る」のどちらかではないかと、
密かに思ってたりするw
でも、実際にそうなると、また不謹慎だとかなんとか言い出す連中が
出てくるかもしれない。

狭量さ、非寛容さを滋養として生きている人間が、
世の中には確かに存在すると思う。

◆◇◆

2011/04/12

SRXのユーザー車検に行って来た。

メーター検査でまさかの大苦戦。
経年劣化で反応が鈍って、針が実際より低い速度を示すらしい。
5回もラインに並んで、やっと合格した。
二年前は問題なかったのになあ。
NG印だらけの検査票が恥ずかしかったです。


かつて某氏とこんな会話を交わしたことを思い出す。


僕:「お、おら、峠道で100km以上なんておっかなくて出せねえだよ」

某氏:「寝言こくでねえ。わしのスタックの針は誤魔化せんぞ」


ごめん某氏。貴方が正しかった。

最後は勘で通したのだけれど、
早めに対策しなくちゃね。

◆◇◆

2011/04/05

一ヶ月ほど前、突然、不調になった僕のパソコン。

新しいHDDに交換して、XPを再インストールしても症状は変わらない。
結局、VGAのドライバをダウングレードすることで、とりあえずの解決をみました。
この2週間はふつうに使えています。

ブルースクリーンに“ati2dvagの応答停止”とか表示されていたから、
ドライバの不具合だろうとは思っていたんだけれど…。
これ、ATI Radionユーザーが割と頻繁に遭遇する不具合のようで、
“ati2dvag”で検索すると、大量の関連情報がHitします。
電源の容量不足とかマザーボードとの相性問題とか、いろんな説があるけれど、
これといった解決策は見当たらない。
(そこがいちばん肝心なところなのに)

今回、直ってくれたのは、半ば偶然みたいなものです。
そもそも不調になる前にドライバをアップデートした記憶がないんだよね。
いつ再発するかわからない。

こーゆう理不尽なトラブルに出くわすたび、
コンピューターを地球上からすべてなくしたい衝動に駆られます(笑)

◆◇◆

2011/04/04

被災地以外のひとたちはふつうに暮らし、
お金を使って経済を回してあげないと世の中がたちゆかなくなってくる。

それはある側面で正しい考え方であると思うし、
理屈はわかっているつもりだけれど、
苦しんでいる人たちの姿を毎日のようにニュースで見ていたら、
そう簡単に割り切れるもんじゃない。

そんなわけで、震災以降はツーリングを控え、
行ったつもりで義援金を寄付していました。

気持ちがノラない。
愉しむための集中力に欠けている。
こんな精神状態でバイクに乗ったら、危ない。
一方で僕は、バイクに乗らないと引きこもり化してしまう人なので、
まったく以ってテンションが低い日々。

でも、それじゃダメなんだ。
そろそろ通常モードに戻ります。
僕にできる範囲で。

がんばろう日本。

◆◇◆

2011/03/30

夜の停電に備える。

ガレージからLEDハンディライトを持ち出し、
押入れからキャンプツーリング用のランタンとコンロと、
ガスボンベを引っ張り出してきた。
コンパクトタイプの手鍋もね。

ハンディライトは(たまたまだが)家族の人数ぶん、三本ある。
電池は、それぞれ単三とリチウム。
両方ストックはあるし、単一、単二に比べれば、
比較的容易に手に入れることができる。

ガスボンベも予備があってよかった。
震災後は近所のホームセンターで軒並み売り切れていたからね。

長くてもたった3時間。
このくらい苦労でもなんでもない。
室内キャンプのつもりで愉しんじゃうぜ。


ところが、いつまで経っても停電がこない。




第●グループは鉄道事業者が集中し、
計画停電による影響が大きいことから対象から除外されました。




ピエロだ。

◆◇◆

2011/03/21

震災この方、可能な限りクルマやバイクでの移動を控え、
ガソリンの消費を抑えています。
水も食料も必要なぶんだけしか買わない。

僕にはその程度のことしかできない。
二週間もすれば都心近郊の物不足は解消する。
ちょっとの間のがまんだ。

買いだめに走るひとたちって、
結局、ふだんから非常時の備えが足りないんだよね。
だから自分が被災していなくても、
不安になるんだと思う。

ただ、備えあって困ることもある。

野菜は風邪を引いている。
魚も肉も冷凍焼けで味が落ちている。
チーズは二ヶ月前に賞味期限が切れているし、
焼肉のたれに至っては2010年4月までだった。

わがままを言っていては被災地に申し訳ないと、
それらの食材で食卓を彩る。

家族で僕だけが、何故かまっさきに腹を壊すorz

僕は同年代の人たちに比べて、医学数値的に健康な部類に入るし、
定期的にジョギングしたりジムトレしたりしているから、
体力もそこそこあると思うんだけれど、
まったく以って、丈夫ではないのです。

健康とタフネスは同義ではない。

◆◇◆

2011/03/16

まだ一度も停電していないのです。

---

節電のため、トイレの換気扇をOffにして用を足す弟。
続いて入る「やり過ぎだ!」と言えない僕。


Hey,Boy.状況を正しく理解しろ。
残りの酸素が少ないんだ。
どうしても我慢できなくなったら意識を集中して、
可能な限りゆっくりと呼吸するのさ。


………。


くはあ(涙目)。


明日は絶対に僕が先に入る。
そうこころに決めた。

◆◇◆

2011/03/12

酷い地震だった。

ニュースで各地の被災状況が明らかになるにつれ、
背筋が寒くなる。

家の近所は軽微な被害で、
せいぜい食器棚から茶碗や皿が落ちて割れたくらい。
電気、水道、ガスもすべて生きている。
バイクも倒れなかった。

それでも昨晩は余震に備えて風呂に水を貯め、
ご飯を炊いて、着衣のまま眠りました。

今のところいつもの平和な週末の朝です。

被災地の方々のために何かしてあげたいけれど、
何もできないのがもどかしい。

一人でも多くの人が無事でいて欲しい。

◆◇◆

2011/03/08

一昨日、「ピコーーーーーーーー。ぷ」とゆって、
パソコンが止まった。

最後の「ぷ」はなんだ。
7039氏:「HDDの断末魔かと」
タヌピチ氏:「いや、最後っ屁ってやつかと」
今のパソコンになって3年で、HDDのクラッシュは2回目です。
ちょっと壊れすぎのように思う。

RADEてHDDに負担をかけやすいのかしら。
あ゛。ひとつのCPUが二機のHDDを使用する訳だから、
単純に障害発生率は二倍になるのか。

今頃気づく迂闊で愚かな僕orz

しようがないので、新しいHDDを買ってきました。
これからクリーンインストールします。

◆◇◆

2011/03/07

直管マフラー+鬼ハンの四気筒を駆る、
とっぽい雰囲気のあんちゃんを家の近所でときどき見かける。
スピードは出さないが、
エンジンを吹かすものだから、
彼が通ると道行く人は皆振り返る。

あーいう無差別に人を威嚇して自己満足に浸るような人と、
関りあいになるのは嫌だなあ。

密かにそう思っていたのだが…。

先日、僕が刀の整備を終えて、
作業ツナギのまま試走していると(ズボゲゴー)、彼は左端に寄り、
こちらが戸惑ってしまうくらい素直に道を譲ってくれた。
キラキラした親近感の眼差しを向けて。

その理由については、
保身のため深く追求しないこととする。

◆◇◆

2011/03/06

録画していたエネーチケーのドキュメンタリー番組を観た。

『北京〜パリ 大陸横断レース』

レギュレーションはただひとつ。
1965年以前に生産されたクルマであること。

博物館に飾られていそうなクラシックマシンが、
砂漠を激走したり河を渡っちゃったりするのだから、
もちろんトラブルは起きる。
だけど、何より苦境でも笑みを絶やさない参加者のメンタルパワーに感心した。
あの姿勢は人として見習いたい。


If you're not smiling,You're not doing it right
(笑顔でいなければ何事も上手くはいかない)


笑顔って大事だよ。

不用意に実践すると、
ばかにしていると勘違いされて相手の機嫌を損ねるか、
可哀相な人に見られて引かれそうですが。

◆◇◆

2011/03/04

運転しながら女の子のボーカルを聴きたいと思って、
Natalie MerchantのCDを購入した。
女の“子”じゃないけどまあいいや。

“Retrospective 1990-2005”
(Official HPで試聴出来ます)

ドライビング・ミュージックにはフルアルバムより、
所謂つまみ喰い的な愉しみ方ができるベスト盤のほうが向いていると個人的に思う。
アルバムはきちんと襟を正して聴きたいというか、
まあそこまで拘っている訳でもないんだけれど、なんとなく。

二枚組で二枚目がレア・トラック集になっている。
Billy Braggとのコラボ“Bread & Circuses”や、
Michale Stipeとのデュエット曲“Photograph”が収録されているのが嬉しい。
前者はBilly のアルバム“Don't try this at home”に、
ボーナス・トラックとして収録されていた(と思う)のだけれど、
車内荒らしに遭って、なくしてしまった。
リイシュー(reissue)や輸入盤にはボーナス・トラックが収録されていなかったから、
僕的に幻の曲になっていたんだよね。

僕の音楽的嗜好は専ら、
“内省的な詩を持つ激しくて喧しくて速くて短いやつ”ですが、
この手のナチュラルなボーカルものも割と好きです。

◆◇◆

2011/03/02

別に達観しているとゆうのでもないのだが、
僕には勝負事で負けてもあまり悔しがらない傾向がある。

世の中にはたくさんの人がいて、
才能も得意分野も努力の仕方も様々で、
要するに誰もがいちばんになれる訳じゃない。
人の数−1の敗北が存在する。
どんなに努力しても人間は負けるときは負ける。

負け犬(Under Dog)のほうがずっと多いのだ。
負けっぷりにも拠るけれど、一度や二度負けたところでいちいち気にしていられるもんか。

ただし僕が受け入れることができる敗北は、
相手が他人の場合に限る。

昨日までの自分に負けるのは嫌だ。

今まで出来なかったことが、
何かひとつ新しくできるようになると、
次からはそれがノルマになる。

そーゆうこと。

◆◇◆

2011/03/01

映画やドラマをダウンロードして、
iPodやiPhoneに入れるサービスが始まったとき、
あんな小さな画面で映画なんか観て、
何が面白いんだと思った。
でも、発想の転換て大事だね。


「テーマパークの長い待ち行列で、
子供に与えると絶大な威力を発揮するんですよ」


バイク屋のボスがドヤ顔でこう言ったとき、
なるほどと感心した。

僕個人としては、映画はやっぱり劇場で観たい。
スクリーンで感銘を受けた作品を、
テレビでもう一度観たらそれほど良くなくて、
がっかりした経験があるから。
子供なら小さなモニタの中に自分の世界を作って、
埋没しちゃえるんだろうけれど、
やっぱ雰囲気って大事だよ。

感動ってのは、インスタントに得られるものじゃないんだろうね。
大人になってつくづくそう思う。

(※:ドヤ顔≒「どーや。まいったか」とゆう表情のこと)

◆◇◆

2011/02/27

10kmのジョギングを終えた後、
いつものように僕は公園のベンチで腹筋を始めた。

寝転んで空を見上げると大きな鳥の影が見えた。

鳥は僕の真上を通過する刹那、“何か”を放った。
放たれた“何か”は、万有引力の法則に従い、
重力加速度に乗って、僕めがけぐんぐん近づいてきた。
僕は下腹の筋肉に渾身の力を混め、
猛スピードで上半身を起こして、その“何か”を回避した。

継続は力なりだ。
もし僕が定期的に身体を動かすことを習慣としていなかったら、
この危機を回避することは到底出来なかっただろう。

僕には“何か”が落下しながら空気抵抗を受け、
いくつかの飛沫に分散してゆく様を観察する余裕すらあった。
自分が次のステージに立ったような気がした。
僕はまだ、成長しているのだ。

ここで立ち止まってはいけない。
年齢と共に体力は衰えていくかもしれないが、
身体を鍛えておくことには意味がある。

僕は再び、腹筋を開始した。



そのとき、背中に“何か”が「ぺちょっ」と(ry

◆◇◆

2011/02/25

もし何かの拍子に現代文明が滅びてしまったら、
HDDに保存された人類の記憶は、
二度と再生されることはないのではないか。

一度手順を失ってしまえば、
それを復元することはほとんど不可能に思える。

でも、何万年も後になって、
新しい人類か、あるいは地球にやってきた気まぐれな異星人が、
想像も出来ないほど高い科学力を持っていて、
地球人の風俗を研究するために、
(そんな暇なことをするかどうかはさておき)
遺されたHDDの中身をさらっと解読しちゃったとして。

そして僕らが受け取る電子メールの、
実に8割がスパムだと知ってしまったら。

地球人てのは虚しい欲望に縛られた哀れな種族だったと、
呆れてしまうのだろうな。

◆◇◆

2011/02/24

喫茶店で肩をこきこき鳴らしながら本を読んでいたら、
隣に座っていた女のコが声をかけてきた。

「肩こり、酷いんですか?ちょっと私に診せてくれませんか」

断る理由もなかったので了承した。
マッサージでも始めるのかと思ったら、
彼女は僕に正面を向かせ、
目を閉じてオーケストラの指揮者を思わせる、
不思議な仕草をした。

「如何ですか?」

驚くべきことに首を回しても音が出ない。
さきほどまであった痛みもほとんど消えていた。
僕は彼女に礼を言った。

「貴方の内なる力をそっと引き出しただけなんです」

カルトみたいだと僕が言うと、
彼女は柔らかな微笑を浮かべた。
とくべつ美人というのでもないけれど、感じの良い人だった。
電話番号くらい聞いておけばよかったと、
今更ながらに後悔している。

あっけにとられているうちに彼女はすいと去ってしまった。
こんな風に僕はいつも肝心な機会を逃してしまう。

カルトなら、手を出さなくてまあ良かったのかな。

◆◇◆

2011/02/23

仕事で新しい現場に入るとき、
僕は貸与されるパソコンを掃除してから使う。

ボタンのひとつひとつまで、
除菌タオルで時間をかけて丁寧に拭き上げる。
そのまま使用して、手に酷い湿疹ができたことがあるのだ。
(謎の何かのアレルギーだと思う)

キーボードをひっくり返して、
羽根ブラシでボタンの隙間に入ったごみを掻き出す。
大抵の場合、驚くほど大量のごみが詰まっている。
埃やお菓子の屑などに混じって、
抜かれたはなげや、
わきげやいんもうらしきものまで落ちてくることがある。

「このキーボードで仕事するのか…」

そう思うと、なかなかに切ないものがある。

◆◇◆

2011/02/22

僕は原則として、
匿名で語られるリソースを信用しない。

それは語る人間にとって、
自分を盾にしてでも言うべき価値がないということだ。
だからといって匿名の意見が、
まったく価値がないものとも思わない。
言うまでもなく、僕も匿名でこのテキストを書いている訳だし。

ネット上で個人情報を晒すという行為の危うさと、
匿名で身勝手な主張を語ることの無責任さについて、
ときどき考えをめぐらせることがある。

もちろん答えは出ない。
うん。保留中(Moratorium)ってやつです。

◆◇◆

2011/02/19

ネット上で発言するとき、
僕が心に留めていることが幾つかあります。

・特定の人の悪口、あるいは陰口を書かない。

・他人に迷惑をかけるようなことを(少なくとも故意には)書かない。

・愚痴は書かない。

・言い訳をしない。

・読んだ人が暗い気持ちにならない内容であること。

・平易でわかりやすい言葉を用いる。


いつも上手くやれているとは思いません。

でも、僕のささやかな拘りが、
多少なりともここに反映されていると感じてくれたら、
とても嬉しいです。

◆◇◆

2011/02/18

ノーマル(Normal)って英単語、
病院で“健康”という意味合いで使うこともあるんだね。

この用法をクルマやバイクに置き換えると、
改造をするという行為はつまり、
健康である(Normal)マシンに無駄な治療(Custom)を施すということではないか。
改造して却って調子が悪くなったとすれば、
それは医療事故(Medical Accident)だ。

僕はたくさんの医療事故を目の当たりにしてきた。
それこそ数え切れないほどに。

その幾つかは致命的で決定的なものだったんだ。

◆◇◆

2011/02/17

ある問題について考えるとき、
ぴたりと合う答えをどうしても見つけられないことがある。
マトリクスを置換したり、実績あるアルゴリズムに当て嵌めて、
足りない脳味噌で懸命に考えても結論が出ない。
マンパワーも資金も時間も圧倒的に不足している。

そんな問題に出会ってしまうことはけして少なくない。
生きるとゆう行為は、目の前に差し出される雑多なトラブルを、
際限なくクリアしていくゲームなのだ。
そして、解決される問題よりは、解決されない問題の数の方がずっと多い。
(ある種の問題は解決されることすら求めていない)

その事実は、僕を却ってほっとさせる。

今は上手くいっていないけれど、
前に上手くいったことだってあったし、
これからもきっとある。
たぶん。

僕はペシミストであると同時に、無駄にポジティブでもあるんだ。

◆◇◆

2011/02/16

もともと僕はあまりお酒が強くない。
でも、ここ数年でめっきり酔いやすくなってしまったように思う。
一日の終わりにビールを1缶(350ml)呑み干すと、
完全に思考停止して眠くなってしまう。

眠くならないこともある。
なんだか物足りなくて、もう少し呑みたいこともある。
しかし、身体は既にアルコールを欲していない。

そんなとき僕は、
ビールテイスト飲料のプルリングを開ける。

ざんねんなことに、それを口にすることで意外と満足してしまう。
ノンアルコール、ノンカロリー、糖質ゼロ。
ヘルシーで健康的だ。

なのに何故か、敗北感に苛まれる。

◆◇◆

2011/02/15

雑誌やネットで旨い(と噂の)ラーメン屋を調べて、
週末毎に渡り歩く友人がいる。

彼の言い分は、こうだ。

「イタ飯やフレンチや中華でこんなことしたら破産する。
でも、ラーメンは高くても千円そこそこ。
こんなリーズナブルでエコなグルメは他にない」

なるほどそれはひとつの真実である。

「だが、お前の腹がバブルだ」

そう突っ込みたい気持ちを僕はぐっと堪える。
友だちだもの。

◆◇◆

2011/02/14

還ってきましたよ。ららら。

今となっては古めかしい雰囲気のサイトですが、
またぼちぼちやっていこうと思います。
お暇な方はどうぞご贔屓に。お忙しい方は華麗にスルーしてください。
こんなところで人生の無駄遣いをしてはいけない。

さあ、やるぞ。てきとうに。

  monologe 2012  <===    

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