report  2005年9月3日 ≪番外編≫ とみん(走行)試乗会


真夏のある日、翠雨氏よりman3BBSにBMCさん開催のミニサーキット(走行)試乗会のお誘いがあった。
茨城県かすみがうら市にあるトミンスポーツランドのコースを一日借り切って遊ぶという粋なイベント。

man3組から、AOKI氏、ゴロー(ガラガラ蛇さん)氏、すすむ夫妻、Tsuku2氏、toto夫妻、TSK@スズキくん、
そしてMcCourt@管理人の9名が参加しました。
会場ではこきち氏や産廃氏とも久しぶりにお会いして、簡単なご挨拶。
(一瞬、思い出せなかったのは内緒。)

全長550mで、メインストレートも122mしかない超ミニサーキット。
本当に狭くて、大排気量車ではアクセルを開けられずちと辛い。
管理人にとっては何時以来になるのかわからないクローズドコースでの走行で、どうなることやら。

実際に走ってみると、
ちょっとリズムを掴むのが難しいレイアウト。
走りづらくはないのだけど。
※コース図はトミンのHPから勝手に抜粋。

Last Update: 2005/09/04

走行に向け、準備を進める漢たち。 自走してきた人のほうが少数だったかもしれない。 本当に小さい。大排気量車には窮屈かも…。
トミンサーキットの早朝。僕らが現地に着いた時には、既に多くの参加者が集まっていた。
殆んどがトランポ持参。さながら草レースのパドックの雰囲気で、なんかみんな本気汁ばりばりじゃないか。
もうちょっとお気楽な雰囲気を想定していたMcCourt@管理人はびっくり。
翠雨氏から丁寧な説明。
参加人数が多いのでとりまとめは大変。 トリコロールカラーのSRX250。
なんともお洒落。(実は純正カラー)
そして速い。 ペンギンさんクラス準備OK。
主催のBMCさん及び翠雨氏から開会のご挨拶。
走行枠は、ペンギン、アヒル、ダチョウの3クラスで、順に走行者のスキルが上がっていく。
フラッグ係は各クラスが持ち回り、20分枠×4回の走行。
サーキット初心者を対象としたペンギンさんクラスは、一回目の走行のみBMCさんの先導付き。
スムーズに走っていましたよ。 「若さで勝負!」…そんなことされたら、
SRX乗りは誰も勝てまへんがな。 あちこちで立ち上る禍々しいオーラ。
にゃんこのポーズ(?)は、toto氏の愛妻、アッコさん。おにぅの赤いヘルメットが可愛らしいですね。
ハヤシのスリップオンはTSK@スズキくん。4型SRXのエンジン設計にお父さんが関わっており、
雑誌でその姿を見てSRXに乗ることを決めたのだとか。初めてのクローズドコース走行に緊張している様です。
ピットで闘志を燃やすご存知雀蜂号。オーナーはどこでしょう。
あちらもカメラを構えておりました。 場所が絶妙。涼しい風が抜ける。
路面が熱くならないうちに設営したのも効きました。 toto氏、すすむ@骨折中氏、
ゴロー@手負いのガラガラ蛇氏。
炎天下、つなぎ姿のままコースサイドに立ち、愛妻アッコさんの走行を心配そうに見守るtoto氏。
あれれ?Tsuku2氏、貴方も走るのに、なんでそんなにリラックスした格好なの?
なんと、夜中の一時に現地入りしてゲートオープンを待ち、コースにテントを設営していたTsuku2氏。
日陰のないとみんサーキットで、このテントが大活躍!おかげさまで休憩中も快適に過ごすことができました。
これがなかったら何人か熱射病でぶっ倒れてたかも…。
ジョニィなレーサー。 シールドのスキ間から
二つに割れた舌がちろちろと出ているのが
キミには見えるか。 '80sスタイルのハングオフ。イカス。
名車RZ-R250+ゴロー氏こと、ガラガラ蛇さん。いつもはラフなジーパン姿だが、今日は革つなぎで気合充分。
BBSでは柔らかい物腰で謙遜されるが、そーゆう人に限ってメットを被ると変貌するのです。
獲物を見据え、背中から青白く禍々しいオーラが立ち上る…。
上級者向けのダチョウさんクラスで全ての車両をパスして疾走するゴロー氏。
ライディングフォームは流石に華麗。 ゴロー氏「フロントフォークも曲がってるよ…。」
一同「当たり前だよ!」 こけるとネットでさらし者にされてしまうのは、
man3(およびその関連イベント)の伝統。
ご愁傷さまでした…。
これでもバンク角が甘い、と本人は不満気に言い切る。や、めっさかっくいいですよ。
んが…、「ゴローさん、こけた!!!」「嘘?!」僅かにコースをはみ出したのを立て直そうとして、しくったらしい。
かなり激しいクラッシュだった模様。ライダーは宙を舞い、バイクは縦回転して着地する難度Cの大技。
シートレールとホイールが歪み、使えそうなパーツはほぼエンジンだけという有様…。
ライダーOKと分かる否や、「世界陸上じゃないんだから、高く跳んでも加点なし。」とみんなにいぢめられてしまう。
「涙ちょちょ切れですよ。」…って、なんか嘘泣きっぽいのですが。
『漢のBREMボ』の走り。 なんと、カスタム総額は軽く150万を突破!!!
前後OHLINS付きのムルーが買えるなあ。 マフラーをちゃりちゃり擦りながらの激走に、
ギャラリーははらはら!?
気合漲る走りは産廃氏。フロント荷重でぐいぐい曲げていく。コースではリア荷重だけじゃ通用しない。
二日間ハヤシカスタムに泊り込みで仕上げてきたマシンをここでシェイクダウンするtoto氏。
革つなぎもこの日のためのおにぅ。セッティングが決まらないとぼやきつつ、CBR600RRと熱いバトルを展開。
AOKI氏もにぅタイア&にぅリアブレーキパッド+クシタニのレザースーツで武装。
このお二方は、僕と同じクラスでの走行だったので、走りの写真はどなたかに別の場所でUPしていただきましょう。
さて、McCourt@管理人の走りはとゆうと…。
しかも後続の速いバイクに
ラインを譲っているところ。 『人生、消化試合。』が
McCourt@管理人の座右の銘である。 骨折した左足を庇うのに、
シフトチェンジの多いXR100は無理との判断で、
かなり無理して仕上げたとのこと。
牧歌的風景。走りからやる気とか気合とかそーゆうのが一切感じられない。ここは教習所か?(実は教習所だ)
後半になると、多少バンクを深くしてペースを上げてみるものの、なんともヘタレな感じは否めない。
しょうむない画像はこのくらいにして、ほぼ徹夜で仕上げたとゆうすすむ@骨折中氏のSRX-6。
コーナー立ち上がりでぴんぽんぱん。 最終コーナーは路面が荒れているので、
これでも自粛してるらしい。 幾多のSRX乗りたちが、
この背中を見て成長してきた。
ダチョウさんクラスにのみ許されたコース逆周り。正周りより俄然愉しいらしい。
すすむ氏は骨折した左足を庇って膝擦り自粛。おまけにキャブセッティングもばらばらだった様だけれど、
それでも結構なペースでコースを駆け抜けていく。我らがTsuku2閣下もコースの狭さに苦戦しつつ、激走。
アヒルさんクラスも一回くらい逆周りしたかったなあ。
作業中なのににこやかに対応してくれるすすむ氏。 趣味人のTsuku2氏。笑顔が良いですね。
管理人の地元ではトレーラーなんて滅多に見ません。 何だかもの哀しい。
ここでももちろんお店を開くすすむ氏。来年はman3常連組でミニバイク耐久レース参加の話も?
無事、走行を終えたTsuku2氏の雀蜂号+トレーラーワゴン。様になってるなあ。
一方、翠雨さんのレンタルトラックでドナドナされていくゴロー氏のRZ-R…。
転倒直後は笑っていたゴロー氏も、だんだん身体が傷みを思い出して来た様で辛そうでした。
早く身体とバイク直して、元気に復活してくださいね。
そんな訳で、若干のトラブルはあったものの、とみん(走行)試乗会は無事終了。

残念ながら転倒者がちょっと多かった気がします。
クローズドコースだとついみんな頑張っちゃうのね。

だけど、徹夜開けで疲れて眠い目をこすりながらも生き々々している参加者の表情を見て、
「やっぱり、遊びはこのくらい全力でやった方が清々しいよなあ。」とMcCourt@管理人は思いました。
この頃、様々なしがらみに縛られ、
何かというとリスクばかりを計算し、立ち竦み、我慢してしまう自分を省みて、
心から彼らを眩しく感じた次第。情けないけどね。

最後に、主催者のBMCさん+翠雨氏、お世話になりました、アーンドお疲れ様でした。
久しぶりのコース走行は刺激があってとても愉しかったです。

※次回は10/16(土)で調整中だとか。う〜ん、どーしよっかなあ。 < また立ち竦んでいる。


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