カタナ月記  
 Last Update: 2006/03/29

バッテリー様、お亡くなり

SRX仲間で一緒に走る機会の多かったひん氏が春から九州に転勤すると言うので、
何故か刀号で彼の箱根ラストランにお付き合いしてきたw

このときまでは割と好調でした。
奥のSRXは今回で見納めのひん氏号。



ところが…、

集合場所までフツーに走っていた刀号が、
スタータースイッチを押しても、うんともすんとも言わない。
ニュートラルランプも消えかかっている。


バッテリーが上がっちゃったのだ。


刀の電気系が弱いってのは本当で、僕も過去に一度、バッテリー上がりを経験している。
セルが回らないだけなら押し掛けすりゃいい。

…と、初めは甘く見ていたのだが、
始動できても、少しでも電気系に負担をかけるとストールしてしまう。
ヘッドライトやハザード、ポジションランプなんかを付けると確実にNG。もちろんウインカーも…。
弱っているとかいうレベルではなく、末期症状だ。

こんな風にいきなり死ぬんだなあ。バッテリーて。


  どんな風にだめになっていったんだ?

  初めはわからないほど、少しずつ。

  そして突然、終わりが来た。

       ワールズ・エンド/ポール・セロー 序文

エンジンがかかってもアイドリングせず、
ちょっと焦り始めたmakoto@管理人。
gizmo氏とひん氏の冷たい視線が痛い。


プラグの火花も弱いらしく、
アイドリングもままならない状態で、エンジンの吹けもまるで良くない。
もちろん、とっても乗りづらい。
残念だけれど、早々に離脱して家路を急ぐことにした。

ひん氏、折角のラストランに水を指してごめん。

---

さて、我が刀号はエンジンストールと押し掛けを繰り返しているうちに、とうとう走行不可能になってしまった。

海老名SAのGSで店員さんに頼み込んで充電器を借り、バッテリーをチャージ。
んが、電圧は12V出ているのに、電力(アンペア)の針がぴくりとも動かない…orz
しかし、30分ほどのチャージでちょっと持ち直してくれたようで、
頼りないながらもなんとか走れる状態になった。


こんな時に限って首都高は未曾有の大渋滞。

「頼むからこんなとこで止まらないでくれ…。刀号」

祈る様な気持ちで走り続け、青息吐息で墨田のバイク屋に辿りついた。

大体、二年半で突然死にます。


バッテリー上がりなんて、何だか整備不良の代表みたいで恥ずかしい。

でも、別に放ったらかしにしていた訳じゃないんだ。
乗れない時間が長かったり、気温が低い冬場は、ちょくちょく車体から外して補充電していた。
それでも、刀号のバッテリーは二年半が限界。

近々交換しなきゃなあとは思っていつつも、
「ここまできたんだから3年持って欲しい」…というけち心が招いたトラブルなのです。

(やっぱり整備不良だよね。しくしく。)

バッテリーは文字通り、電気を蓄える池なのだ。
でもホントの池と違って、
干上がったら再び潤うことはない。


そーゆう訳で、バッテリーの寿命は2年と信じて疑わなかったmakotoさんだが、
世間的には割とそうでもないらしい。
今の世の中にはMFとゆうスゴイバッテリーがあるのだ。


> つねお氏:ウチのニンジャはMFに変えて寿命が倍になりました

> Fish eye氏:SRX250の時は5年、1JKの時も5年、R1−Zは4年、マジェスティ(初期)は4年 …

> おぎん氏:そーいえば、ブロン子ちゃんの純正バッテリーも9年目。

> Oh!磯氏 :……愛機1JKはフツーに6年使ってますけどねぇ(w 

> gizmo氏:ちなみに私のSRXのバッテリーはかれこれ9年目です。考えてみるとすごい長寿命であります。



…刀号のバッテリーは8年で4コ目。

割と、切ない。

Special THANKS hu-tech    

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