Last Update: 2003/07/19
クラッチディスクロックナットの緩みは、刀のウィークポイントの一つ。 昔、Bikers Starion誌で連載していた「快調刀の造り方」で紹介されていたので、 知っている人も多いんじゃないかな。 気がついた頃にチェックしてみると、大抵ゆるゆるになっているんだ。 (でも、別に緩んでいても結構普通に走っちゃうんだよね。) ここをちゃんと締めると、気のせいかシフトが幾分しゃきっとした感じになる。 やっておけば精神的にも安心できるし、特殊工具さえあれば難しくない作業なので、 毎年、シーズンイン毎にオイル交換のついでくらいの気持ちでやるといいと思う。15分ぐらいで終るよ。 まあ、たかがナットな訳だし。緩む時は緩むわな。 お馴染みhu-techで場所と工具をお借りして作業しました。
--- ところで、上の作業から遅れること一週間。新品のナットとワッシャが届いた。 二セットも。 「結局同じパーツで新品にしても駄目なんだから、対策部品か、他車種から流用できるナットってないですかね?」 と言ったら、飛馬さんが試しにGSF1200のをとってくれていたのだ。 ↓左の黒い奴がそれで、右は刀用。
GSFのには、ナットのねじ谷部からぐっと盛り上がったところがある。 本締めした後、ここを貫通ドライバーなどで叩いてシャフトの切り欠き部に打ち込み、 緩み止めにしろということらしい。 これはひょっとして…、使えるのでは!? 仁衡:「でも、一回きりの使い捨てですねえ。」 僕:「普通は滅多にばらすようなところでもないし、緩まなきゃ使い捨てでいいんじゃないですか?」 とゆう訳で、次回はこいつを使ってみたいと思う。 今日は面倒臭いのでここまで。
Special THANKS Hu-tech