カタナ月記

コロナのタンクバッグを付けてみた

Last Update: 2003/05/29

…と言いつつ、シートに括っちゃうのだが。

『アバウト刀号』の写真と差し替えるつもりだったのだが。

タンクバッグってあまり好きじゃない。

刀はハンドルが低くて遠いから、
タンクの上に伏せた時に胸に当たって、すごく気になる。
第一、付けているとバイクが様にならない。
便利なんだけど…。

それで、以前から日帰りツーリングに丁度いい、
程好いサイズのシートバッグを捜していたのだが、ぴんとくるのがなかなかなかった。
ふと目に付いたのが、Hu-techの仁衡さんがMk2につけているやつ。

「コロナ」という、歴史あるブランドらしい。


買ったのはMサイズで定価は税込み8,190円。
Hu-tech価格は6,630円でした。

 googleで検索してみると、コロナは絶版だと思っている人が多い。

 バイク雑誌の広告でも見たことないしなー。

 確かに、同梱のカタログを見ると、色やサイズによっては製造中止になっているモデルが随分ある。

タンクバッグを世界で初めて製品化した
メーカーがコロナなんだそうな。

 そのカタログ。なんとも味があっていい。

 「何時の時代だこれは。」と、ひとしきり微笑ましくも情けない気分にさせてくれる。

レインカバーの頼りなさがまたいい。

 最近のタンクバッグは、殆んどがマグネット式。

 でも、コロナはゴムひもで車体にマウントを固定し、そこにバッグを装着する。

 部品がヘタれたら個々での購入も可能。

コットンのバッグと言えば学生かばん。
ぺたんこにして使うのが粋だ。

 バッグ本体はコットン製。他に合皮タイプもあるらしい。(でも冬場は固くなっちゃうんだって。)

 懐かしい雰囲気のクリップがついている。

 僕が小さな小さな頃に着ていた子供服のサスペンダーがこんなだった。

初めのマウントの取り付けだけは
ちょっとばかり面倒くさい。

 取り付け説明書。給油はどうするんだろうと思っていたら、

 ちゃんと考えられており、バックルを外してマウントごと起こせるようになっている。

 マグネットと違って180以上でも飛ばされる心配がない。

 これでなくちゃって人がいるのも頷ける。

シートの脱着にはちょっとコツが必要になった。

 すげーしっかりしてる。なんせゴムだから、ちょっとやそっとじゃずれたりしない。

 ゴムの硬化は大丈夫?って心配もあるけれど、高いもんじゃないから、数年に一度交換すればいい。

車積工具とツーリング・マップルとデジカメが入れば充分。

 刀号のシートに載せるとこんな感じ。とてもしんなりと、違和感なく馴染んでいる様に僕には思える。

 変にデザインが垢抜けていないところもいい。長い付き合いになりそうだ。

 makotoさんの刀号のトレードマークになるかもしれない。(付けっぱなしになるであろーということ。)

Special THANKS Hu-tech     

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