久しく味わっていなかった脱力感。 刀のメーターの針がすぐ折れるのは有名な話です。 振動が多いくせにデザイン優先で、他のバイクより細い針使ってるから折れ易いんだね。 タコの針はじぶんでも思い出せないくらい前に折れていて、 (めんどうだから)ずっと放置してたんだけれど、とうとうスピードも折れましたorz 「サーキット走るとき、回転数はどうやって確認してるの?」て何度か聞かれたことありますが、ンなもん勘ですよ。 しかし、短小針のダブルメーターが動くさまが、 これほどまでに間抜けで、これほどまでにやる気を削ぐものだとは思わなんだ。 メーターがひとまわりしたら、つまり10万km行ったら、 記念におにぅのメーターを入れてあげようと思っていたんですが、持たなかったねえ。 このままじゃ車検通んない。なんとかしないと。 バイク屋に(おずおずと)新品価格の見積り依頼メールを送り、 悶々と返信を待っていると、休日にブッチーさんからTEL。 「葱ヤン、おれメーター直したことあるよ。新しいの買うくらいなら、ダメもとでバラしてみようよ!」 このひとは、やると決めたら行動が早い。(僕と真逆のタイプですw) 30分後には道具持って僕ンちに来てくれましたw
ちょっと接着剤はみ出してるし、新しい針の塗装がビミョーに柚子肌だし、 素人工作のいろいろざんねんな点に目をつぶると、何か熱いものが頬をつたうのを感じますが、 とにもかくにもカタチになったw 復活したメーターを見たブッチーさんの一言。 「もとの針は茶色だったみたいだけれど、オレンジでいいの?」 「経年劣化で変色していただけで、もともとオレンジいろだったんです」 「(´・_・`)」←本当にこんなかおしてたw
↑刀のタコメーターが動くのはほんとうに久しぶりだったので、嬉しくてinstagramにこんな投稿してる僕ですw 実走行の振動に耐えられるか不安でしたが、まる1日走っても問題なさげで先ずは一安心。 視認性は抜群に良いです。 首都高流しながら、おれってこんな回転数で走ってたんだなあ…てのがわかって感慨深かった。 タコメーターなしの刀で何年も走り続けたやつにしかこの気持ちはわかるまいw 並んで走ってたヴィッツのデジタルメーターが98kmのとき、僕の刀はちょうど100kmを指してた。 スピードも問題なし。誤差2%なら上等でしょ! さて、直ってから一週間くらい経った頃、思い出したようにバイク屋から連絡がありました。 「葱ヤン、換えるならマイル表示のメーターがイイって言ってたよね?在庫あるよ」
・ほんげー。
部品番号:34101-49330
価格:69,300円(税抜き)
(2014年11月末時点での価格) 何か冷たいものが背筋をつたうのを感じます。真冬のホラーですね。 旧車って怖いですね…。
・ブッチーさん、背中どついてくれてありがとーw