カタナ月記

役に立たないユーザー車検顛末

Last Update: 2003/10/10

刀号が僕のところに来てから3回目の車検。
これまで、全てユーザーで通している。

ユーザー車検の具体的な手続きについては、
まるや氏のHPに、わかりやすく、シンプルに、かっちょ良く書いてあります。 < こら
基本的な整備がしっかりしていれば、通すこと自体は簡単ですよ。

ここで紹介するのは、ちょっぴり改造してあるために必要となる、
makotoさん家の刀号の車検対策について。

バッフルは、マフラー購入時にはじめからついていたもの。

 刀号の車検セット。

 上に四つ並んでいるのはエアファンネル用のネットカバー。

 下は、集合管のバッフル。

取り付けにはちょっとコツがいる。

 エアファンネルで車検はNGだから、検査の時はこの様にネットカバーを被せる。

 あつらえたようにぴったりで既製品みたいでしょ。でもね。

Hu-techの仁衡さんのぶんも頼まれて買いました。

 ネットカバーの正体は、100円ショップで買ってきた流しのごみフィルター。

 これがサイズといい形状といいジャストフィットで、見つけた時は歓びの舞いを踊ってしまった。

 検査の時だけだから、長時間使用した時の耐油性とか細かいことは気にしない。

きっちりとしたセッティングは、良い音をも造るのだ。

 マフラーのエンドバッフルを装着した状態。外した状態の画像はこちら

 なしの方がスロットルレスポンスが全然鋭いので、ふだんは外して乗っている。

 初めは僕も「やばい。煩すぎるかもしれない。」と思っていたが、キャブのセッティングが煮詰まるにつれて、

 静かで、かつ好みの音質に近づいてきたのには驚いた。(慣れただけ?)

でも、3,000rpmのところで、「OK」を出してくれたから、検査管がちょっとおまけしてくれたのかもしれない。

 検査自体は、問題がなければ、5分もかからずに終る。

 灯火類の正常稼動、各部締め付けボルトの緩み、近接騒音、光軸、すべて問題なし。

 近接騒音はエンジンの回転を4,000rpmまで上げて検査する。結構びびります。

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車検証と一緒に保管していた前回の点検整備記録簿を見て、
この2年は、転倒やらOHやら(転職やら失恋やらその他いろいろ)があって、
たったの5,000kmほどしか走ることができなかったことに気がついた。

これじゃバイクがかわいそうだ。

でもまあ、人生、バイクにばかりかまけてもいられないし、
無理して乗っても愉しくないので、
これからも僕なりのやり方で、焦らず、ゆっくり刀号と付き合っていくつもりです。

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