そらいろつうしん Last Update:2004/01/07


純正流用で、バー1本ぶんアップハン

初期型SRXのフォーク径は36φ。

同じフォーク径のヤマハFZ400Rのハンドルを流用することで、
ポジションをバー一本ぶん上げることができる。

バーハンドル化までしてしまうと、
ワイアの延長やら配線の取り回しやらいろいろと面倒臭いけれど、これはボルトオンで使える。
個人的に、バーハンドルってあまり好きじゃないんだよね。
そもそもポジションが変わりすぎてしまうし。

↓左がノーマルSRX、右がFZ400Rのハンドルです。
関係ないけれど、昨年やっと左のミラーをつけた。
ノーマル
ハンドル回りの雰囲気もちょっと変わる。純正流用だけに、仕上がりもスマート。
FZ400R
僕が個人売買で初期型SRXを買ったのは6年ぐらい前のお話で、
その時に付いていたのが、このFZ400Rのハンドル。

気に入っていたのに、信号無視のクルマを避けようとして転んでしまい、左だけ曲げてしまった。
暫くは純正の中古を使っていたんだけれど、
そらいろ号はシングルシートでシート高を数センチ上げているため、感覚的に少し前傾が強い。
それで、オークションでこのハンドルを捜して、左右セット(スイッチ、レバー付き)を2000円で落札した。
FZ400Rも年式によっては、アップしていないタイプがあるので、注意が必要です。

久しぶりにこの仕様で乗ってみて思ったんだけれど、
ポジションが上がるだけじゃなくて、絞り角と垂れ角も少し大きいみたい。

ガレージの、こーいう雰囲気って、好きだ。

 ボルトオン…、のはずだったが、ブレーキラインをメッシュにしていたので、

 ホースの長さが足りなくなってしまった。

 仕方なく、Hu-techにドックイン。ホースを長いのに変更する作業を行なう。

 (ノーマルのブレーキラインなら、ボルトオンでいけるよ。)

「あれ、ブレーキカップグリス付いてないんですか?」と聞くと、「それヤマハだけですよ。」と仁衡氏。がっくり。

 ついでに、マスターシリンダーもオーバーホール。

 2〜3年に一度はやっておきたいメンテ。タッチ良くなりますよ。

 なぜ川崎のパーツかと言うと、そらいろ号にはゼファーの5/8φマスターが付いているからなんだ。

 明石テクノロジー炸裂?いや性能はふつうに平凡。

プロトさん、ちょっと過剰梱包気味じゃないですか?

 フィッティングの分解組立て時には、「オリーブ」という小さな部品を交換する。

 素材は銅、アルミ、ステンレス、真鍮などいろいろあるけれど、

 かしめて使用するものなので、柔らかくて錆びに強い真鍮が良い。値段はいっこ百円。

ステンフィッティングを買ったはずなのに、錆びが発生している…。

 この順番で組み立てる。

 ブレーキラインはコーティングタイプが1m/2500円程度で売っていて、太さは普通、#3だ。

 新しいハンドルに合わせて、長さをカットして使う。

結構強く叩かないと駄目。

 ハンマーを用いて、オリーブをホースに挿入。

 きちんと入っていないと、ブレーキフルードが漏れてしまうよ。

 作業しているのはHu-techのボス、仁衡飛馬さん。

飛馬さん、勝手に写真撮ってすみません。

 エア抜き作業は、エアーツールを使ったほうが断然ラク。

 手でブレーキレバーを何度も握ってやる方法だと、時間もかかるし大変なんです。

 これがやりたくないばかりに、ショップにお願いしたんだ。

 一回じゃエアは絶対に抜けきらないから、後で自分でもやるけれど。

一部のSRX乗りの間で「漢のハンドル」と呼ばれていたのがこれ。理由はまあいろいろありまして。

 更にもう少しハンドル位置を上げたい場合、このFZ400Nのハンドルが流用できる。

 価格はびっくりの一本7150円。しかも、アルミ製のFZ400Rに対し、FZ400Nは鉄製。

 別に鉄が悪いって訳じゃないんだけれど、磨き仕上げのアルミ製の方がクオリティは高い。

 超レアなパーツなので、オークションで出てくることはまずないです。

Special THANKS Hu-tech     


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