G.D.C.は、以前から気になるイヴェントでした。
ぎづさんのレポートとか見てるとスゲー楽しそうなんだもん。

でも、僕が持っているオフ車は、最近、練習用にゲトしたCRM80。

みんな面白がって「それで来りゃいージャン」て言うけど、
積載性ゼロ、アーンド、満タンで約80kmしか走れない原付でキャンプツーリングなんて、
ぜんぜん楽しくないと思う。

しかし、拾う神てのは確かに存在するようです。ある日、Kazuki氏からこんなメールが。

> makotoさん。TTレンタルしましょか?キャリアもついてますが。
> ただ僕が一度バラバラにしたので空中分解するかもです。

あーあ。貴方がそんなお申し出をされるから、
ネット通販でエンデューロ用のブーツとジャージを「ポチッとな」しちゃったぢゃないですか!w
さあ、転びに走りに行こう!

Last Update: 2010/01/05    First Update: 2009/10/07

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朝7時。青梅ジョイフル集合…の筈が、
その手前のセヴンイレブンにてゴローさんを発見したため、全員そちらに移動して朝食中の図w
DR-Z400SMのAoki氏がお見送りです。
 
出発してすぐに事件発生。
makotoさんてヴぁ、道に飛び出してきた猫を轢いちゃいました!!! (>_<;)
 
バックミラーで彼(もしくは彼女)がもんどりうって転がった後、
すっくと立ち上がって道端の茂みに逃げ込んで行ったのを確認したから、たぶん生きているとは思う。
でも、すまん猫。あのタイミングじゃ避けきれないよ。
 
一部始終を見ていたAoki氏は「大丈夫ですよ」と(根拠なく)慰めてくれたけど、終日ブルーでした。
gizmo氏:「ゴローさんが肩慣らしに行くとゆってます」
僕:「うぃ」 
 
…と、最初に飛び込んだ林道でものの5分もしないうちに、makotoさん、この日最初の転倒w
ご覧のとおり、なんでもないところであっさりズサーしてますww
 
gizmo氏:「ゴローさんの罠に嵌まりましたね?(ニヤリ)」
僕がコケたとき、ネタを撮り逃すことがないように速やかにサルベージするべく、
gizmo氏とまーさんとお二人でしんがりを持ってくださいます。そして、この日2回目の転倒orz
kazuki氏のTT、 トルクがあり過ぎて発進時に路面を掘っちゃうんだよね。
 
一番右の写真。gizmo氏とファインダー対決の結果(笑)
三国峠は埼玉県と長野県の県境。 埼玉県側はダートだけど、この先、長野県側は舗装されています。
まーさんのとっても漢らしいナンバープレート。モザイクかけちゃったら、この可愛さが伝わらない。
「別にいっすよ」とまーさんが言うので、お言葉に甘えて、そのままUPw
 
道が塞がれている場所で迂回路を駆け上がるmakotoさんの勇姿。
ガレ場はともかくとして、エンデューロコースのように整地された土なら割と平気です。
 
舗装路でやけに滑ると思っていたら、
タイアの空気圧が低すぎるのではないかとの指摘を受け、マイポンプで補充中の図。
んが、淡い努力も虚しく3回目の転倒or---z
まこれだけ短くなってりゃ、そうそう根元からぽっきり行くこともないでしょってことで、
直前に購入しておいたニューレバーは温存です。
 
パッキングについては、事前にgizmo氏からアドバイスを受けていたので、
度重なる転倒にも関わらず、荷崩れは一度もありませんでした。
荷物をゴムバンドで縛った上から、コンプレッションベルトで固定すると良いそうです。
ゴムバンドだけだと、振動で緩々と荷物がずれてきちゃうんだって。
僕はコーナンで2mのコンプレッションベルト(298円)を2本購入して使用しました。効果絶大だよ!
 
往路ラストのダートは八ヶ岳林道。寂しいようなほっとしたような。
でもこれだけじゃ終わらなかったのねw
「振り分けバッグが重くて、バイクがゆうこときかない」と、まーさん。
キャンプ用具だけじゃなく、釣り具も積んでるんだもの。そりゃ重いですよねw
 
陽が落ちる前にキャンプ場に着かなくちゃってことで、
夕暮れのビーナスラインを飛ばすgizmo氏とゴローさん。前を塞ぐ観光バスが邪魔そうですw
排気量のハンデがなかったら、とても付いていけなかったな〜。
なんとか真っ暗になる少し前に、美ヶ原県民の森キャンプ場に到着。
テント設営を手伝ってくれたおぎん氏。THANX!!!
さて、晩飯の準備…、と思ってたら、これからもう1本走りに行くって盛り上がってる!
 
「夜間行軍こそがG.D.C.の真骨頂じゃないですか!」
「僕も行くの?」
「(初心者の)あんさんがメインディッシュやねん
「そうなの?」
 
一瞬、恋人連れのむ〜ん嬢の顔を見た気がするんだけど、構う暇もなく出発。
「久しぶりー」しか会話を交わしてないやw
この段階になって重大なことに気づく。
TTのヘッドライトってめっさ暗い。電装は6VでHighとLowの切替もない
(常時High状態だが、前の人はちっとも眩しくないらしい)
速度を落とすと、エンジンの回転と共に電圧も低くなり余計に暗くなるという悪循環。
 
前行するバイクのテールランプの軌跡と後続が照らしてくれる灯りが頼り。
おっかなびっくり付いていきます。
生き延びてこそ見ることができる夜景…。
闇夜を往くgizmo氏とSLタン。カコイイ!ここでもしんがりを護ってくださいます。
恐らくはネタを撮り逃さない僕らの屍を拾うために。ありがたいやら切ないやら。
 
ゴローさん:「ここまで順調ッすね」
パンチョ氏:「そろそろなンかイベントが欲しいところッすね」
 
そんな不謹慎な空気が辺りを包み始めた頃…。

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