Page 3/3 [Previous]
![]() |
![]() |
![]() |
2018/12/8 しかし、どうやってその原因を探ればよいのだろう。 「かんたんなことなんですよ」 水糸を用いたアライメント測定法をご教授くださったのは、 |
||
![]() |
![]() |
![]() |
用意する水糸の太さは0.3mm。長さは5〜6m程度。 フロントタイアのエッジから定規を当て、張った水糸との距離を測定する。 こんなイメージです。 僕のバイクは前後タイアの整列が出ているにも関わらず、ハンドルの角度が左右で違っていた。 |
||
![]() |
![]() |
![]() |
2019/4/20 インナーチューブは大野スピードさんがリプレイス品を出していたのでそちらをチョイス。 |
||
![]() |
![]() |
![]() |
2019/3/5 先述したとおり、ドナーエンジンのロッカーアームとカムシャフトはアウトでした。 刀のカムシャフトは当たり面の幅がロッカーアームより広いので、カム山が段付き摩耗するんです。 がっかりする僕の様子を見て「段がついたとこ削れば大丈夫」と飛馬さんは言ってくれたけれど、 |
||
![]() |
![]() |
![]() |
2019/5/3 GWのど真ん中、飛馬さんとふたりがかりで半日かけてエンジンを積み換え。 めでたしめでたし…なのだけれど、実は、もう一波乱あるのでした(笑 |
||
![]() |
![]() |
![]() |
2020/5/4 まめさんにTELすると「スターターしか考えられない」という答えなんだけれど、 |
||
![]() |
![]() |
![]() |
原因究明のため引っ張り出してきたのが、CR-Mキャブレターの前に使っていたFCRφ37。 |
||
![]() |
![]() |
![]() |
2020/3/21 悩んだ末にCR-Mキャブを諦めた。 吊るしのCRは組付け精度が悪く、一度、全バラして組み直すのがお約束。 始動のみ確認し、墨田のバイク屋に連絡して、祈るような気持ちで刀を車検に送り出した。 |
車検後、最初に向かったのは、レストアベースとなったエンジンの元オーナーである友人の墓参りだった。 走り出して間もなく、かつてこのバイクに感じていた親密感が戻っているのがわかった。 あのたった一度のミスから2年。僕はずっと刀から満足いくフィーリングを得ていなかったのだ。 とりあえずのセッティングでスタートしているので少し下が細いが、バランスよく4気筒が燃えているのが伝わってくる。 FCRともCR-Mとも違う、CR-Special独特の柔らかいツキが心地よい。 コロナ騒ぎで緊急事態宣言下の自動車専用道路はガラガラに空いている。 オービスに気を付けつつ、スロットルを開けていく。 速度が増すにつれ、身体の緊張が解けていく。 よくできたチューニングエンジンがそうであるように、 ライダーの神経を削ることなく、スムースに、ごく自然にスピードが増していく。 タコメーターの針は1万回転を超えて、尚も上昇する。 冗談だろう?これ刀のエンジンなんだぜ。 長い々々、気が遠くなるほど長い倦怠期だった。ようやくスタート地点に戻ってきたと感じた。 僕はもう一度、このバイクと仲良くなれるだろうか。
Page 3/3 [Previous]
Special THANKS:Hu-tech facebook