カタナ月記   Last Update: 05/07/26 First Update: 2005/07/20   ※ちょっと文章を校正しました。あまり変わらんけど。


ブレーキ強化するぞ計画 <その1> 〜ディスク & キャリパー調達編

今更言うまでもないことだけど、刀のブレーキはとても効かない。
ワインディングで刀を走らせるとき、どう曲がるかということよりも、どう止まるかの方が切実な問題だ。

キャリパーとフェンダーの落書きは、
それぞれパッド交換とタイア交換の日付、距離を
メモっているのです。


不満に思いながらも、長い間、手をつけなかった理由は単純明快。


ずばり、面倒くさいから(笑)


この時代のバイクは足回りの性能がしょぼいから、ブレーキだけ強化しても他が追いつかない。
サス、ホイールと、芋づる式に手をかけお金をかける羽目に陥るケースが殆どで、
まるごと油冷GSX-Rの足回りとか組んじゃう人が多いのはそのため。その方が安いのだ。
だが、19インチ派でハイグリップタイア嫌いのmakotoさんとしては、ホイールは換えたくない。

足回りがノーマルのまま、ブレーキを強化するとなると、
“ほどほどに効く”がポイント。

まあ、やってみないとわかんないけど。

都市伝説だとしても、
理屈としては筋が通っている。

 刀のブレーキディスクは、オフセットが大きくとられたソリッドタイプである。

 強力なキャリパーを装着すると、ハードに使用したときディスクが熱歪みで効かなくなるというのが定説。

 ブレーキを強化するなら同時にディスクもフローティングタイプに交換…、となる訳だ。

地味ーにアップグレードを狙う。

 ディスクは、径φ296mmと手ごろで、刀と同等のディスクオフセット量を持つ、

 CB400SF VersionS用を流用することにした。

 フローティングタイプだし、インナーローターのデザインもSTDと同じ。(見てのとおり、中古)

 下調べに拠ればPCDは合う筈だが、ボルト穴を6mmから8mmに拡大する必要がある。

この雰囲気をキープしたまま、
より軽くコンパクトなキャリパーがあればいいのに。

 '80年代空冷マルチのキャリパーといえば、やっぱりAPロッキード。

 写真はHu-techの在庫品。サポートはZ1000MkIIかなにかのものらしい。

現行車種応の社外パッドがあることは後で知った。
尚、APのキャリパはパッド別売りだ。まjかよ。

 んが、APの純正パッドをディスクにあてがってみると…、

 パッドのアタリ面が広すぎて、フローティングピンに干渉してしまうじゃないですか。

なンかスマートじゃないよね。

 Hu-techの仁衡氏に聞くと、APのパッドを用いる時は、パッドをカットしてから組むのだという。

 カットする部分をマジックで書いてくれた。うう、ちょっとカッコ悪いな。

 キャリパー単体の重量がかなり重かったり、大きすぎてホイールと干渉する恐れもあったりして、

 雰囲気でこのキャリパーを使うのはネガな部分が多いことが分かってきた。

黒アルマイトがささやかな拘り。
でも危うく紫にされるところだった。

 結局、悩んだ末に普通のブレンボキャストを選ぶ。

 裏ワザを使って業販価格で調達したため、AP一個分の値段で二個ゲットだぜ。

 ANDFキャンセラも併せて購入。

<その2> 〜油圧レシオとか考察編 へ続く。

Special THANKS hu-tech     

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