
・instagramにUPしたら、METAL MULISHAがイイね!押してくれた写真w
今年はあたたかい年明けだったので、正月の三日から、ふらっと走ってました。 この時期、日本でいちばん凍結の心配をせずにツーリングを愉しめる地元房総。 さすがに朝晩は冷えるけれど、昼過ぎに出ても、高速を上手く利用すれば夕方までに帰れる。 いつもの峠道を適当に流して、 帰りしな、コンビニで珈琲を啜りながら、ふと足元に目をやると、脚がOilでだくだくになってるorz
またヘッドカバーガスケットが吹き抜けたか…。

・抜けるのはいつも決まってここ。2番か3番の内側。
矢印ンとこ、ガスケットがズレての、わかります? ボルトは緩んでません。僕が組みつけをミスったわけでもない。 エンジンの内圧で押されて、飛び出してしまったんです。 噴き出したOilは、通風孔からエンジン前部に流れ、 シリンダーフィンをつたって、リアブレーキのマスタシリンダーにまで届いていた。 フレーム上部の配線回りにも飛び散って、タンクの裏はべったべた…。 タイアに付着しなかったのはラッキーだったよ。 袖走ってるときでもなくて良かった。 サーキットでこんなんなったら、顰蹙だもんね。 翌日、840mlのパーツクリーナーを3本も使って、やっとそこそこキレイになったところで、 ケータイが鳴って(りんりん)、やはり正月休みで暇を持て余していたMk.II乗りのブッチーさんが遊びに来たww ブ:「………!こんなの初めて見たよw」 僕:「ブリッピングすると、こっから“ぢわ、ぢわ”とOilが滲み出してくるッすw」 ブ:「刀は(吹き抜け)対策品のガスケット出てないの?Zだとメタルのがあるんだけれど」 それでちょっと調べてみた。 僕はちっとも知らなかったんだけれど………、 刀のヘッドカバーガスケットて………、国内仕様('94年型)で紙からメタルに変更されていたんですね。
昨年、バルクリ調整したとき、
僕がSAE('87年型)のパーツリストで部品番号を拾ってオーダーしたから、
スズキさんてヴぁ、律儀に紙ガスケット出してきちゃったわけw

・左が紙ガスケットで、右が国内仕様のメタルガスケット。厚みがぜんぜん違う。
【GSX1100SAE('87年型)】
11173-49224-H17 GASKET,head cover 3,050円
【GSX1100SR('94年型)】
11173-08C00 ガスケット、シリンダヘッドカバー 2,950円
(※)2014年1月現在の価格。紙のが高いとゆうねw
1100刀のシリンダーヘッドは、初期型('81〜'82年)だけデザインが違うが、
僕のSAE('87年)やアニバーサリーモデル('90年)には、国内仕様('94年〜)のガスケットが問題なく流用できる。
てゆーか、僕も前にメタルのガスケット組んでる。
たぶん、このときはバイク屋が気を利かせて、国内仕様の取ってくれたんだと思う…。
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それにしても、せっかく仕様変更したのなら、
過去のモデルも統合してくれればいいじゃん…、と思うでしょ?
でも、メーカーだってマイナーチェンジの度にいちいち過去に遡って、
旧モデルとの互換性をチェックするわけにいかないものね。
そんなことに気を回すくらいなら、ニューモデルの開発に力を注ぐべきでしょ。
似たような話はカワサキにもある。
バイク屋で働いてる友人がSNSで教えてくれたのだが、
ザッパー系の古いモデルは、ベースパッキンが紙製で出てくるんだそうな。
実際には、ゼファー用の金属製で問題なく組めるんだけれど。
旧車の部品統合で酷いのはヤ○ハ。
まるきしサイズの違う部品がしらっと送られてくる。もちろん返品はできない。
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今回のネタって、ちょっと長く刀に乗ってるひとは、大抵、知ってることだよねえ…。
ま、このHPは基本的に僕の備忘録なんで、役に立たなくても温い目であたたかく見守ってやってください。