Last Update: 2013/04/11 First Update: 2011/02/14

HP休止期間中にやっていたこと

皆さま、お元気にお過ごしでしょうか。
僕はまあ、それなりにやっております。(I'm doing very Well)

刀も元気です。旧いバイクですからトラブルと無縁て訳にはいきませんが。
乗り始めて13年、走行距離も7万kmを超え、不甲斐ないオーナーに悪態をつくこともなく、
(影でときどき愚痴ってたりするかもしれない)
健気に「ずぼげごー」と走ってくれます。

2009年7月から2011年2月まで、実に約一年半の間、HPをお休みしていました。

この度、久しぶりにHPを再開したので、
お休みしている間にやっていたこと(或いはレポートしていなかったこと)を、
さらっとまとめてみます。
ケースカバーとステーターコイルを外すと、
スタータークラッチが現れる。 エンジンに初爆が入る一瞬、
スタータークラッチにかかるバックトルクにより、
長く乗っているとだんだん緩んでくる。 まあ、使っちゃうんだけれど。

2008年7月。エンジンから異音発生(その1)。

ガリガリガリ!!!

クランクケースの左側から強烈な異音。
こんなん聞いたら、ふつうのひとは「あ。エンジン逝ったわ」とマシンの買い換えを検討するかもしれない。
でも、僕は昔、このトラブルを経験している。
原因はスタータークラッチをフライホイールに固定するボルトの緩みで、
ボルト三本締め直すだけで完治します。

3万km以上走っている車両は一度チェックした方が良いかもしれない。
緩んだボルトは、大抵、頭が削れているから、事前に新品を用意しておいてね。
いちばん煩いのはアイドリング時で、走り出すと音が消えるのがこのトラブルの特徴。
UPしようと思ってずっと忘れてたネタです。

あと、スタータークラッチって、実は消耗品なんですよねえ。打痕が生じているのがわかるでしょうか。
結構なお値段がする部品ですが、泣く々々新品に交換しました。

インジケーターの緑とニュートラルの緑が被って、
慣れるまでちょっと困惑。 車載機の登録はバイク屋のお仕事なので、
セットアップカードを見たことがある人は少ないんじゃないかな。 これ見ると、改めて位置を変えたいと思うが、良い案がない。

2009年3月。ETCを着けました。

ORSEに車検証のコピーと申請書を送ると、バイク屋に車両情報を登録したカードが届けられます。
それを車載機に読み込ませて、セットアップ完了。

アンテナとインジケーターの位置が気に入らないとぼやきつつ、
機能的には特に不具合はない(というか便利)し、めんどうくさいのでそのまま使っています。
経年劣化と振動で折れてしまったタコメーターの針もそのままですorz

なんせ、十年以上このスタイルだったものだから、 やっぱりこの方が落ち着く。 外したノーマル管は、
ガレージの隅に吊ってあります。

2009年6月。僅か4ヶ月でノーマル管を頸にして、Techserfuに戻す。
「だーから“無理”だって言ったジャンヨー。結局、集合管の音が忘れられなかったんでしょー?」
飛馬さんのドヤ顔を前に僕はただ無言で微笑するばかりだった。

車種毎にいちいち仕様が異なるのは、
メーカーも試行錯誤しているからなのだろうか。 ナット&ワッシャのセットでせいぜい500円と思ってたから、
高くてびっくりした。と言っても千円しないけど。 ひとりで作業しながら無理に撮影するので、
やらせくさい写真になる(笑)

2009年10月。エンジンから異音発生(その2)

刀の持病であるクラッチロック・ナットの緩み。
これまでは水冷GSX-R750用(左の写真下)のナットを使用していたのですが、
GSF1200用(左の写真上)にしてみました。

GSF1200用のナットにはねじロックが塗布されてる。
ワッシャは厚みがあるスプリングワッシャ。締めると変形して座面に押し付けられるんだね。
価格は刀の同一箇所の部品の3倍以上!です。(でも千円以下)
ライフも3倍以上だといいんだけれど。

カワサキのワッシャもこのタイプで殆ど緩まないそうですが、指定トルクはスズキよりかなり大きめ。
でも、スズキはオーバートルクで締めると、シフトタッチが悪化します。
きっちりS/M指定トルクの59Nmで締めましょう。

エンジンが暖まると(Oilが回る&クラッチ盤が熱膨張して)音が消えるのがこのトラブルの特徴です。

後日談があります。ええ。やっちまいました系の。何と言うか真似しないでね系の。

新旧スプロケの比較。 減ってはいるけれど、使えないレベルじゃない(と思う) スプロケが小径化なので、
チェーンカバーとの隙間が広くてカッコ悪い…。

2010年3月。チェーンとスプロケットを交換。

10年前に530化したとき、扱いやすさと安楽さを求めてややハイギアード化していたのだけれど、
刀本来の加速をもう一度味わいたくて、ノーマルに近い減速比に戻しました。

   620(STD) F:15 R:42 減速比 2.80
   530(前回) F:17 R:46 減速比 2.70
   530(今回) F:16 R:45 減速比 2.81

チェーンは前回と同じくRK GS530XW、スプロケはISAからサンスターへ。
ISAのスプロケの耐久性は素晴らしく、10年間、約4万kmを経てもまだまだ使えそうでした。
他社へ浮気の理由?高価いんだもん…orz

飛馬さんのアドバイスでここから更に小変更。 ケータイに送られてきた完成写真。 アウターチューブがぼろいのも無視する方向で。

2010年4月。クロモリ製強化アクスルシャフト導入。

僕の素人図面を元に、Hu-techでワンオフして貰いました。
素人オーダー故のぽかミスもありましたが、機能的に何ら問題ないので無視する方向で(笑)

アクスルだけじゃなく、それを固定するクランプもワンオフ。ノーマルより厚みを増した形状。
剛性向上を狙って片側の座面がフォークのアウターチューブとぴったり密着するようになっています。
精度はもちろん、仕上げの面取りもすごく丁寧で、ちょうカコイイ!
k島さん、SPECIAL THANX!!!

装着後のフロントの安定感は段違い。いやー。僕まだ19インチで頑張れちゃうな(笑)

かなりまjです。僕なりに。
でも頑張りすぎないよう気をつけてる。 擦り心地が良くて気持ちいいんだ(笑)
これ以上は排気漏れしそうでやヴぁいけれど 同じBT45を履くカワサキ2バルブに
まるきし付いていけなくて口惜しかった。

2010年6月。TSCC走行会 in SLY

SLYは“スポーツランドやまなし”の略です。刀号では十数年ぶり、二回目のサーキット走行。
友人のharabow氏が走行写真を撮ってくれました。
ちょっとビビり気味のライディングフォームだけれど、それほどみっともなくもなくて、ほっとした。
最後に、タイム別で3クラスに分けての模擬レースが行われました。
後姿はやる気満々だけど、リザルトはびりから3番目くらい(笑)

無理して転んで刀を壊したくないからレースをしようとは思わないけれど、
とても愉しかったので、年に一度か二度くらいはサーキットを走ってもいいかなと思いました。


これらのイベント内容は、殆どがBlogにUPした内容と被ります。
でも、Blogってのは結局日記だから、備忘録(整備記録)代わりに使用するには、どうもあまり具合が良くない。

「何時、何をした」じゃなくて、「何を、何時、どうやってした」で検索したいんだよね。

時代遅れだしめんどうではあるけれど、
HTMLぱたぱた叩いて、ふつうにウェブサイトをやるのが僕の性に合ってるみたいです。
例に拠って、たまーーーにしか更新されませんが、
またぼちぼちやっていきますので、宜しく。

もう二年近く、ロングツーリングをしてないよ。
今年こそは、嫌になるまでひたすら走る旅をしたい。

・2009年8月。若狭湾(たぶん)をバックに。

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