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ある晩夏のサーキット遊びのお話。 --- ガレーヂ常備のラジカセで旧いロックを流しながら刀のOil交換をしていると、 ブッチーさんからのケータイが鳴った。(りんりん) 「今日行くー?」 「行くは行きますよー。ライセンスが13日(明日)で切れちゃうから」 「走るのー?」 「(テンション低いけど、)タダ券があるから一本は走るかも」 「じゃ、そっち行くよ〜」 「うぃ〜」 そんな感じで緩々と準備して、現地入りしたのは13時過ぎ。 走らんかもしれないけど行くは行くと、いちおうmixiでつぶやいておいたら、 けんさんや千葉さんもパドックにいるとゆうw
・今期はとうとう14秒台の世界へ行ってしまったけんさん…。
・グラサン、アロハ、キャップがブッチーさんのトレードマーク。
ええ歳こいたオサーンたちの、何故か軽いこのノリが大好きさ。 --- 午前中にライセンス講習があった関係で走行台数が多く14時枠は満員御礼。 コースサイドでけんさんと千葉さんの走りを見学して、ブッチーさんと僕は15時枠を走ることにしました。 ブッチーさん、仕事辞めてセローで一ヶ月北海道を旅してたら、 バイクの乗り過ぎで右腕の腱を剥がしてしまったそうな。 俗に言うテニス肘、いや、バイク肘ですかね。 荷物満載のセローで地元のSS乗りを加齢に(誤字にあらず)ブッ千切るなど、伝説も幾つかこさえてきた模様。 スピード違反も二度やらかして免許に黄信号灯っているそうで、 スロットル開け過ぎですがなw ちゃんとMk.IIに乗るのは久しぶりてことで、僕が先にコースイン。 じぶんより上手くて速いひとが後ろだと緊張するよね! 長雨の影響で路面が汚れているせいか、グリップがあまりいくない。 僕はハイグリップラヂアルのひとに比べてグリップ力に余裕がない中で走っているから、 路面コンディションの変化には敏感です。 例に拠って1、2、4コーナーにウェットパッチがあるけれど、 そんなのは避けて走ればいいだけの話。 問題は、右、右、右…ときて、最初の左となる複合の5〜6コーナー。 進入がブラインドで3速全開で上り切ったあたりから曲がり始め、 下りながら徐々にアールが小さくなっていくとゆう、 袖でいちばん難しくてイヤらしいコーナーです。 ここで工事中の凸凹でも通過しているかのようにフロントが撥ねてしまう。 フロントを抑えようとするとリアが暴れる。 なんだこれ。も一度言う。なんだこれ。 ええと。路面のグリップが良くないときは、どうやって走るんだったっけ? だが、落ち着いて考える間もなく次から次にバックマーカーが現れて、 「如何にして安全に前のバイクを抜くか」という方向へ思考の切り替えを迫られる。 暴れるバイクと格闘しながら周回を重ねるうちに、後ろにいた筈のブッチーさんの背中が見えてきた。 恐らく、腕が痛くなったか疲れたかバイクがトラブッたかで、一度コースを出たのだろう。 だいぶ三味線弾いているなあw (後で聞いたら、案の定、脚が攣ってピットインしていたそうなw) 何度か追付いてはミスったり、バックマーカーに引っ掛かって遅れたりしながら、 ラスト1周、メインストレートのブレーキングでようやく前に出る。 そのままペースアップを計るも、 1コーナーと6コーナーと9コーナーでクリップに付けず大孕み。 うう。カッコ悪い…。 ブッチーさんも軽くスイッチが入ったみたいで、 チェッカーまで真後ろにびた付けされたよw
※このときの様子を後ろから撮影していた方がおられまして…、その動画がYouTubeに上がっていました。リンクだけ貼っておきます。
さぞ邪魔だったでしょう。すみません。そして結末ダサ過ぎ…orz
・ただいまーの図w(けんさん撮影)
「20秒台出てたよー」 「UnReal(まぢっすか)!?」 「(LAPSHOTのログを見せて)ほらー。後ろに付いてた俺が20秒4だから、間違いなく20秒台には入ってるよ」 あんなにミスっていたのに…。 じぶん的には手応えイマイチだったので、そんなんおかしいわて感じ。 消化不良である。 タダ券1本で終わりにする予定が、どーしてももう一本走りたくなってしまった。 (つづく)
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