カタナ月記
Last Update: 2018/06/30   First Update: 2016/11/23

刀で袖ヶ浦フォレストレースウェイを走る パート4

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身内に「たぶん今年ラスト」と宣言していた10/27では飽き足らず、
11/13のおかわりも午前午後間違えるわレーシンググローブをなくすわで消化不良で、
無理矢理休み取ってリベンヂ長袖に行ってきた。

やられるのがわかっていても、
やられたらやりかえさずにはいられないのが男の子という生きもの。
やれるかどうかはあまり関係ない。やらないと収まらない。
ばかですね。おおばかですねw

とはいえ、前回は収穫がなかったわけではなく、走行40台の大混雑の中、遅いバイクを抜って走ることで、
セッティングのヒントを見つけることができた。
僕はこのセットでは上手く走れない。

もっと乗りやすく、もっと開けやすいセッティングにしなくちゃダメだ。

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…というわけで、午前中は軽くバイク弄り。

先ずはブレーキのタッチが悪くなっていたので、ちゃっちゃとフルード交換。
うん。やっぱ引きしろが鈍らになってた。

CR-Mキャブレターもリセッティングする。
サーキットでは悪くない感触のSJ#52だけど、
渋滞の街中でトロトロ走行していると、プラグが徐々にカブってきてしまう。
スターターのリーク症状や点火系の不調にさんざん悩まされた僕にとって、
開け初めの「ゴボ感」は、それが僅かであっても、すごく、ものすごくストレスなのですw
PSを絞っても傾向的にあまり変わらなかったので、
僕のエンジンでは#50の方がよさそう。

ただ、#50は加速に物足りなさを感じる場面があることも事実で、SJを絞る代わりにJNのクリップ段数を1段下げる。
目論見どおりに行けば、開け始めで柔らかくツイて、
開けるほどにスムースにパワーがノってくるようになるはず。たぶん。おそらく。

  セッティング
PS AS SJ JN-段数 MJ CA
変更前 1 1 52 YY6-6 125 3.0
変更後 1 7/8 50 YY6-7
(いちばん下)
125 3.0

このセットは点火系の不具合でバイクの調子が乱高下していたころに一度試して割とよい感触があったもの。
コイルとプラグコード&キャップを新調したとき、
CR-Mキャブレターの出荷状態のセッティングに戻したんだけれど、その後、時間がなくて試せずにいた。
キャブのセッティング変更はホントは同じ日に同じ条件下でやった方がよい。ただ、余暇の都合てモノもあるので…。
(平凡以下のサラリーマンであるじぶんの自由時間は、週に1日あるかないかだから)

スロットルケーブルも再調整。
ポイントは遊びの存在を引き側のみとし、戻し側はゼロにすること。
キャブを車体に取り付けた最初の状態でゼロにしたつもりでも、
ケーブルにたわみがあるせいか、走っているうちに徐々に遊びが増えてくる場合がある。
特にCR-Mキャブレターは低レートのリターンスプリングを使用しているので、
戻し側のケーブルでスロットルをきっちり閉じさせることはだいじ。

調整ねじで1/2回転。0.5mm程度。
気にしなければなんてことないんだけど、気になるならやっといた方がいいよね。
大した手間でもないから。

コース走行の度にキャブ開けてセッティング変更てのは、なんぼ僕でもちょっとめんどう。
そろそろツーリングもサーキットも、ほどよく両立できる落としどころをみつけて、
走りに集中できるようにしたい。

「いやレースキャブなんてそんなもんだし、(公道でもサーキットでも満足するセッティングなんて)無理だよ」

そんな突っ込みが入りそうだけど、別にレースに出ようてんじゃないからね。
第一、僕の走行ペースなんて、ちょっと速いツーリングくらいの感じですよ。



お昼頃に現地入りすると、ちょうど、けんさんが一本目の走行を終えたところでした。
自己ベストの13秒台が出たとご満悦w

けんさんを見ていると、
60近くになっても、バイクの運転は上手くなれるんだなことがわかります。
もちろん努力と才能と情熱があっての話だけど…。
勇気湧いてくるよね!アーンド、自信なくすよね!!w


「いつまでこの遊びが続けられるかわからない。だから真剣。だから全力」


ええ歳こいてバイクしか趣味のない困ったオサーンたちの共通した想いです。
だからこそ、後悔のないように、めいっぱい遊ぶんだよね。


しかしまあ、13秒台は半端ないですよ…。まいりまつたけんさんw



(つづく)

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