2014年5月18日 Club@SRX全国オフ『春の陣』〜アタマのワルイ子一等賞〜編
今回も全国オフは日帰りとなりました。
そりゃ宴会なしはちと寂しいけれど、大人にはいろいろ事情があるのです。

さて、ルートどうしよう。

みんなと走る時間を作ろうと思ったら、朝練に間に合うように現地に着いている必要がある。
距離にして片道約230km。
…となれば、出発は未明。

その時間なら一般道も(大型トラックの存在がちょっと怖いけど)ガラ空きのはずだから、
わざわざ高いお金を払って中央道を用いるなんてばかげてる。

深夜発。都心抜けたら、後は下道だな。


結局のところ、日帰り参加を余儀なくされた時点で、この選択は不可避だったんだよね…。

–––

ツーリング前日は21時前に横になったが、なかなか眠りに落ちることができない。
とにかく目だけは閉じていようと、うつらうつらしながら出発の時を待つ。
3時間程度は眠れただろうか。
もそもそと支度して、午前2時きっかりに家を出る。


Each day living out a lie
Life sold cheaply forever, ever, ever...

Manic Street Preachers - Motorcycle Emptiness


湿っぽい夜風を切り、時速80kmで首都高を流していると、少し切ない気持ちになる。
こんな時間にバイクに乗るなんて、何年ぶりのことだろう………。


昨年(福島man3)じゃねえかとセルフ突っ込みで苦笑いw

Last Update: 2014/6/7   First Update: 2014/6/4

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AM3:30 上野原デイリー。こっち方面走るときの待ち合わせ場所は、昔から何故かここ。
冷え切った身体に暖かい珈琲と餡パンを胃に流し込み、他のメンバーの到着を待つ。
ややあって、黄色いバイクのBSF氏が合流。
「20時間寝てないっすー(テンション高!)」
ほどなくして、レイニーブルーのnakamura氏が到着。
「バイクに乗ってツーリングー。こりゃたまらんらん!(テンション高!)」
関東日帰り下道組は、計3台。

AM4:00 深夜の下道ツーに慣れている(?)nakamura氏が、自然と先導を買って出てくれました。
現地の気温が低いだろうことは予測していたけれど、移動区間も寒いったら!

AM6:20 白樺湖水源荘。途中で休憩1回、しっかり給油も済ませて完璧なペース配分。
酔い醒ましのミネラルウォーターを手に、やる気のない物見高いひとたちが集まってきましたよ。
朝練組は5時過ぎにお山に向かったそうで…。どんだけ元気ですかw

ロビーの奥で密やかに燃える達磨ストーブで暖を取る。
移動中の寒さが堪え、肩の古傷が疼くnakamura氏に湿布を提供するたー坊氏。
車体と共に乗り手のぽんこつ化も進むSRX界を象徴するシーンです。
ほどなくして、霧ヶ峰高原へ向かいますと、いますねえ。アレげなひとたちがw

AM6:50 でたらめに並ぶSRXたち。
背景に公衆トイレ。旧き良きスーパースポーツ。ややお下品なカスタム軽自動車。

蓼科でペンション プリマリオを営むはるる氏が、
足掛け2年かけて魔改造しt弄ってきたSRXを披露してくださいました。
とうとう動くようになったんだ!車検も獲ったンだ!!(※注:意図的なもので誤変換ではない)

一年中涼しいこの土地で、わざわざOilタンクに放熱フィンを増設していたり、
フロントフェンダーやスタビライザーが見たことない不思議形状だったり、
極めつけはサポートを介するのではなく、ステーを新たに溶接しての6podキャリパー化!

歪む価値観、揺らぐ定説。
我が前に道は無し。我が後にも道は無し。
はるる氏のカスタムコンセプト。それは機能美ならぬ『無能美』です。(※注:本人談)

AM6:50 美ヶ原高原。宿泊組は朝ごはんを食べるために宿に戻ちゃったから、
上がってきたのは関東日帰り下道組の3台のみ。
それにしても、ここまで澄み渡った空の下、寒風に凍えることも、霧に視界を遮られることもなく、
ビーナスラインを愉しむことができたのは初めてではなかろうか。

復路は僕が先頭。
とある事情から、ビーナスの下りでnak氏の前を走るのはディフォルト(と僕が勝手に思っている)。
ふたりにとってはもの足りないペースだったかもしれない。
あまりのコンディションに気が抜けて、ヘアピンで突っ込み過ぎちゃったのは内緒w

AM9:30 富士見台で写真を撮っていると、見知らぬおばちゃんが、
「みんな入るようにシャッター切りましょうか?」と声をかけてくださいました。
お言葉に甘え、霧ヶ峰で合流した33氏と4人でぱちり。
逆光で顔真っ黒になっちゃったw

そうこうしているうちにケータイが鳴り、「(宿泊組は)女神湖湖畔に移動しますー」との連絡。
ソロの写真がnak氏だけなのは、ここで慌てて移動したからです。

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