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ところどころに事故の傷痕は残っているけれど、 オーナーも全く予期していなかったそらいろ号の復活。 まだまだ問題は山積み。“とりあえず走れるようにはなった”とゆう報告。
とりあえず試走してみる。 拍子抜けするくらい普通に走ってしまう。 エンジンも相変わらず軽やかに吹け上がる。一月ぶりのバイクは、やっぱり気持ちいい! だが、軽くスラロームしてみると、左の切れ込みがかなり強い。 フロントフォークがねじれていた。修正して再度試走。まだ切れ込む。 曲がったままのハンドルバーも影響しているかもしれない。 もう一度車体をチェックする。 チェーンの遊びががたがたじゃないか。 追突の衝撃でアクスルシャフトの位置が変わってしまっていたらしい。 目視確認の限りでは、前後ホイールも同一線上にないようだ。 間違いなくフレームが歪んでいる。
事故現場の写真を見ると、 タイアのスリップ跡から、相手のクルマがやや右斜め後ろから突っ込んできたことが分かる。 後ろからの衝撃だから、ステアリング周りに影響はないだろうと考えたのは甘かった。 --- …とは言え、ちょい乗りの印象は想像していたほど悪くない。 先ずは、『事故、即廃車』とならなかったことにほっとしている。 それはバイクを手放すパターンの中でも、限りなく最悪に近いケースだから。 もちろん、これでワインディングを走るのは危ないと思うが、 今は、そらいろ号でまだ走れる可能性が残っていることが嬉しい。 車検は来年の5月まで。まだ時間はある。 現役引退までのカウントダウンかもしれないけれど。
【後日談】(2011/02/21) この後、そらいろ号は某所にてフレーム修正を受け、事故の前よりよく走り、よく曲がるバイクに生まれ変わりました。 そのときのフレーム修正については、以前にかなり突っ込んだ内容の記事を書いたのだけれど、 (あまり愉快とは言えない)様々な事情から現在では公開することができません。 ときどき、自分で書いたのをこっそり読み直して「うん、あのときはよくやったよな」と、自分を褒めてあげることはあります(笑) そらいろ号で二人乗りはしません。 折れたシートレールはしっかり溶接してあるから大丈夫とは思うけれど、 万が一ってことがあるからね。 |
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