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◆◇◆

2022/7/3

母に頼まれて、認知機能検査用紙をダウンロードした。
免許更新の高齢者講習で用いられるもので、警察庁のHPから入手できる。
母はクルマのハンドルを持つことはないが、原付は運転する。

軽く目を通してみたけれど、これ、むずかしくね?

この手の検査には向き不向きというか慣れというか、
こう、すっと入れるひとと、そうでないひとがいる。
僕は完全に後者です。

この検査を事前情報なしで受けたら、
アタマ真っ白になっちゃうひと、割と多いんじゃないだろうか。
とはいえ、何らかの事象に遭遇した時、
真っ白になっちゃうひとがクルマのハンドル握るのはどうかとも思う。
今々ならともかく、
とりあえず僕は、二十数年後に、この検査を通る気がしない。

75歳になるのはだいぶ先のことだし、
その歳まで生きている自信も、
その歳までクルマやバイクに乗っている自信もまったくないのだけれど。
実際にその歳になっちゃったとき、
じぶんがどんな考え方をしているかなんて想像もつかないわけで。

◆◇◆

2022/5/6

Go○gleの広告が不快です。

なんぼ拒否しても同じような広告が出て来るから、
アカウントのプロフィール情報からチョイスされているのかもしれない。

繰り返し表示される、
白髪交じりの頭髪、脂ぎった毛根、黄ばんだ歯、まるまる脂肪を纏った腹回りの画像。
そんなん見せられて気分がよい筈ないじゃないか。

そりゃヲサーン既に五十を超えているわけだけど、
染めなきゃいけないほど白髪は目立ってないし、幸い禿げてもいない。虫歯も歯槽膿漏もない。
体脂肪率15%以下とウエスト30インチ(76cm)は何とか死守している。
デスクワーク歴25年の壮年のヲサーンが体型をキープするには、
それなりの努力が必要だ。
(イギー・ポップ化を回避するための注意は別に必要だけれども)

そう。割と努力はしているのだ。
若いころに比べて、同じだけの努力が同じ成果に結びつくことはない。
そのささやかな努力をAdsに無下にされた気になってしまうのだ。

そんなわけでプロフィールの年齢を詐称することにしました。

まこーとは今日から、二十歳です。(を

◆◇◆

2022/5/6

Go○gleの広告が不快です。

なんぼ拒否しても同じような広告が出て来るから、
アカウントのプロフィール情報からチョイスされているのかもしれない。

繰り返し表示される、
白髪交じりの頭髪、脂ぎった毛根、黄ばんだ歯、まるまる脂肪を纏った腹回りの画像。
そんなん見せられて気分がよい筈ないじゃないか。

そりゃヲサーン既に五十を超えているわけだけど、
染めなきゃいけないほど白髪は目立ってないし、幸い禿げてもいない。虫歯も歯槽膿漏もない。
体脂肪率15%以下とウエスト30インチ(76cm)は何とか死守している。
デスクワーク歴25年の壮年のヲサーンが体型をキープするには、
それなりの努力が必要だ。
(イギー・ポップ化を回避するための注意は別に必要だけれども)

そう。割と努力はしているのだ。
若いころに比べて、同じだけの努力が同じ成果に結びつくことはない。
そのささやかな努力をAdsに無下にされた気になってしまうのだ。

そんなわけでプロフィールの年齢を詐称することにしました。

まこーとは今日から、二十歳です。(を

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2021/4/7

最初の緊急事態宣言が発令されてから、ちょうど一年になる。
その前日に起きたできごと。

職場でテレワークを指示されて、
どうせ明日の出勤はないのだからと、
僕は中華料理店で担々麺と餃子を平らげて電車に乗った。
とうぜん車内はガラガラである。
ガーリックスメルを撒き散らしたところで気にする奴は誰もいない。
いい気分だ。
時刻は20時を回っていた。

しかし、電車が舞浜駅に停車すると状況が一変する。
翌日からの営業自粛を控え、駆け込みで訪れたディ○ニーランド帰りの客が大挙乗り込んできたのだ。
車内はあっという間に十代から二十代の女の子で超満員になった。

むっとした熱気にイヤな汗が頬をつたう。
必死で息を殺すが、そんな無駄な抵抗をしたところで効果がある筈もない。
脳裏で「蜜です。蜜でーす!」と叫んでみる。
その声は、もちろん、何処にも誰にも届かない。

別に見も知らぬひとにどう思われたって構わないんだけれどもさ。
ヲサーンは世の多くのひとが思っているより、少しだけシャイな生きものなんだよ。

◆◇◆

2020/11/9

テレ朝のバラエティー系ニゥス番組で、
クイズに答えて溜めたポイントでプレゼントが当たる系の企画があり、
うちのおばあが熱心に愉しんでいる。
過去最高得点は月220ptくらいだったかしら。

尤も、実際に応募したことは一度もないし、
クイズの答えを検索するのはいつも僕の役目なのだが。


iPhoneを借り、Siriを起動して問いかける。


僕:「茨城県の漁獲量日本一は…」

Siri:「位置情報をオンにすると、お気に入りの店の情報などが検索できますよ」

僕:「(カチーン)うるせーよ」

Siri:「わかりました」


Siriすなお。なんだかごめん。

---

一年以上も更新していなくて、じぶんでびっくりしたよ。

◆◇◆

2019/6/30

雨降り過ぎ。


キホン週イチで公民館のトレーニングジム(2時間310円)に通っているのだけれど、
最近、トレーニング中に身の回りがやたら汗くっさくて。
この時期のジムは多少なり匂うものだけれど、
それにしたって、この匂いは、ちょっと酷い。

最初はじぶんを疑った。
オサーンになって体質が変わってしまったのだろうか。
でも、野外で1時間以上ジョギングした後でも、こんな匂いは嗅いだことがない。
梅雨どきだから、洗濯したウェアが生渇きなのだろうか。
それなら着替えているときに気が付くはずだ。
第一、匂い始めるのは身体を動かし始める前で、まだ汗は掻いていない。


ようやくロッカーの鍵が付いたベルクロのベルトが原因であることを突き止めた。


利用者の汗をたっぷり吸っては乾燥することを繰り返し、
饐えた悪臭を放つようになっていたのだ。

かといって、ロッカーに鍵をかけないわけにはいかない。

僕はちょっと考えて、
トレーニング中は下駄箱にロッカーの鍵を放り込んでおくことにした。
おかげで久しぶりに爽やかな気持ちでトレーニングできた。


帰りに下駄箱を開けたときの僕の阿鼻叫喚ぶりを、
そっと想像してみて欲しい。

◆◇◆

2019/6/25

素人ボクシングファンあるある。

「あのパンチ貰ったら、どんな感じなんだろう?」

戯れにじぶんの拳でじぶんの顔を殴ってみたら、
ブチッと音を立てて口内炎が潰れる。
とても痛い。

---

素人ボクシングファンあるあるそのに。

「じぶんがボクサーだったとしたら、入場曲は何がイイ?」

お題を貰って、真っ先に思いついた曲がアニソン。
わりとその。ざんねんぎみのやつ。

---

素人ボクシングファンあるあるそのさん。

「パンチを打つって、どんな感じなんだろう」

軽くシャドーの真似事したら四十肩痛い。



存在がイタい。_ノ乙(、ン、)_

◆◇◆

2019/6/23

職場が移動になりはや9ヶ月。
僕は車窓から海が見えるJR沿線の某IT会社で働いている。
工業地帯の真ん中で、昔も今も、これといっておもしろいものは何もないところだ。

でも、近くに有名なライブハウスがあることを、
墨田のバイク屋が教えてくれた。


「いいなー。仕事帰りにライブ行き放題じゃんよ」


実際の絵図。


ビートの雨に打たれて艶々ぴかぴかになった若いコの波の中に、
仕事と生活に疲弊し打ちひしがれ、力なく俯いたオサーンが紛れ込む。
家路に向かうCommuter Rapid(通勤快速)は、
丸い耳を付けたディズニーランド帰りのカラフルなカップルやファミリーたちが大挙乗り込み、
車内を甘酸っぱい熱気で満たしている。

オサーンはネット通販で購入した安物のBlueToothヘッドホンで旧いロックを聞いている。
ジャンクフードで手軽に腹を満たすように。

ヤニ臭い加齢臭に鼻腔を攻撃されても不服を言えず、
ひたすらこころを閉じて我慢するしかなかった以前の職場よりは、
ずっとよいと思っています。

わりとけなげな僕ですから。(´・_・`)

◆◇◆

2019/4/29

昨年、弟が近所に新居を建てて、
維持費や住宅ローンの返済等、諸々の事情でクルマを手放したため、
ときどき僕のクルマを貸しているわけだけど。


ささやかながら、兄のお願い。


雨の日にクルマを使った後は、
ワイパーのスイッチをOFFにしておいて欲しいのです。

エアコンのスイッチを消しておいて欲しいのです。

できれば、カーステレオのスイッチも。



キーを差して、イグニッションのスイッチを回した瞬間、
ワイパーが元気に動き出し、
コンプレッサーがぱしゅんと音を立て、全開でエアコンのファンが回り始めて、
大音量でアニソンが流れ出したときの僕のざんねんな気持ちを、
少しだけ、ほんの少しだけ、察して欲しい。


いやまあ、ぶつけたりひとをはねたりさえしなければ、
好きに使ってよいのだけれどね。

◆◇◆

2019/3/23

過労で発熱して、都合4日間ぶっ倒れていました。

仕事にこころを蝕まれて自殺とかを考え始めるより先に、
身体の方がアラートを上げて戦闘不能を告げることができるのは、
心技体漏れなく貧弱(コンプリート・ファイター)であることを自負する僕の、
数少ない優れた資質であるように思う。

tin machineではなくthin machine

韻だけ合ってても意味がまるで違う。

病院に行ったとき、内科の隣に眼科があったので、
ついでにとばかりに切らしていたドライ・アイの目薬を処方して貰った。
先月受けた健康診断では0.8-1.2にまで落ちていた視力は、
何故か1.5-1.5になっていた。
寝こけている間に、目だけ疲労から快復したらしい。

でも、本人にはそこまで見えている自覚はない。
担当医によると視力の乱高下はR-eyeによる影響もあるという。


以前は意識せずとも見えていたものが、"見ようとしなければ"見えない。


R-eyeの特徴らしい。


哲学かよ。


◆◇◆

2019/3/21

ある平和な休日。

お昼ごはんを食べに入ったイタ飯屋にて。

右手にフォーク、左手にナイフ。
だけど、パスタのときだけフォークを右手に持ち換えるのは、
マナー的に正しいのだろうか。

ふと、そんなことを考えてしまい、
戯れに左でフォークを使ってみたら、とても食べづらい。

密かに狼狽する僕を他所に、
ひとつ置いた隣の席で、
おばちゃん二人組がずびずばと割り箸でパスタを啜る。
(親切な店なので割り箸が置いてある)

真昼間からジムビームのお代わりを注文してぎゃははと嗤う。
(ふたりとも薹は立っているがそれなりの美人だ)

フォークの使い方如きを気にしてもやもやしている、
じぶんの器の小ささを思い知らされた気がした。

男という生きものは、いとも容易く小さなことで勝手に傷つく。

その傷は世の中に数多ある傷ついたこころと同様、
人知れず音もなく深い水底に沈んでいく。

◆◇◆

2019/3/3

デスクワークによる運動不足を多少なり改善するために、
週末はジョギングかジムトレ(或いは両方)をなんとなくノルマとしている。

自転車でジョギングコースがある公園に移動し、
息を切らさないくらいのペースで、一時間くらいかけてゆっくり走る。
距離にして10〜12kmくらい。


「10km。スゴイね!」


そう言ってくれるひともいるのだけれど、ちっともスゴくはない。

現実的に考えてみよう。
その能力で何ができるかと言えば、
チョイノリ(原付)でホームセンターを訪れて、
クイッ○ルワイパーのリペアシートを購入してくることくらいだ。
チョイノリの方がよほど速い。

人間ができることなんて高が知れている。
努力すれば努力しただけ、がんばればがんばっただけ、僕は無力感に苛まれる。
(基本的な思考がネガティブなのだ)

だからこそ、謙虚に生きたいと思う。
ちょっと何かが思いどおりにいかないからと言って、
かんたんに外へ怒りをぶつけたり、
上から目線でひとを蔑んだりする資格なんてじぶんにはない。

たったこれっぽっちの僕なのだから。

チョイノリはスゴい。
そしてチョイノリを生み出したスズキというブランドの偉大さよ。
世の中にはスズキへのリスペクトが足りない。

まったく以って足りていない。

こころからそう思う。


◆◇◆

2019/2/28

IT系の仕事をしていてヤだなと思うことの一つが、
日本語をカタカナ英語に置き換えた不自然な言葉遣いです。

証跡をエビデンス。
進捗はプログレス。移行はマイグレーション。
回答をソリューション。
そんな具合に。

その都度、脳内置換が必要で非常に煩わしいので、
ふつうに日本語を使って欲しいと思う。

言葉を不協和音のように用いて印象付けることが狙いなのかもしれないけれど。



「ブレストの前にショート行って来る」



さて、何を言ってるんだろう。このひとは。

ブレスト(会議)はわかる。でも、ショートて?


で。5分経っても帰ってこない。


誰ともなくぼそりと言う。


「ラージだな」

「ラージか」

『Laaaaaaaaaarge!(ラアアアアアアヂ!)』
※注:ハモっている。


そこ印象付けなくていいから。
聡明なる諸兄はお察しでしょう。
おトイレのことです。

「ハモる」は、ハーモニーが語源で、調和という意味です。


◆◇◆

2019/2/24

すっかり更新が滞っていますが、げんきですよ。

げんきですよと記しておいてなんだけれど、
僕の持病は偏頭痛です。
年に数回、耐え難い偏頭痛に襲われる。
後頭部に楔を打ち込まれて、がんがん打ち鳴らされるかのような激痛が、
心臓の脈動に合わせて響き渡る。
ただそこに在ることが辛い。
生きているのが辛い。
冗談抜きで、この痛みがいつまでも続くなら生きていることを放棄したいと、
本気で考えてしまうほどの辛さなんです。

ここまで辛いなんて絶対におかしい。
一体、僕の頭の中で何が起こっているんだろう。
地元に偏頭痛専門の脳外科があると知人から聞き、意を決して訪れたところ、
脳の病気は問診での判断が難しいため、
頭部MRIを撮るようにとの指示を受けました。



「Nさん、48歳ですよね」

「はい」

「いやあ。キレイな脳味噌だなあ」

「はあ」

「ふつう、Nさんくらいの年齢になると、
脳のあちこちに小さな脳梗塞の痕跡が残っているものなんです。
それがまったくといってよいほどない」

「はあ」

「MRIは血管や神経だけを映すことができます。
ほら、この画像を見てください。太いなあ。血管も神経もとんでもなく太い」

「それはどういうことなのでしょうか」

「少なくとも向こう20年、脳梗塞の心配はないでしょう」

「で、結局、(偏頭痛の)原因は何なのですか」

「おそらく肩こりです」


「肩こり」


「Nさんはストレートネックですね。
首の骨はS字で繋がっていて、ばねのようにしなることで重い頭部を支えています。
ところが、俯いた姿勢を長く続けていると骨の繋がりがだんだん真っ直ぐになってくる。
ストレートネックはIT系の仕事をされている方に多いです」


「はあ」


「ともあれうち(脳外科)の管轄ではありません」


最新医学による診断の結果、
もの忘れが激しかったり、
記憶力が足りなかったり、
集中力が続かなかったり、
思慮が浅くてそそっかしくてケアレスミスが多くて、
ひとことで言うと僕のアタマが悪いのは病気や疾患のせいではなく、
天然であることが判明してしまいました。

完調にしてぽんこつ。

しかも当初の問題は全く解決していない。

現実がつらい。

◆◇◆

2018/9/13

夏が去っていく。


猛威を振るった暑さも、全国各地を襲った暴力的なまでの豪雨も、
この地で生活を営む僕らのこころに、
理不尽なまでに不平等な傷痕を残して去っていく。


そんな感傷的なきもちに浸っていると、


「ただいま!いやずいぶん迷惑かけたし、もう帰るつもりでいたんだけど、気が変わっちまってよ。
悪ィけど、も少し世話ンなるわ。はーやれやれどっこいしょ。とくらあ!」


とかいって戻ってきそうな気がして。

でも、本当にあいつ行っちまったんだなということに、
ふとした瞬間、気付く、そんな朝。




◆◇◆

2018/2/5

恐ろしい夢を見た。


携帯電話のカメラでポートレイトを撮ったら、
人物の目が勝手にキラキラと大きくなって、
背景にドリーミーでファンタジーなフィルターがかかってしまい、
何をどうやっても解除する方法がわからない。

この間のOSアップデートが原因だろうか。
まったく以って、ろくでもない機能ばかりつけてくれやがって。

ネットで調べても解決方法を見つけられなかったので、
サポートに電話して対処を伺う。

ふだんはそんなことしないけれど、これは夢だから。

ひとしきりのふゆかいでふまんげなやりとりの後、
唐突に電話口で音楽が流れだした。



So friendly lens zooms into the inner you
and it tells the harsh truth

nothing but

(親愛なるレンズは君の内面を暴露する あるのは無残な現実 それだけ)



振り返ると写真の中だけではなく、
現実世界の人間たちまでがキラキラした大きな目をして、
ドリーミーでファンタジーな世界の中で奇妙な作り笑いを浮かべ、
CG的な動きで僕に近づいてくる。


僕は悲鳴を上げた。


そのタイミングで携帯電話のアラームが鳴って目が覚めた。
携帯電話をこれほど憎々しく思ったことはない。


---


おかしな方向へのスイッチが一度入ってしまうと、
なかなか軌道修正できなくなるのが世の中というやつです。
そんなメタファーが夢に示されていたのかな。

久々の更新ですが、まいどこの調子です。

忘れたころに思いがけずアップデートされますが、
たぶんここまで恐ろしい話ではないので、生温いまなざしで見守ってやってください。


◆◇◆

2017/3/5

病院のトイレで水を流そうと思って、
何も考えずに壁にあったボタンを押したら、何ンにも起きない。

あれ。壊れてる?

よく見たら「呼出」て書いてあるじゃんかさ。
そうだ。ここ病院だったよ。


ばたばたばたばた。


うああ。ひと来た。まだ流してないのに。



「どうかしましたか?」

「すみませんなんでもないです間違えただけです」

「そうですか」


水は流れずにヘンな汗が大量に流れましたよ。


このトイレ、水流すのはボタンじゃなくてレバー式でした。
ウォシュレットと暖かい便座と、
もしものときの呼出しボタンまで付いてるてのに、ここだけローテクノロジー。

なんですかいったい。ぷんぷん。
(逆切れ)

◆◇◆

2017/1/10

苦労して身に着けたことはなんとやらと言いますけれど、
僕の場合、辛いこと哀しいことは割と早めに忘れちゃいたい性質で、
なんとか問題を解決した後「ああよかった」てホッとした気持ちだけが印象に残ってて、
苦労した部分は、すっぽりと記憶から抜け落ちてることが多い。

終わってしまったことは変えられないし、
いつまでも引きずっててもしようがないというか。
忘れたつもりでいて、
忘れたころにふと思い出して苦しくなることも、
そりゃないわけじゃないけれど。

よく言えば根に持つことを潔しとしない性分と言えるし、
悪く言えばひとつの意思を持続するだけのメンタルパワーを持ち合わせていないとも言える。
まあ忘れるという言葉からはネガティブな感じを受けがちですが、
忘れられるのは人間の優れた部分でもあると思うんだよね。

持ち堪えたおれ、がんがった。

経験記憶てやつは身体の奥に残るらしいので、
意識の外で苦労したなりの学びの要素が得られているとよいな。


We are all made as an afterthought
Destinied to believe that we are what we are not

Mattew Sweet 〜 Smog moon


所詮僕らは思いつきで造られていて
じぶんじゃないじぶんを信じていくしかないのさ


じぶんなりのやりかたでね。


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