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バンク角対策パート3。今回はサイレンサー編。 パート1:サイレンサー&カットカバー編 パート2:カットカバーカット増し々々編 集合管付けた刀でサーキットを走ると、バンク角不足でサイレンサーの角が削れてしまう。 単純にバンク角だけなら、ノーマル管のほうがむしろ深いような気がする。 フレームぶった切ってアップマフラーにするのが究極だけど、 予算の問題もあって、そこまではできないし、したくない。 ノーマルの最大バンク角てのは「このバイクではその辺で抑えときなさいよ」というメーカーの良心だと思うんだ。 ほんとうの限界はずっと先にあるにしても、マージンとしてとっておきたい気持ちがある。 ホイール換装してハイグリップラヂアル履くならともかく、 僕のは19インチのツーリングバイアスだからね。 (そして、僕レベルが愉しんで走るなら必要にして充分な性能を、今どきのツーリングタイアは持っている) そうは言っても、削れて穴開いてがんがん排気漏れしているマフラーを放置するわけにいかない。 車検のとき、いぢわるな検査官が突っ込み入れてくるに決まってる。 先ずは手っ取り早く、クルマ用のFRP補修キットを使って穴に蓋をしてみました。
革つなぎのバンクセンサーみたいでしょw 外見的にちょっと楽しくて、割と気に入っていたのだけれど、 滑りが良すぎてガリッともジャリッともならないため、接地感が少々掴みづらい。 結果、擦っていることに気づかず、更に倒し込んでしまう…。 また、ごらんのとおり、ポリエステル樹脂の粘着力に頼っているだけなので…。
僅か500kmほどで、熱と排圧に敗けて、剥がれてしまいましたorz こんくらい予想しとけよーて感じですよね。すみません。 でも、試してみないとわからないし、上手くいけばお手軽じゃんかさ。
先の失敗を受けて、日本人の得意分野「カイゼン」を試みたのがこのバージョン。 樹脂の上からドリルで穴を開け、リベットで固定しました。 これなら落ちることはない。削れて穴が開いたら、上から樹脂を盛ってやればいいわけだ。 画像はだいぶ削れて、穴が開く寸前です。 Mk.II乗りのブッチーさんに言わせると、削れた状態の方が(ハッタリが効いて)カコイイらしいw
んで、実際に削って穴開けて、樹脂を盛ったまでがこの状態。 FRP補修て、ここからが結構たいへんなんです。 前のバージョンまでは、鑢とペーパーで表面を滑らかにして、耐熱ブラックを吹いて仕上げていたんだけれど、 そこまでやったら貴重な休みを半日潰しちゃう…。 「どーせすぐ削れっちゃうんだから、穴が塞がってりゃいいや」 性格が、出ましたw すると、某SNSでこの画像を見た旧い知人からこんなメッセージが。 「見ていられないから、うちに送りなさい。気が変わらないうちに早く!」 その方こそ、知るひとぞ知る愛知のFRP職人。THE SIMPLE氏だったのでしたw こんなおんぼろマフラーを預けるのは失礼にあたらないだろうか。 突然の申し出に狼狽しつつも、プロの手練に対する好奇心を抑えることはできなかった。 及び腰でサイレンサーを送り、待つこと一週間…。
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Special THANKS:THE SIMPLE